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意識がまるで鬼甘だった。「健康」も「学び」も。

〈ひとびとのひび編集長〉
販促物制作会社の1人経営者&プロデューサー&ライター
本業はグラフィック&ウェブデザイン、取材&原稿作成、撮影、イラストなどのご提案をしております。


▷独立後の流れ


過去の自分のようになってほしくないから。
独立志向の社会人ほど、健康と学びの習慣が最大の資産になることをどうか知ってほしい。


2007年、会社員生活にピリオドを打ちフリーランスに

10年間で5つの広告制作会社を渡り歩き、2007年にコピーライターとして独立。新規開拓にも熱を入れはじめていたころ、いきなり「取材」という未経験の案件依頼が。「できません」と言ったら終わり。仕事も売上もこれから最大化していこうという時だけに前のめりで受注。それを機に、インタビュー&原稿制作という取材案件が増えていくことに。

しかしそこで気づかされる己の無知。インタビュイーの周辺情報だけ調べた程度の知識で良い取材はできないことを思い知る。
時事ネタだけではなく、これまで興味のなかった分野にも情報収集・学びの領域を広げていく
まさに知識としての「コネクティング・ザ・ドッツ」のために読書の量と幅を拡充し、現在は「紙の書籍」に加え「電子書籍」、「オーディオブック」も網羅的に活用しながら継続中。


順調なフリー生活だった2009年のある日、「痔瘻」の手術

仕事も軌道に乗り、かつての後輩たちを引き連れて飲み歩いた夜もしばしば。そんな中、たった一度の放水レベルの下痢のせいで、未知の病「痔瘻」を患う。
そう「ジロウ」だ。痔の仲間だがもっとタチが悪い。直腸付近の肛門陰窩という穴に便中の細菌が付着、炎症、化膿するプロセスを経て肛門の外へつづく瘻管というトンネルを作ってしまう病気である。そして手術しないと治らない。(詳しく知っておきたい方は「痔ーWEB」でお勉強ください)

手術後1カ月半は地獄のセルフメンテナンスが必要なのだが、これがシャレにならない。例の肛門付近のトンネルごと手術で肉を切除するため、便をするたびにそこに薬を塗り、ガーゼをかぶせてやらなければならない。自分自身で。
硬い便が出ないよう便をゆるくする薬を服薬しているため、一日に何度も軟便が出る。その度にメンテナンスをする。とはいえ、独立型社会人としては仕事を辞めるワケにはいかない。そんな体でもガムシャラに己の未来を進まなければという一心で仕事を続けた。


下痢一発の恐ろしさに震えた翌2010年、「潰瘍性大腸炎」に

痔瘻の手術痕も落ち着き、メンテナンスからもすっかり解放されていたいつもの朝、突然の下血にトイレで茫然自失。「いや腸内で痔でも切れたんじゃないか」と思い込もうとした矢先の昼食中、かつて味わったことのない強烈な腹痛に襲われ、病院へ。
結果、あの安部元首相の進退でも話題となった特定疾患「潰瘍性大腸炎」とあっさり判明。まさかの持病デビュー。一番の原因は、ストレスとのこと。説得力はあるが論理性はまったくない。「ふざけんな、なんでオレが」。


通院&薬物療法中の2012年、「クローン病」へアップグレード

不本意な出会いをした「潰瘍性大腸炎」と恋人以上友達未満の関係を保ちながらも、なんとか念願の法人化へ。「これからは会社として活動の幅を広げていくぞ」と意気込む中、定期検査の「大腸内視鏡」で見事に腸内症状の悪化(炎症で血が滴り落ちている状態)が見られ、大学病院へ即入院。精密検査の結果「クローン病」と診断される。
※当時の生々しい状況はこちらで紹介しています。(レントゲン写真あり)

入院中の1週間、点滴オンリーの絶食で体重が5キロダウン。激やせの退院後も食事制限が数ヶ月続く。
ところが食べられるようになるとあっという間に14キロ増。入院前の元の体重より差し引き9キロオーバーに。退院と同時にタバコを断ち、食生活を見直し、ダイエット&運動をスタート。
※ダイエットの内容についてはこちらで紹介しています。


不健康生活から脱却すべく「食べる」と「動く」を主役に格上げ

急激なダイエットは減量といっしょ。リバウンド100%と考え、長期的視点で痩せることを決意。どうせムリしても続かないから。
朝は栄養ドリンク(病院処方)だけ、昼は100%ガッツリ、夜は60〜70%の食事量を心がけ習慣化。
さらに2007年から週末ルーティーンだった縄跳び&ランニングが病気続きで長期間中断していたため、再開し筋トレもスタート。栄養と有酸素と無酸素をゆる〜くブレンドした生活に。


急な運動がアダとなり、「頸椎ヘルニア」「ぎっくり腰」を連発

運動を始めてしばらくすると、人生2度目となる「頸椎ヘルニア」に。治療後すぐ首周りの筋力を鍛えるべくダンベルを購入し筋トレを強化したとたん今度は「ぎっくり腰」に。先生にしかられる。
いきなりヘビーなウェイトは禁止。まずはランニングと縄跳びに軸足を置き、筋トレは最小限の腕立て&腹筋から再スタート。


不幸中の「9キロダイエット」「読書量アップ」「取材案件激増」

なんだかんだで「腹いっぱい食わない」「少しでも体を動かす」ことに注力して生活した結果、2年半で9キロのダイエットに成功。
脂肪が減り、筋肉が増えたことで、ムリせずいつも通りの生活で目標体重をキープできています。
お陰様で今も健康に働けているのが何よりの喜びです。

また、紙の書籍、電子書籍、オーディオブックの読書習慣の強化により、遅読な私でも最低月5〜8冊、年間60〜100冊は読めるようになりました。
時事ネタなどの情報収集も含めた学びの拡充効果か、取材実績はすでに300件を優に超え(1案件複数人がほとんどなので人数は数え切れない)、インタビューだけでなく営業トークでも成長を実感できるようになりました。
間違いなく、今の会社運営を支える柱となっています。


こんな私でも、何かお役に立てることがあるかもしれない

長くなりましたが、健康と学びの習慣が資産になると言ったのは、そういうことです。
その実現の軸となった「運動」「読書」ときどき「仕事」を中心に、これまで悩んできたこと、トライしてきたこと、実現してきたことなどを発信しています。

私の発信を通じて、ほんのささいなことでも、なにかひとつでも、あなたのお役に立てることがあれば嬉しい限りです

そう思って、今後も発信をつづけていきます。
興味をもっていただけた方がいましたら、ぜひ追っかけ回してください。


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