基本給(手どり)をベースに、お金に背番号をつけてみた話です
こんにちは、高塚アカネです。
わたしは過去とんでもない浪費家で、大酒飲みで、「宵越しの金は持たない」を地で行っていた時代があります。
食費に美容費が大きい出費でしたが、なにかを欲しいな、と思うと、なんというか、思考がハンターになる。…といいますか…(;'∀')。
この額なら、いける。
どこからそんな確信がくるのか不明だったのですが、計算をろくにしていないくせ、月末になると来る給料日も、月初に来るクレジットカードの引き落としで、残高はほぼ0になる(マイナスにならないだけ)…というマジックのような、綱渡りのような暮らしが長かったです。(本当いつ借金生活になってもおかしくありませんでした)
わたしは本職が会社員なので、毎月の給料額を平たくすれば、そんなに毎月の増減はないといえます(ボーナス除く)。ただ、残業代は増減するので、多少変動して収入が入っておりましたが、入ったら入っただけ、なぜか使い切ってしまう。ぴったり残高は、0。
そんな日々から一転…。
静かな退職
体を壊して、大々的に公表(体を壊した、ということを)しているので「静か」とは違うかもしれないのですが、本職のサラリーマンではありますが、仕事を変えて、勤務形態を変えて、残業0。内勤のお仕事についております。(以前は外勤でした)
この仕事の変化っぷり=「静かな退職」が、わたしに革命を起こしておりまして、「仕事が安定したらお金の使いかたまで安定した」と言う話を今日は、したいです。
残業0で、基本給だけで収入を得るようになっておりますが、この暮らしを半年強ほど続けた結果、「わたしの収入はこの額で固定だな」という額が見えてきました。
この固定された金額をみて、私は強く「この生活に憧れている!!」と思った書籍に、大原扁理さんの「年収90万円で東京ハッピーライフ」があります。
大原さんは生活費をミニマムにし、そのかかる金額を逆算して働いているという方。生活費がざっくり7万円/月なので、7.5万円を稼ぐ=年収90万。これが幸せだ、と言い切っている、すがすがしい作家さんです。
その本を紹介した「中田敦彦のyoutube大学」のあっちゃんがまた面白くて、「あなどらないでね」と動画で語る様子、大好きでした(;'∀')。
そしてその中にも紹介がありますが、かいつまんで、ご紹介しますね。
【お金を擬人化する(…のパートより)】
・あっちゃんいわく、「大事な娘をよくわからんやつに嫁がせないでしょ?」
・あっちゃんいわく、「有名な投資家って、大事なお金を訳の分からない理念の会社に投資しないでしょ?」
・大原さんいわく、「お金は確かに少ないです。でもその代わり、大事に使い道を決めますよ」
・あっちゃんいわく、「浪費家のひとって、収入はやけにいいのに社員にアタリきつい会社に似てる。社員一人一人の顔や性格をわかって、道を決めてくれる会社のほうが、ホワイトじゃない?」
これだ!と思う使い道を決めて、行っておいで、と旅立たせる。
…これだよ!これだよ!!!(;'∀')
わたしはなぜか口座残高0で綱渡りしてきた女です。
どれだけ、ブラック企業の会社だったんだろう(;'∀')。
正直、クレジットカードの引き落としでお金が消えていくので、「何に使ったか」の意識は、ありませんでした。(クレジットカードの引き落とし、という消費をしている気分、、、というか)
収入をあきらかにして、「何に使ったか」がはっきりわかる。
そんな、ひとによっては「…当然のことではないの(;'∀')?」…となりそうな生活の知恵に、わたしは本気で憧れたのでした。
やってみた(実話)
前述したとおりで、収入額はこれで固定だな、という額がはっきりしてきました。大きく変動もないので、最近私がやっているのは、お金(1万円単位)に、「背番号」をつけることです。
背番号、とかっこよく言っていますが、もちろん「通し番号」でもいいかもしれません。もしくは、番号と称した、コードネーム…とかでも(;'∀')。
番号を振られた諭吉(一万円)は、まず固定費(住宅・水光と通信費)で、背番号7番までにあたります。そして8番が、わたしの場合、医療費です。
そういう感じで、9番の使い道はこれ、10番はこれ…という感じでポジションを割り振っていったら、なんだか選手のように見えてきたために「通し番号」ではなく、「背番号」としました。
※中には、面白いもので、11番とか12番のあたりには、「傭兵」というポジションのやつがいます(;'∀')。
これは何に使ってもよくて、毎月はない「美容室」とか、「新刊」(本)とか、いろんな使い道が記載されております。
そんな風に番号と、守るポジションを決めていくと、けっこう最高の攻守がそろうものでして…(;'∀')。
わたしの周りには、少ない金額なんですけど、攻守イイ感じの、野球やサッカーでも出来そうなお金(選手)がそろってきました。
その決めた金額の中から出ないように、工夫して暮らすこと。これが出来れば、わたしにおける「暮らし」は、ゴールだ…!!!…と、最近感激したりしています。
「豊か」のかんちがい
正直、美食(お酒が主ですが)を尽くし、お酒で肌荒れをしているのに狂ったように化粧品を買う、過去の私の姿を思い出すと、「悪役」という感じがいたします(;'∀')。<ディズニー…好きなんですけれど、アースラ、とかそんな感じで(笑)
なんだろう、ちっとも、豊かじゃなかったな…と思うのは、もともとけっこうお金がない学生だったんですが、貧乏マインドがそのままに大人になって、お金の使い方がわからない。…みたいな感じだったことをひしひし感じてしまうんです。
小さくもイイ感じの豊かさを周りに集めたら、健康だわ、おいしいわ、家族には囲まれているわ…。
「豊か」って、こういう(お金じゃない事)のことを言うんじゃないか。
最近ちょっと、悟りを開いたくらいの意識の変わりようにびっくりしています。
◆ ◆
◆ ◆
ここまでお読みくださり誠にありがとうございます。いただいたサポートはnoteの活動に役立てます。クリエイターとして独り立ちする日を夢見て、今後も活動してまいります。日頃のご支援、本当に感謝しております!