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『そうだ、ミニマリストになろう。Day-27: 片付けられる脳、片付けられない脳』

<30日かけて500個近くのモノを処分(主に寄付)する30日ミニマリストゲームを実践中>

在宅勤務になったがために、あちこちで家の改修などをしてるようですが、先週、我が家も、家の壁の半分ぐらいを塗り替えてもらいました。

次男の部屋は、子供たちが小さかったころ、子供三人の部屋だったので、歴史的遺産であるラスコーの壁画X岡本太郎の芸術は爆発だ!の組み合わせで、すんごい超大作が壁に描かれていたんですが、やっと塗り込められました(笑

また、クローゼットの中の壁も塗り替えるため、中に入っていたモノも全出しすることになって、さらに断捨離が捗りました。

BEFORE

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AFTER

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今回は、自分の部屋と、キッチンやリビングなどの共通スペースだけを対象にしていて、子供部屋は放っておいたのですが、結果、次男が彼の部屋から色々放出してくれました。また、長男の部屋の壁は去年改装したため対象がいだったんですが、下二人の部屋が一変したのを見て、彼も模様替えをし、多少断捨離が進みました。

よく「家族に断捨離を共有するな、自発的に捨てるまで待て」と言いますね。それはとっても正しいですが、放っておいても自発的に捨ててくれる人もいれば、何の影響も及ぼさない人もいますね。

私は、モノを捨てられる、捨てられない、片付ける、片付けられないって脳の特徴である程度決まるなって思っています。まったく片付けとは関係がない本なんですが、今脳科学者の茂木健一郎さんの本を読んでいます。「挑戦する脳」より引用。

人間のさまざまな性質を、「脳」の機能を通して解明していく。その過程で、性格や癖のようなものも、「脳」の働きである程度は説明できることがわかってきてしまう。落ち着きがないとか、自分勝手であるとか、あるいは悪意に満ちているとか、そのような人の性格を「脳科学以前」の人間は、究極的にはその人の「自由意志」に帰して説明してきた。だから、心がけが悪いとか、気持ちを入れ替えれば直せるとか、そんな風に評価してきた。

よくADHDの人は片づけが苦手だと言います。うちの長男はADHDボーダーっぽい。もともとそんなにモノがない部屋なので、片付けられなくて汚部屋になるってほどではないですが、服が常に床に散乱してます。忘れ物の多さ(集中力の欠如)とか、落ち着きがなくて瞬間湯沸かし器的に怒り出す(衝動性)とかでも、下二人の子とは全く違う。

「どうしてそうなる!?」と思うことが多々ありましたが、「そういう脳なんだよな~」と思うことにしています。段取りをつけて、ひとつひとつモノを片付けていくその「整理整頓」的機能が弱いというか、ちょっと違うことに脳を使ってる感じ。だから、茂木さんの言うことはよくわかる。

それから、娘は片付けられないわけじゃないですが、とにかくモノを集める傾向があります。アート系が好きなので、大量の画材を持ってます。「これいる?」と聞くと、なんでも速攻「いる!」という返事。

だからって、脳の特性別に、苦手な人は片づけをあきらめろというわけではなく、ただ自分がとるアプローチ法が、別の人にも効くとは限らないなと思います。

そして一番断捨離が伝染するのは、やってる本人が「うきうきして楽しそうにやってる姿」を見せることかな、と思います。「うらやましい・・・」と思わせられたらしめたものですね!

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30 day minimalist game

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Day 26: games, artworks, binders, notebooks, hangers, bags, musical instruments, poster, yellow page

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