#18眠ることの大切さ ~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~
乳がん手術をして3週間が経ちました。
ようやく体力が戻りつつあるなあと実感しています。
それも、「睡眠時間を増やしたから」かもしれません
規則正しい生活
乳がんに罹患する前から、睡眠健康指導士として睡眠の大切さをお客様に伝えつつ、私自身も睡眠に気をつけて生活をしていました。
・最低でも6~7時間睡眠を確保する
・朝は朝日を浴び、ご飯を食べて体内時計のリズムを整える
・寝る1~2時間前から照明を薄暗くして、PCなども極力見ない
・お昼寝をしたとしても20分以内
・夕方は眠たくなっても仮眠をとらず、動くこと
そんなことを気をつけながら生活をして3年ほど。
おかげで私の睡眠状態は良くなり、寝床に入っても眠れないことが減り
朝もすっきりと目覚めることができていました。
規則正しさを意識するあまり
このリズムが自分にとって「よく眠れて、元気に過ごせる」ものだったので、入院中も退院してからも、できるだけ崩すことなく生活をしていました
入院中はやはり自宅とは違う環境のため、朝は規則正しく起きれたとしても
朝日を浴びることができなかったり、夜なかなか眠れないこともありました
ある意味仕方ないのかなぁと思いつつ、退院してからは、この眠れなかった分をしっかり寝ようと思い
・日中はリハビリを兼ねて家事や日常生活で出来ることをして
・昼寝はせずに
・規則正しく寝て起きる
と頑張っていましたが、退院して1週間くらいしてから急に訪れたのが「倦怠感」です
買い物に行って帰ってくるだけでとにかくだるい
掃除をしたら疲れて横になってしまう
という日々・・・
仕事をしていないからかなぁ、単なる怠けかな
これはイカン!しっかり動いて体力をつけないと!と、また頑張る。
でも途中で疲れる。。。体が重いし傷口も痛いし、腕も上がらないし(涙)
どうしたものかと思い、そんな状態を乳がんサバイバーの友達に相談してみたところ「ちゃんと体力と気力を戻すためにまずは休んで~!たくさん寝て・食べること。私も退院して1週間はめっちゃ寝た~」と。
術後はやはり体が疲れています。
おまけに私は連日で全身麻酔手術をしているし、そりゃぁ回復するのにも体力が要りますよね~。
って分かってるはずなのに、それよりも「早く動けること」に気持ちが先走っていた自分自身に反省。
焦る気持ちを抑えて「まずはしっかり回復させること」に意識を向けてみました
頑張らない時期があっていい
そう決めてこんなルールを作ってみました
・夜は今までよりも30分~1時間早く寝る
・昼間疲れたら、30分程度の仮眠を取る(夜に支障が出ない範囲で何回か)
・リハビリも無理に動かそうとせずに、痛くない範囲で軽く動く
・何も考えない時間を作る
・今は回復半ばだと思って頑張りすぎない
とにかく眠いと思ったらたくさん寝る。
日中たくさん仮眠を取ることは本当は避けたいこと(夜の睡眠の質が落ちることに繋がる)なんですが、術後は状態が違うので、逆にこれが大事なんだと気付きました。
たくさん寝る生活を数日続けたら、
傷口の痛い(熱い)感覚も少し楽になり、何より体力が回復してきたように思います。途中で疲れて動けなくなることがぐっと減りました
嬉しい!!
そういえば、我が家の猫も調子がイマイチ良くないと丸くなって寝てます。
人間も同じで、寝ることで、体を休めることで回復力が高まるんだと改めて感じました。
おかげでずいぶん気力と体力が戻ってきた気がします。
頑張らない時期があるからこそ、その先また楽しく頑張れるのかなとおもったのでした。
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