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学校、職場、地域におけるストレスマネジメント実践マニュアル

北大路書房出版 坂野雄二監修 嶋田洋徳・鈴木伸一編著

2004年9月初版の本がやはり我が家にはあります。産業カウンセラー資格を取ったときに、購入した本。個人としては2800円+税(当時)ということで、やや痛い出費でしたが、迷わず購入。EAP(従業員支援プログラム)のカウンセラーとしてもボランティア的に関わっていたので、資格取得後の実務経験としてはとても有益でした。

今でこそ、心療内科への敷居は下がってきましたが、精神科へのハードルは非常に高かった2004年。臨床心理士資格を大学院に入りなおして取るのも気が引けたし、病んだ人を対象とする大学心理学よりは、予防カウンセリングとしてのポジティブ心理学を学ぼうと思って、日本メンタルヘルス協会の衛藤先生のところで、公認心理カウンセラー資格を取得しに行ったり学びの旅をしていた時に手にした本。

・・・ARCA®事業活動の記録は10月に出版される本にまとめましたが、専門領域に関する実務知識は、学んでも学んでも深すぎて手に届きませんでした。この、「ストレスマネジメント実践マニュアル」も、私の中では自明ですが、ストレスマネジメントの現場は刻一刻と変化しており、「解決策」は、地道な働きかけの結果にすぎないので、焼け石に水となる現場も多すぎて、「個人的介入アプローチ」では、燃え尽きるだけだということを悟りました。

研究者、学者の立場から見える観点と、現場の支援者として感じる実体験の壁(心理的、予算的、時間的なものetc)は、疲弊する当事者や支援者を傷つけこそすれ、助けることにはならないことも多く見てきました。

なので、今は積極的介入は出来る限り避けつつ、手に届く範囲でできることをできるだけの支援を心掛けるようになりました。

40代ともなると、老練さというか、分別が付くようになってくるので、若気の至りや若さゆえの無謀さとはだんだんと疎遠になっていくんですよね(涙)

翻って我が子たちは、0代を過ぎて、今は12歳10歳の思春期の入り口。血は争えないので、本当に衝動性、多動性、落ち着きのなさなど専門家の前に母親として泣けるしかないギフテッド。ストレスマネジメント介入、我が家にこそしてください!!!!!!って状態で、コロナ禍の折、既に完全在宅勤務状態で2カ月が過ぎております。長男不登校期間の6カ月も長かったので、子どもと共に仕事することには慣れていますが、早朝から深夜まで体力と暇をもてあますヒグマのような男子の有り余るエネルギーをどうやって発散させつつ、健全な青少年を育成すればいいのか、書籍、専門書ではどうにもこうにもなりません。

職場領域、学校領域でのストレスマネジメントが必要な場合もご相談ください。家庭領域は民事不介入ということもあり、なかなか臨床事例が研究し難いのかもしれませんね。摂食障害、発達障害、機能不全家族などのケース紹介などの専門書も持っていましたが、転勤族のため置き場所に困ってかなり売ってしまいました。。。悔やまれます。高かったのに。

・・・ケセラセラで笑いながらやり過ごしています☆彡

笑う門には福来る!!

※写真は2年前の家族旅行で北海道黒岳登頂記念の写真です。男子の発散にはやはり、山か海!・・・今は山登りも止められているのでストレス溜まりまくりです(涙)

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