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「知らないと損する年金の真実」 大江英樹著

「知らないと損する年金の真実」 大江英樹著

年金に対して知らなかったこと、誤解してたことについて、大変勉強になりました。
・年金は保険であり、引退後の日常の生活は大部分を厚生年金の給付金で賄えること、そして足りない部分はNISAやiDeCoで補えばいいこと。
・日本の年金は破綻しないし、就労者と非就労者の比率で比べると、働き方改革で昔よりも改善していること。

引退後の具体的なケース事例も掲載されていて、自分の引退後の生活をイメージすること

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「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン

「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン

スウェーデンでベストセラーとなった作品。

著者ば精神科医でうつ病、睡眠障害の患者と接する中、自分自身がスマホにかなりの時間縛られていることに疑問を持って、その関係性について、実験データを基に、人間の脳がデジタル社会に適応できていない点を紐解き、その解決策を提示している本です。

感想としては、データを使っていてとにかく分かりやすいし、改善する方法を明確に示している点が高評価でした。

あのスティ

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「ぶっちゃけ相続」 橘慶太

「ぶっちゃけ相続」 橘慶太

相続について考えるきっかけがあったので、本屋で購入。

誠実に一から相続について、税金について、贈与についての悩みを解決してくれました。

ちょうど今FP1級を勉強しているところだったので、その復習にもぴったりでした。実際の事例から聞くと勉強になります。

なぜ不動産が節税になるのか?

名義預金の考え方

特にこの2点が印象に残りましたね。今後困ったときはこの本を読むことになりそうです。

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」 森岡 毅

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」 森岡 毅

タイトルの通り、USJの話が主ですが、それ以外にも為になる話が盛り沢山な一冊です。

経営資源で何が一番大切なのか

目的と目標の違い

戦略と戦術の違い

戦略が悪いと戦術がいくら良くても最悪な結果となること

消費者が本当に欲しいのは、ドリルではなく、ドリルで開ける穴であること

自分の強みを探すときに他人の能力と比較するな

以上、本書における印象的な言葉をピックアップしました。

今年読ん

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「嫌われ松子の一生」 山田宗樹

「嫌われ松子の一生」 山田宗樹

松子さんの人生は、少しのボタンのかけ違いだったのかもしれない。

その生き様は妙に生々しくて、親近感が湧いた。

根が真面目で純粋で素直な人なんだと思う。

修学旅行での窃盗の件に対する対応、龍君が再度捕まっても出所まで待っていたことなど。

人生いくらでもやり直しは効くけど、踏みとどまって堪えて立ち向かっていく場面が必要だなって感じました。松子さんはそれが出来なかったんだなって。

映画もあるよ

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「実践! 1on1ミーティング」 本田賢広

「実践! 1on1ミーティング」 本田賢広

日本経済新聞出版より、2021.3.15に出版された文庫本です。

「過去のリーダーの仕事は命ずることであったが、これからのリーダーは聞く、尋ねることが重要になる。」

そのための「1on1ミーティング」だそうです。

実践とタイトルにある通り、段階を分けて丁寧に1on1ミーティングの手法を解説してくれています。目線も上司や導入する会社の目線です。

これ使えるなって思ったのは、評判が悪い部下に対

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「SDGs入門」 村上芽・渡辺珠子著

「SDGs入門」 村上芽・渡辺珠子著

昨今、ニュースでも取り上げられるほか、企業においても取り組みが進められているSDGs。

その概要、ESGとの違い、自身が勤めている会社でSDGsを進めるにあたっての考え方などを教えてくれる名著です。

200Pほどの文庫本で、難しい言葉や表現は使っていないので、さくっと読むことができます。また、今後SDGsについて考えるタイミングが来たときに参考になる本なので一冊持っておくと便利だと思います。

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