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【イベントレポ】IRでも顔の見える発信を〜#等身大の企業広報

広報担当者向けのnoteイベント「#等身大の企業広報」を見て、イベントレポートして書きました。

noteはこちら

IRとnoteを絡めるというのは、今一つピン!とこない方がいらっしゃるのでは。私もその1人です。(しかもIR関係の仕事をした経験がないです。)

ですので、IR初心者目線でこのnoteには書き残したいと思います。

【IR(Investor Relations:インベスター・リレーションズ)】
企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績、今後の見通しなどを広報するための活動を指します。
具体的な活動としては、ホームページ上における情報開示や、ディスクロージャー資料の送付だけでなく、決算説明会や各種説明会の開催、工場や施設などの見学会など、企業によっては独自のIR活動を行っているところもあります。

初めてでもわかりやすい用語集(SMBC日興証券)

イベント内容要約

ゲストの方々の共通する課題

  • IRの情報は少々堅いイメージがあり、既存の発信の仕方だと分かりづらい。PRで発信した内容でインパクトで合っても、投資家向けのIR情報として発信をしても響かないこともある。それは、投資家が求めている情報はPRの情報と一部異なるから。

  • プレスリリースとしてIR情報を発信する方法からの打開。"投資家に理解してもらう"ために、投資家をターゲットにしてプレスリリースとは別で発信。

  • noteでIRを発信するというのは、noteのUIが使いやすかったから。


効果的なIR施策:スパイダープラス株式会社の取り組み

スパイダープラスの石田さんのお話が分かりやすかったです。
個人投資家向けIRとして3つの施策を行ったそうで、それぞれ効果が出ているようです。

しっかりコミュニケーションを大切にしたいという思いが伝わりますし、投資家の方々にとっても安心して相談・投資ができるのだなぁと感じます。

  1. 決算説明会を機関・個人同時に開催→(効果)個人株主数が1年で約2800人増加(2022-2023)

  2. 決算説明会の書き起こしを翌日に公開→(効果)セミナー参加者数毎回100名超えに
    例)カバレッジアナリストとの面談内容書き起し公開のお知らせ(PDF)

  3. カレッジアナリストとの1on1議事録を公開→(効果)投資家からのフィードバック増加


IRでもPRでも、"顔の見える"発信

質疑応答の時間で「IR情報の発信のX(旧Twitter)での発信がbotと化している」という質問が取り上げられました。

ゲストのお三方口を揃えて、顔の見える発信を心がけることをアドバイスされていました。

皆SNSで情報を発信していること、上にも書いたコミュニケーションを大切にする、という文脈からも"顔の見える発信"、つまり温度感のある発信をすることで投資家との関係が築けるのですね。


合わせて読みたい

IRの情報がまとまっているnoteマガジン。
全ての投資家にとって、IRがこうして一つの場所にまとまっていると分かりやすいですよね。それぞれの企業公式サイトに飛んでいくより効率的に情報を集められるメリットがあります。

WebメディアのPIVOTが投資家たちを集めて座談会を行っていました。投資家目線でも、PIVOTの1ユーザー目線としてもPIVOTがどこに向かっているのか理解しやすいです。



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