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私がNetflixにハマった理由 vol.8~「Blonde(ブロンド)」編~

仕事終わりや何も用事のない休日に見ているNetflix。この連載は、Amazonプライムより、オリジナルの作品をたくさん公開しているNetflixが好きだ、という話から始まりました。

過去にオススメした作品はマガジンにまとめています。よければぜひご覧ください。


さて、今回はマリリンモンローを主人公にした「小説」を題材にしたフィクション映画です。

あえて「」をつけたのには、ブロンドの製作陣がフィクションであることを都度強調していたからです。


あらすじ

一言でいえば、マリリンモンローの人生を描いた作品です。

内容は想像以上に重かったのが感想でした。
なぜなら、性的描写、暴力、クスリ…など「18禁」に該当するシーンがほんとうにたくさん出てきます。

ただ、マリリンモンローを演じたアナ・デ・アルマスさんはこの18禁指定を快く思っていないようです。

ちなみに、アナ・デ・アルマスさんはじめ製作陣の方々はかなり撮影に熱意がこもっているようです!


マリリンモンローの生涯

マリリンモンローといえば、ググればたくさん出てきますが、様々なアート作品に出てくるのを思い浮かべるでしょう。

マリリンモンローは第二次世界大戦直後に一世風靡した女優です。
しかも「セクシャル・アイコン」として名声があがった女優。つまり、女性の性を全面に出して様々な作品に出演してきました。

しかし、その人生は幼少期から華やかだったわけではありません。むしろ、幼少期から父親がおらず、母親に育てられるも母親が精神的な障害を患っており、里親に出されたり児童養護施設に預けられるなど「家族」「愛」とは無縁の生活を送っていたとされています。

Wikipediaを見るとかなり長文で生涯が綴られており、想像を絶するような人生を送ったのだろうと推察できます。

そして、なんとも哀しい気持ちになるのは、マリリンモンローの最期です。
睡眠薬の過剰摂取により亡くなった、とされているようですが、その証拠は確実なものではなく、様々な論があります。

私が思うに、マリリンモンローは最期まで「マリリンモンロー」であり続け、自分自身に対する愛を見つけられず、生涯を閉じたのではないかと私は思いました。

🔗あまり深く内容を知りたくない方は、笑顔の写真がたくさんあるこちらの記事でご覧ください。


この作品のテーマが「性」であることに意義がある

マリリンモンローの生涯を踏まえた上で、「Blonde」の監督の話について考えます。

ドミニク監督はウェブメディア『Vulture』に、同作がもし数年前に公開されていたとしたら、「#MeTooが盛り上がっていた当時の絶好なタイミングだったら、そういう内容をすべて表現した作品になっていただろう」と語っている。

https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a39985153/ana-de-armas-marilyn-monroe-blonde-offensive-220513-lift1/

性の多様性について、最近議論が起こっています。
この作品は、今だからこそ考えるべき問いを投げかけてくれていると私は思います。

ただ過激な作品として捉えるのではなく、幸せとはなにか、皆さんご自身の人生をどう過ごしていきたいのかヒントをくれる作品だと思います。


あわせて見たい

よりマリリンモンローの人生を知りたい方や、マリリンモンローの最期の謎を知りたい方は、こちらがオススメです。これを見て私はマリリンモンローに惹かれました。





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