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秋の味覚に潜む力(さつまいも編)

こんばんわ。Hisα(ひさ)と申します。
季節はすっかり秋ですね。


今回は、食材栄養シリーズということで、秋の味覚の一つ【さつまいも】について書いていこうと思います。


(※さつまいもパンを作ってみました。よろしければこちらも、ご覧ください。👇)





ビタミン・ミネラルが豊富な野菜

さつまいもの主成分はでんぷんなどの糖質。加熱しても壊れにくいビタミンCが多く含まれるほか、ビタミンE、β-カロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維も含まれる栄養価の高い野菜の1つと言われています。
また、皮には抗酸化作用があるポリフェノールが含まれるので、皮ごと食べることがオススメです。


さつまいもは、根の部分を食用としており、土の栄養を集めることができるため、痩せた土地でもよく育ち、句作や飢饉などの際の救済食として重宝されています。


【保存方法】
・新聞紙に包んで段ボールなどに入れて、冷暗所で保存。(※冷蔵庫での保存は低音障害を起こすので、保存の際は気をつけるポイントです。)


【種類】
〜ホクホク系〜
◆紅あずま、鳴門金時;ホクホクとした食感が特徴。

〜しっとり系〜
◆安納芋;濃厚な甘みとしっかりとした食感が特徴。

〜カラー品種〜
◆黄金千貫;水分量が少なく、サラサラとしている。



ダイエットにも使える食材

さつまいもはエネルギーが高いイメージがありますが、ご飯と比較すると


・ご飯1杯(150g):約250kcal
・さつまいも(150g):約190kcal


ご飯よりもエネルギーが低いのです。そのため、ご飯の代わりにさつまいもを食べれば、エネルギーを抑えられることができます。(腹持ちもよくて、満腹感も得やすいですね。)
さらに、血糖値の上昇速度を表したGI値を見ると、


・白米→84
・ふかしいも→約50
・焼きいも→100
(※GI値は、食後血糖値の上昇度を表す数値で、値が高いほど血糖値が急上すると言われています。)


となっており、血糖値の上昇が遅い方がインスリンの分泌も抑えられるため、ダイエットをするなら蒸したさつまいもがおすすめです。
焼きいもは、調理の過程ででんぷんから麦芽糖に変わり、甘みも増してくるので、その分血糖値も上昇しやすくなるのかもしれないですね。食べすぎには注意です。(おいしいんだけどね~…)



さつまいもにのでんぷんは腸内環境を整える

さつまいものでんぷんは、「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」とも呼ばれ、消化されにくい特徴があります。この難消化性でんぷんは、小腸内で消化されずに大腸まで届き、善玉菌の餌となり、食物繊維と同じように腸内環境を整える働きがある。なので、さつまいもには


・便秘解消
・ダイエット効果
・血糖値の上昇抑制効果


などが期待されています。




本日はここまで。
さつまいもについて、まとめてみました。

・ビタミンCや食物繊維が豊富な野菜。
・ダイエットで食べるなら、蒸したさつまいもがおすすめ。
・難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)で腸内環境を整える。

今の時期なら、スーパーでも安い価格で手に入るので、ぜひさつまいもを食べてみてはいかがでしょうか。



〈コラム〉
〜自宅での焼き芋の作り方〜

①洗ったさつまいもを、濡らしたキッチンペーパーで包んで、ラップを巻く。
②600Wで1分間加熱し、裏返してさらに1分加熱する。
③解凍モード(または200W)で裏表7分ずつ加熱する。

(解凍モードにより約60〜70℃で加熱;β-アミラーゼという酵素を働かせ、でんぷん→麦芽糖に変化させ甘い成分に変えます。)


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