『そうだ、ミニマリストになろう。-Day 1: お気に入りしかない家を目指して!』
これまでにも何度か断捨離をやってきた。
なのでどちらかと言えば、我が家のモノの量は平均アメリカ人家庭より少ない方ではないかと思う。もちろん、他人の家のモノの量なんて、たいして知らないのだけれど。
比較的モノを捨てるほうではあるが、それでも「ミニマリストは無理だな~」と思ってきた。子供が3人いるから子供のモノも多かったし、なによりも忙しかった。さらに、ウェブや本で見るミニマリストの部屋にそれほどわくわくしなかったのだ。
ちりひとつ落ちてないフローリングの床に、白い家具、無印良品を使った整理整頓グッズ。
そんなイメージが私の中にあったのだが、これはあまりにも無味乾燥すぎて、「誰が住んでも同じじゃない?」という個性のなさが嫌だった。そこに住む人のセンスが生き生きと出てくるインテリアがないなんてつまらない、と。
だが、ここにきてやる気になったのは、theminimalists.comというpodcastを聞くようになったため。アメリカのミニマリストたちは、日本のようなストイックさはなく、もう少しカラフルで個性ある家に住んでいるように思う。日本の「シンプルライフ」カテゴリーに入るぐらい、かな。
The Art of Letting Go 「持たない生き方のすすめ」(日本語字幕を選択できます)
Theminimalists.comのウェブやTEDを見ていて、30 day minimalist gameなるものがあることを知った。これは、
1日目は1個
2日目は2個
3日目は3個
・・・
30日目は30個
というようにモノを処分していくゲーム。無事30日までたどり着けば500個近いモノを処分することになる。
育児や仕事が忙しくて、自分のことをずっと後回しにしてきたけれど、在宅勤務やコロナ感染を避けるためにずっと家に閉じこもっている今、とりわけ好きでもなんでもない中途半端なモノばかりに囲まれていることが嫌になってきたのだ。
モノの数がどれだけ少ないか、なんじゃない。
自分のお気に入りのモノしかない家に住みたい。
手を伸ばして触れるモノすべてを、自分の大好きなモノ、厳選されたモノにしたい。
それ以外はないという家にしたい。
といわけで、突然、
そうだ、ミニマリストになろう、と思ったのだ。
ゲームの初日に処分したのは、バインダー。中には昔の仕事関係の書類がはいっていました。
Day-1: Binder
ちなみに、私のめざすミニマリストのイメージは、小川糸さん。「これだけで、幸せ」は、バイブル本です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?