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ハウジングファースト 住まいからはじまる支援の可能性

山吹書店2018年4月18日初版 稲葉剛、小川芳範、森川すいめい編

昨日に続いて、「イキル」を俯瞰するARCA®のおすすめの「支援者支援」のための一冊です。

当方、キャリアカウンセラーではありますが、「最低限の人としての尊厳」は、基本的人権の尊重と共に、安全な社会インフラである、「衣食住」あるいは「意志・職業・住居」に集約されるのではないかな?と常々考えてきました。

着るものがあり、食べるものがあり、住まいがあり、豊かな人間関係があればそれ以外何もいらないのではないかとかの有名な経済学者アダム・スミスも呟いておられたようですが(うろ覚えですみません)、現代日本は、自らの意志(自己決定できているか)も、安定した職業も安心して暮らせる住まいも、根元から揺らいでいるように感じています。

各種エビデンス、データはこちらの本の中にも詳細に書かれているようですので、ご興味のある方はぜひお手に取ってお読みください。

読後感として、一介のカウンセラーごときではどうすることもできないレベルに「厳しい」社会の現実に、祈る思いでできることをやるしかないなと、コツコツとカウンセリング&講座などで「共育」活動の理念をお伝えしております。

慈善事業ではなく、適切な報酬と組織の持続可能性を目的に社会課題の解決を目的に活動しておりますので、詳細、興味がある方は実名とリアルな現場でお話できればと考えております。

noteは、ARCA®の活動を下支えする各種書籍を紹介しております。著述家としての道を歩みだしたばかりのひよっこではございますが、末永く応援いただけますと幸いです。

※ずいぶん前に早朝撮影した富士山です。日本一の山が大好き!

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