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オウンドメディアは、商品・サービスに対する理解を促すメディアである。 #オウンドメディアカンファレンス イベントレポ

10/27(木)に開催された「オウンドメディアカンファレンス」のイベントレポです。

企業SNS担当者、オウンドメディア編集者の方、またはそうしたお仕事をしたい方におすすめです。私自身、企業SNS担当者として仕事もしているので、とても参考になった部分がたくさんありました。


オウンドメディアを企業は何のために使うべきか?

ゲストの鷹木さん著:「オウンドメディアのつくりかた」という本を読んだあとに参加しました。

オンラインでともに視聴している方々は、おそらくメディア発信に長けている方が多い印象で、私も共感した、よくある悩みがありました。

それが、オウンドメディアを立ち上げる目的が手段化しているということ。


オウンドメディアを運営していれば売れる時代は終わった

一昔前は企業ではなく個人がブログを立ち上げて、友人(オンラインフレンド)に読んでもらうケースが多かったかと思います。主にmixiやアメブロとか。一方で、企業はテレビなどマスメディアで広告を投下していくことで、商品・サービスを認知してもらうことがメインでした。

しかし、インターネット、SNSが発達し「コミュニケーション」をメインで商品・サービスを発信していく必要が生まれ、その「コミュニケーション」の感覚を、広告の感覚と交えてしまうとあまり反応がない、という状況になります。

オウンドメディアも同様、広告のように、こちらから宣伝文句のように宣伝しても反応がなかったり、売上につながりにくいという事情があります。


オウンドメディアを定期的に読む(=購読)している人は、どれくらいいるか?

というTwitterでの質問がとても印象的だったので、私も考えてみました。

私は目的がないと、購読したり会員登録したりしないタイプです。なので、
購読している3社の情報は、下記のような目的で購読しています。

購読したい!と思うきっかけが明確な人は少ないと思いますが、
発信している企業の熱い思いを知ると、応援したくなる方はいらっしゃるのではないでしょうか。



総じて

オウンドメディアが「手段の目的化」にならないように

一度、書き出して整理することは必要ですね。

オウンドメディアは、商品・サービスに対する理解を促すためのメディアである

それは、先ほども書いたように、広告手段だと人に伝わらない(購入されない)という風潮になっているからです。
明らかに「これ広告だ」と思われたら、皆見なくなってしまう。

そうさせないよう商品・サービスへの理解を促すために、時間はかかりますが、オウンドメディアを運営していくのであれば、コツコツ発信をしていくことは欠かせません。


ここで1つ、頭に刻み込んでおきたいのは


読んでもらうにはどうしたらいいか。


を考えたとき、内容を濃く書いても読まれないという現実があります。
それは、TikTokはじめ短時間で人は情報に対し興味があるか否かを判断する習慣がついてしまっているからです。

興味を持ってもらうために、深津さんのお言葉を借りると、会社名を主語にして発信しないことを心がけるべきではないか、と。

そして、継続的に読んでもらう、サイトに訪れてもらうための構成も考える必要があります。

深津さんは「pedia」をつくる、という表現をされていましたが、キリンさんやスマイルズさん、ネスレさんの場合はまた違った方法で、知ってもらうユーザー体験を構築しているのです。


等身大の企業広報


等身大の企業広報



合わせて読みたい

第2セッションで登壇されていた、キリンの平山さんと、スマイルズの花摘さんは、過去に「#等身大の企業広報」でも出演されていました。

花摘さん出演回

平山さん出演回

↑の回は、YouTubeで1度拝見したのでnoteも書いていました。

ほか平山さんご登壇イベント

「となりのカインズ」も注目です。


過去に、ストーリー戦略についても考えていたnoteがありました


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