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薬に頼らずうつが自然に消えていく  心の病が癒されるあるがままメソッド

評言社出版 アマラクリニック院長・精神科医 松薗りえこ著

2016年1月初版。心理カウンセラーでもある自分としては、最先端の医療現場の知識も一応頭に入れておこうと思って、気になる一冊として購入したのが2017年(うろ覚え)。

新型コロナウィルス感染症の世界的パンデミックの中、心の不調を訴える人は本当に多いのですが、なかなか信頼できるカウンセラーや医者に会える機会がありませんよね。医者も色々、カウンセラーも色々ですからね。。。

完璧な人間などいるわけがありませんし、デジタルネイティブの人間ならAIカウンセラーに話を聞いてもらえば、機械的に「答え」を得られることの方が多いと思えるのが昨今。

私は専ら「本」に頼るわけですが、やはり「生身」の人を通してのふれあいがないと、心が落ち着きません。実は、気になって、著者の経営する表参道のクリニックまで受診に行ってきました(笑)・・・カウンセラーにもカウンセラーは必要なので、ジムに行くような感覚でちょっとした悩みが生じたときには風邪薬をもらうような感じで受診しちゃいます。こちらの院長先生、素晴らしい方でした☆彡

人の悩みを聞きながら、自分の悩みはそっちのけになってしまいがちな「母親」としての、自分を冷静に見つめなおす機会になりました。子ども視点で考えたら、母親は、自分だけの母親でいてほしいですよね。うちは3人子供がいるので、全員が、「ママ~」って愛情を独り占めしようとやってきます。本当に24時間365日、ここ3カ月は学校もなかったので、名実ともに(夫も含めたら4人の子供がいる感じ・・・。)必死に愛情を注ぎこんできたのですけど、またまた私がガス欠状態です(涙)。はっきり言って「良い母親」を演じ続けるのは疲れます。役割としての「良い親」が、本性ではないので、逃げ場がなくなると、倒れるのは当たり前だと思うんですよね。私も産業カウンセラー資格はもってますので、医療従事者のうちの一人ですけど、ケア労働は燃え尽きやすい。

・・・・私自身はクリスチャンでもあり、実家は仏教徒でもあり、哲学者でもあり、本当に様々な宗教・哲学・東洋医学・西洋医学・行動経済学・芸術文化・の「各専門家」と呼ばれる人たちと議論を重ねて「生きる技術」を研究している研究者でもあります。自分は何者?!というくらい広範囲な役割を演じ続けてきたら、疲れました。

非営利活動、任意活動なので、誰からも文句を言われることはありませんし、できることをできるときに細々とやっている無名の研究会。規模の拡大を目指すつもりもありません。そんなARCA®のメソッドも、間違っていないと自信をもってHPに掲載はしているけれど、まだまだ完成はしていない「プロセス」の一部。

大航海を続ける人生の旅路の中で、壮大なドラマとしての一幕が日々繰り返されていきます。

久しぶりに本を読み返し、著者に会い、「あるがまま」の自分に向き合ったので、紹介しました。支離滅裂な文章でごめんなさい。思いつくままに書いてます。

※写真は、北海道旭山動物園で撮ったもの。著作権や肖像権にひっかからないよね??ドキドキ。

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