高いものをありがたく使う人間になろう

こんにちは、高塚アカネです。

わたしは2020年、「読書の秋」のコンテストで、「ぜんぶ捨てれば」が課題図書になった部門でありがたくも出版社賞をいただきました。

「ぜんぶ捨てれば」は私の中では「バイブル」で、何度も何度も読み返してしまいます。

その中で一番この一文が好きだ、と思うのは、

「限りないぜいたくだと思って、（高かった…とか思うものも、使わないのなら、）捨ててしまいましょうよ」

…です。

高いものを使えない症

わたしの中に、「あれ(;'∀')？これほんとに不思議だな」と思うものの中に、こんな「症候群（勝手に私が名付けたものです」があります。

①洗濯がめんどうで着たくない服症候群

わたしの服は選び抜いて「タンブラー乾燥OK」の服だけを集めたんですが、その中でも、「あれ？この服ってなんか着るの嫌だな」と思える服が出てきます。

その多くは、セーター類なのですが、コットンを編んだGAP様のセーターは、便利なのですが、洗濯するとなかなか乾燥に時間がかかって、いつも40分で済むところ、50分回さないと乾かない服、と言うのがあります。

寒い時には便利に使わせてもらっているし、着るんですが、洗うのが次第に面倒臭くなり、登場頻度が徐々に下がっていきました。

その服を着るのは、12月～1月の数回（えらい寒い日）だけ。

そういう頻度が低い服に、最近思っているんです。「これいるか？(;'∀')。」

こういうのをきっかけに、マイコレクション（服バージョン）を見直していきたい気持ちがしております。

②見た目がカワイイ症候群

全く使わないのに、あれだけ激しい断捨離を行ってきたにもかかわらず、生き残った「使わないもの」というのが、実は私にはあります。

一例ですが、

１）インドのおみやげ品
エスニックな雑貨が大好きで、本当に一時期はコレクターでした。その名残で、「シンキングボウル」と呼ばれる、音で空間を浄化して考える時に使う、仏教でいう「おりん」みたいな雑貨などがコレクションされております。

２）花瓶
同じ理由で、エスニックではないんですが、「ボヘミアグラス」が一時期大好きでした。そのボヘミアグラスを収集していた時の名残の花瓶が、使わないのに鎮座しております。

これらは、正直ミニマリストらしからぬアイテム…(;'∀')。捨てる方はソッコーで捨てている、と思います。

ただ何となく残していた、最後の心残り。これを手放す日はくるのか…？と思いつつも、日々ただ、眺めるだけのアイテムとして使われております。

③高いものを出し惜しむ症

そしてこれが、今回の主題です。

どうしても「高かった」と思うものを、堂々と使えない症が私にはあるようです。

この間は、春らしくなってきたので、コートでは普段ダウンを使っていたんですが、春っぽい、デニムか、トレンチのコートを出そう。…と思っていたんです。

デニムジャケットは、普通に洗濯機で洗える、お安めなジャケット。

いっぽうトレンチは、やや高く、クリーニングが必須。

わたしは毎年、保管クリーニングを使っていて、使わなくなったら保管クリーニングに預けてしまうから、何でも使っていい、はずなんです。

でも最終的に、「洗えるしデニムでいいか(;'∀')」と言う選択で、トレンチはまたしまわれた…ということがありました。

高いものをぜいたくに

わたしの中では本当に、「高いものを後ろに回す」癖が抜けません。

高いもの、持っている気がするんです。革のバッグも大好きでもっている。なのに普段は無印良品で購入した、帆布の布バッグ2000円(;'∀')。…とか。

なんでだろう？…と思うんですが、こういう時、ちょっと原因がわかる気がします。

普段の自分の行動が、荒いんです(笑)

布のバッグは、最近昼食を会社に持って行っているんですが、「ランチバッグ」がめんどうで、直に凍った米などをバッグに突っ込んでいました。

結露するから布が便利かな。

そんな思考でしばらく使い続けた無印のバッグは、気づけばちょっと黒ずんでおりました。※無印のバッグは、洗えません。

布バッグだけど洗えないのに、こんなに荒く使えるのはなぜか。安いからだ。

…そう思うと、わたし自身も、お安くなってきているよ。やっぱり。(;'∀')

静かな退職をしておりまして、恐ろしく月収が下がっておりまして、お安くなったなぁ(;'∀')…とは、ひしひし感じていた！

ただ、個人的に、何ですが、「自分を安くみる」のと、「丁寧に暮らしててえらいよね自分！」…という思考では、全く違うものが出来上がる気がします。

無印のバッグが黒ずんできたのをきっかけに、わたしはちょっと思考を入れ替えまして、丁寧にまずメインバッグと、ランチバッグをきっちり用意いたしました(;'∀')。

そしてしまったトレンチを出しまして、（なんとクリーニングのタグがそのままついてた！）しっかり春の装いに着替えたよ。…というご報告になります。

丁寧に

贅沢なものをビビらず使うコツは、丁寧さだと私は強く推しております(;'∀')。

丁寧に持つ！長く持つ！！

そんな、丁寧に自分を大事にして暮らしている女性に、バージョンアップしていきたい所存です。

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素敵になるぞ！（Copilotさんが描いてくれました）

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