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どのSNSに注力するか? ~4つのSNSの起源~

「SNSの起源」を調べてみれば、
そのSNSのカラーが分かりやすくなります。
ひいては自分が力を入れて運用するSNSを
どれにすべきか、見極めやすくなる…。

LinkedIn、X(旧Twitter)、Facebook。
この3つについては、松本 淳 さんの記事を
参考にしながら、先日、記事に書きました。
(本記事の下部のリンクからぜひどうぞ)

本記事ではそれ以外、次の4つのSNSの
「起源」を調べたので、シェアします!

◆YouTube
◆TikTok
◆note
◆Instagram

…さて、読者の皆様はこの4つ、
誰がどう始めたのかご存知ですか?

まず、YouTubeからいきましょう。
3人の男性。アメリカのカルフォルニア州!

◆チャド・ハーリー(1977年生まれ)
◆スティーブ・チェン(1978年生まれ)
◆ジョード・カリム(1979年生まれ)


いずれもPayPal(ペイパル)の従業員だった。
カリムさんによると、
2004年に起こったジャネット・ジャクソンの
アクシデントと、同年のスマトラ島沖地震が
YouTubeを思いついたきっかけだったとか。

彼はネットでその事件の動画を
探したんですが見つからなかった。
無いなら「動画共有サイト」をつくろう。
みんなが投稿できるようにすればいい…!


2005年に創設。
2006年にGoogleに買収される。
現在はGoogleの子会社です。

お次はTikTokです。こちらは中国発。
2016年に中国市場でリリースされた
「抖音」(振動音の意味)の国際版SNS!

「ByteDance」(バイトダンス)という
企業が運営しています。
中国の多国籍企業で、2012年に設立。

創業者は、張一鳴さん(1983年生まれ)。
2005年に南開大学を卒業。
最初はオンライン旅行予約の
スタートアップで働きました。
マイクロソフトなどでも働いた後、
2012年にByteDanceを創業!

アメリカの模倣ではない。模倣しない!
「産業化時代に国際分業があったように、
情報化時代にも国際分業があるのだ」

そんな持ち論で独自色を出します。

その上で、Googleのような
ボーダーレスな展開を目指した。
2017年、米国の「Musical」を買収・合併。
国際版「TikTok」のサービスを開始します。

日本でも2017年10月にサービス開始!
その翌年、2018年には特に
10代、20代へと浸透、流行していった…。

次はnote。株式会社ピースオブケイクが
2014年にサービスを開始しています。
(今では「株式会社note」)

こちらは日本発。
始めたのは加藤貞顕さん(1973年生まれ)。

2000年に大阪大学大学院修士課程を修了し、
アスキーに入社、雑誌の編集に携わる。
2005年にはダイヤモンド社に入社し、
『もしドラ』などのベストセラーを手がけた。
2011年に株式会社ピースオブケイク設立!

なぜnoteを始めたのか?
加藤さんはその理由を
『コンテンツ産業の未来に対する懸念と
出版業界のシュリンク(縮小)による』

と語っています。

「クリエイターのための『街』をつくる」。
それがnoteの主な目的。
出版業界はネット上でのタッチポイントが
分散しているのが課題だった。
「創作」「集客」「広告」「本を売る」。
これらが『別々』の場所に存在し、
あちこちに読者の流れが分散している…。

でも、もしネット上に
『ワンストップ』で「全部」をまかなえる
クリエイターのための本拠地があれば…?

そこに創作物を載せて、ファンが集まり、
SNSで拡散もでき、ビジネスにもなる…と。

最後にInstagram、インスタですね!
アメリカのカリフォルニア州で
ケビン・シストロムさん(1983年生まれ)と
マイク・クリーガーさん(1986年生まれ)

2010年に共同で設立しました。

シストロムさんはスタンフォード大学入学、
イタリア留学するほど旅と写真を愛していた。
27歳の頃、Instagramへとつながる
アイディアを思いつきました。
Googleから転職して、旅を提案する新興企業
Nextstopに在籍していた時のこと。

「旅のロケーションやチェックイン、
現地写真アップなどの確認…。大変…。
一気にまとめて簡単にできないか?」

この想いが『画像共有』のSNS
いわゆる「インスタ」へとつながるのです。

以上、簡単に4つのSNSの起源について
書きました。いったんまとめます。

≪中心で扱うもの≫

◆YouTube:動画
◆TikTok:短めの動画、10~20代向け
◆note:文章、画像、動画、コンテンツ全般
◆Instagram:画像

≪発祥、創設≫(場所と代表的な人)

◆YouTube:2005年~、アメリカ、3人
◆TikTok:2017年~、中国、張一鳴さん
◆note:2014年~、日本、加藤貞顕さん
◆Instagram:2010年~、アメリカ、2人

≪設立の主な理由≫

◆YouTube:欲しい動画がネットに無かった
◆TikTok:若い人向けの動画プロダクトを志向
◆note:クリエイターのための街をつくる
◆Instagram:旅に関わる予定や記録を整理

…読者の皆様はどのSNSを使っていますか?
人それぞれ、強み/弱み、好き/嫌いがある。
ゆえに、力を入れるSNSは一人一人違う。

先日取り上げた3つのSNSも足します。
リリースされた順に並べ替えると…。

◆LinkedIn(2003年~)
◆Facebook(2004年~)
◆YouTube(2005年~)
◆X(旧Twitter)(2006年~)
◆Instagram(2010年~)
◆note(2014年~)
◆TikTok(2017年~)

私は、このうち「3つ」を使っています。
私の発信の場合は「文章」がベース。
①LinkedInに記事を投稿
②noteに記事を転載
③X(旧Twitter)に記事を告知

このルーティンにて運用をしています。

SNSは一様ではありません。
それぞれ特徴と起源が違う。
SNSはツールに過ぎません。
使い手次第のところもある。

自分がSNSを使って何をしたいのか?
主なユーザー層はどんな人たちか?
…どんな効果を挙げたいのか?

そういった「投球術」「選球眼」
折に触れてメンテナンスする必要がある。
その方法の一つが、
各SNSの歴史、過去~現在~未来を
見通すことではないか…
と思うのです。

最後にまとめます。本記事では
YouTube、TikTok、note、Instagramの
4つの起源を調べて紹介しました。

皆様は、どのようにSNSを使い分け、
投げ分け、打ち分けていきたいですか?

※「2024年都知事選」においても、
SNSは様々に使われていましたね!↓

※LinkedIn、X(旧Twitter)、Facebookの
3つについて、松本淳 さんの記事を
参考にしながら書いた記事はこちら↓
『3つのSNSの比較 ~その起源と想いとカラー~』

※note版はこちら↓

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