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「空気」と「世間」

講談社現代新書 鴻上尚史著 2009年7月初版発行。

副題は、「空気」を読まずに息苦しい日本を生き抜く方法 会社、学校、家族、ネット、電車内ーどこでも「うんざり」してしまう人へ

・・・この本を初版で手に取って、早くも10年以上が過ぎました。鴻上尚史さんにお会いしたことはありませんが、WEB上で人生相談などもされており、劇作家、演出家として有名な方なので、一ファンとして著書をよく読ませて頂いています。

紹介したこの新書はSNS全盛時代に、「生きづらさ」を抱えている自分やクライアントに寄り添うヒントが満載で、私にとっては非常に影響を受けた一冊として7読以上読んだかもしれません。

ARCA®(生きる技術研究会)という小さな研究会を運営していますが、実際に「世間」の「空気」は、どうなっているのか?について、この本ほど明確に答えてくれている本は無いのでは?と思っています。

2020年4月末。「世間」では、新型コロナウィルスの世界的パンデミックが収まりません。一市民としてできることは全てしていますし、教育活動に携わる立場でもあり、キャリアカウンセラーとしての自分の専門性だけではいかんともしがたい現状の中、本当に必要なものは「自己決定」だということを、はっきりと支援者として伝えています。

本を読むと著者と出会います。支援者探しにも役立ちます。

ARCA®(生きる技術研究会)としての自著もようやく10月に出版できることが決まっていますが、動画ではなく、活字にこだわることも、まだまだ必要かもしれないなと思っています。私自身が40代以上の活字中毒のような人間ですので、暇があれば本が読みたくなります。人材育成の専門家でもありますので、「人づくり」に関しても様々情報をまとめています。

noteの使い方もまだまだ稚拙ですが、マイペースで進めていきます。

発達凸凹児3人を一手に引き受けながら仕事と、家庭教育を同時進行するには、自分があと二人ほしいと思っています☆彡

本当は、プロフェッショナルのサリバン先生も雇いたいよ(涙)

発達段階に応じた必要なかかわり方は、千差万別。時と場合と状況ににふさわしい一冊の本を見つけてほしいと思っています。

※写真は高崎山のサルです。福岡に住んでいた頃、ふらりと大分にも足を延ばしていました。人間社会の縮図を、猿山を見せることで、未就学児の子供たちに感じ取ってもらえる「何か」があったかな?と思っていましたが、長男は生物が大好きな中学生に育っています。娘も生き物大好きの優しい子に育っています。次男は、爬虫類が好きなようですけど(笑)

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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