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茨城県の名物 ~シン・いばらきメシ総選挙~

皆様は何を思い浮かべるでしょうか?
茨城県の美味しいもの、と言えば?

…水戸つながりで「納豆」
…笠間焼で有名な笠間の「栗」
…そう言えば「ほしいも」
常陸牛、あんこう鍋、メロン…?

色々とあるのですけれども、
決定的なものがすぐには
思い浮かばないのが実情、
ではないでしょうか?

そもそも農業県です。
農作物の生産量は、さすがに
北海道には負けますけれども、
常に上位に位置している。
食べ物は、本当に豊富にある。

海があるから海の幸。
山もあるから山の幸。
関東平野で平野の幸。
おまけに「霞ヶ浦」では
ワカサギまで採れたりします。
(湖畔には大きな貝塚もあります。
古来から食べ物が豊富だったんです)

東京にも近いため、いわゆる
「近郊農業」の大都市向けの農業が盛ん。

東京圏のスーパーで売られている食品は、
かなり茨城県産が多い、と思われます。
それゆえに、なかなか
これで決まり!とはならない。
種類が多過ぎて。生活に密着し過ぎて…。

ですが、ついに動いたんです。県が!

「シン・いばらきメシ総選挙2024
~市町村対抗いばらき最強グルメ決定戦~」

が、2024年の10月に開催されます。

本記事では、こちらのイベントと、
「茨城のご当地グルメ」について
書いてみます。

(ここから引用)

『開催目的:
本イベントでは、県内の市町村が
地元を代表する新たな
「ご当地グルメ」で出店し、
来場者等の投票により、
本県の最強「ご当地グルメ」を決定し、
茨城県を代表する新たな
「ご当地グルメ」として、県内外へ
集中的プロモーションを実施します。

本イベントを通じて、
「食」による観光資源の創出と
「食」を通した地域振興

図ることを目的としています。

開催期間:
令和6年(2024年)10月12日・
10月13日・10月14日の3日間

開催場所:
茨城県三の丸庁舎
(茨城県水戸市三の丸1-5-38)』

(引用終わり)

茨城県のホームページには
このように書かれています。

「ご当地グルメ」は全国にありますよね!
この茨城県内版を列挙して、選挙して、
どれが「最強」かを決める、と。

ここで重要なのは
「県内の市町村対抗」ということです。
「食」による観光資源の創出と、
「食」を通した地域振興!
確かに「食」は身近なものであるため、
話題になりやすく、人も呼びやすい。
みんな写メって
SNSなどにアップしてくれますよね。

ちなみに開催場所の「三の丸庁舎」は、
昔、水戸城があったところ。
水戸駅の近くです。
現在の県庁本庁舎は駅の南方面の
少し離れたところに建っていますが、
三の丸庁舎なら水戸駅から歩いて行ける。
藩校、弘道館の近くですね。

さて、どんな料理がノミネートされて
いるのかというと…。

すみません、2024年5月段階では
まだ出揃っていない。
その代わり「市町村別ロードムービー」
がホームページに載せられ、
各市町村が何を出そうか考えているさまが
「プロジェクトX」的な感じで
紹介されています。

というわけで、私が勝手にチョイス、
今現時点で知られている「ご当地グルメ」を
いくつか紹介してみます。
(今回の選挙でノミネート
されるかはわかりませんが…)

◆『あんこう鍋』

茨城県の北の端、北茨城市などでは
あんこうが水揚げされます。
この鍋物が、美味しい!
あん肝の美味しさは全国区ですが、
「西のフグ、東のアンコウ」とも
称されるあんこう、良い出汁が出ます。

ちなみにアニメのガルパンでも有名な
水戸の東の大洗という町では、
「大洗あんこう祭り」が行われます。

◆『スタミナラーメン』

ラーメン、と名前についていますが、
どっちかというと「餡掛け麺」ですね。
レバーやキャベツなどをベースにした
甘辛い粘度のある餡を、麺にかけて食べる。

レバー、というと敬遠する方も
いるかもですが、生じゃないです。
店にもよりますが
揚げてあって餡にからんである。
(豚バラ版を置いてある店もある)
不思議とイケるんですよね。
「茨城のソウルフード」の一つとして、
根強い人気があります。
『スタミナ冷やし』などもある。

◆『ほしいも』

茨城県ひたちなか市には
「ほしいも神社」があります!
ほしいもをこの地にもたらした人たちを
祀ったりしています。
それほど、この地ではメジャー。

あぶってよし、そのままもよし。
何しろサツマイモ。食物繊維が豊富です。
女性人気もめちゃめちゃ高い。
最近では「個包装」のものもあり、
お土産にも手軽に使われたりしています。

◆『モンブラン』

笠間市では栗がたくさん採れます。
栗をペースト状にすれば
美味しいモンブランの原料になる…!
都内の有名店でも笠間産の栗が
使われているところは多いのです。

あまり木の高さが高いと
農作業をする人の負担が大きいため、
笠間市では「背の低い」栗の木が
品種改良され、よく植えられています。

◆『つけけんちんそば』

「けんちん汁」は全国区ですが、
蕎麦と一緒に食べるメニューがある。
蕎麦を、濃いめのけんちん汁につけて食べる。
野菜もたくさん取れてヘルシーです!

◆『奥久慈しゃも』

比内地鶏、名古屋コーチン、
そして奥久慈しゃもが三大地鶏だとか。

「袋田の滝」という名瀑がありますが
その近くの大子町の自然の中で、
穀物や青菜を食べて100日以上かけて
じっくりと育てられます。
低脂肪なのに、肉の旨味がギュッと凝縮…!

◆『ツェッペリンカレー』

霞ケ浦のほとりの土浦市は
知る人ぞ知るカレーの街なんです。

1929年、世界一周を行ったドイツの
「ツェッペリン伯号」が土浦に立ち寄る。
その乗組員に、土浦の食材が入った
カレーを振る舞った。それにちなんだ。
土浦は海軍航空隊の軍都でもありました。
「レンコン」がたくさん採れるために、
レンコンを活用したカレーとなっています。

◆『行方バーガー』

ゆくえ、じゃなくて、なめがたと読む。
使用されているのは、なんと、ナマズ!

行方市は霞ヶ浦に面しており、
ナマズや鯉など、淡水魚の
養殖が盛んなんです。
なお、豚肉、鯉、鴨のバーガーもあるとか…。

最後にまとめます。

本記事では茨城県の
「シン・いばらきメシ総選挙2024」
紹介しつつ、
現在の「ご当地グルメ」を紹介しました。

他にも常陸牛、生シラス丼、水戸藩ラーメン、
たらし焼き、みつだんご、笠間いなり寿司、
那珂湊焼きそば、下館ラーメン、
龍ヶ崎コロッケ、牛久ピザ…。

美味しそうなものがたくさんあります。

さて「シン」のいばらきメシは
この中から選ばれるのでしょうか?
それとも、全く新しいいばらきメシが
選挙をきっかけに誕生するのか?
各市町村の取り組みとバトルに、
乞う、ご期待です。

皆様の地域の「ご当地グルメ」は何ですか?
良ければ教えてください!

※「シン・いばらきメシ総選挙2024」
のホームページはこちらから↓

※茨城のご当地グルメの説明は、
こちらを参考にしました↓

※LinkedInの「地域活性部」に
「茨城県の本拠地の変遷」も
投稿しました↓

合わせてぜひどうぞ!

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