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発達障害&グレーソーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる!声掛け変換

あさ出版 大場美鈴著

育児本のご紹介になりつつありますが、こちらも「今すぐ生活の中で使いたい」ママたちにおススメの本。「ママ」を支える「パパ」や、祖父母世代の方にも有効だと思います。

私自身、転妻3人育児をほぼワンオペで乗り切ってきましたが、誰からも理解されない異次元の息子に、手がかかるどころではなく、病むほどに疲弊した子育て。。。

昭和の時代から核家族の中で育ち、自分自身がACでもあり、軽症ではありながらもADHDの愛着障害を有している中、健全な精神力と身体を保ってきましたが、さすがに40歳を超えたあたりから、まずは持病の腰痛ヘルニアに身体を破壊され、連続転勤に疲れた長男の不登校、次男のADHDの爆発、末娘長女の預け先が見つからないという3重苦に加えて、夫の典型的アスペルガーと会社の無理解、支援者ゼロの過酷の環境の中で、頼りになったのは自分の姉でした(笑)

・・・支援者にも支援が必要であり、育児をする働く母親にこそ、「支援」が必要です。身体を壊すまではやらなくてもいいと誰もが言いますが、身体を壊してでも放置できないのが乳幼児であるという認識に立てない人があまりにも多い。

本を読む暇があれば、私は寝たいので、授乳期のママさんにはお勧めしませんし、結婚前の若者や若い夫婦を支える上の世代の人にこそ読んでほしいと思っています。育児の大変さの「現場」が分かると思います。

10月に自著も出しますが、はっきりいって、この国で子供を産むと不幸になります。・・・・そういわせたくなくて頑張ってきましたが、もう限界を超えました。新型コロナウィルス感染症の広がりも、結局、「大人」が命を守る行動がとれていないから、弱い人たち、無力な子供たち、助け手を必要とする母親たちにしわ寄せが行きます。

自分勝手で自分本位の行動は、全くもって慎みましょう。医療機関等で命を懸けて最前線で働いてくださっている多くの方にも間接的に迷惑をかけることになるので、自分本位の幸せだけを願うのではなく、”絶対多数の絶対幸福”を胸に、まずは、過酷で大変な育児を乗り切りたいものです。愛情を伝えることは、本当に難しいので、愛があるなら、「伝わるように」声をかけることが、ポイントですね。

※写真は、筑波山にいく途中で撮ったもの。自然が最も癒されます。「変わらないもの」のそばにいると安心できます。変化の激しい時代の育児に正解はありませんし。

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