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【東京4年目レポ】田舎の大分から、家族3人に上京してみて分かったこと

「東京」──賛否両論ある街だと思います。上京を夢見て来たはいいものの、心身ともに参って地元に帰ってきた人を沢山みてきました。

でも今の僕は、東京が好きです。そこで今回は「3人家族、東京暮らし」で感じたことを綴ってみたいな、と。

いろんな変化はあるのですが、一番の収穫は「視野が広がったこと」。地方では磨けない感性を、東京では磨けたのです。

もちろん酸いも甘いもありますが、幼少の頃からこの空気を吸えるのは、僕は羨ましい限りです。

子供の受験。親が本気だから子も向上心が高まる

今年5歳になる息子がいます。

小さい頃からより多くの人関わり、学んでほしいという想いから、小学校受験に向けて受験塾に通わせています。

これは決して建前ではなく、受験の合否はどっちに転んでもよくって。

息子には「挑戦」の大切さを知ってもらいたい。そんな願いから一緒に目指すことにしました。

塾での学びは息子のみならず、大人になっても考えさせられることが多々ありました。気になる方はぜひこちらをご覧ください。

同じくお受験を目指す親御さんとお話しを交わすなかで驚いたのは、子供の将来を本気で考えていたということ。

大人が本気なので、必然的に子供の向上心も高い印象がありました。

「近所の学校に行かせればいいんだよ」。僕が育った環境ではこういった価値観が浸透していたので、この向上心の高さに触れられてよかったです。

東京に来て、まさかの新規事業を開始

当然、仕事での変化も大きかったですね。

まずは経営者との出会いが増え、優秀なビジネスパーソンから刺激をもらうことが多々増えました

東京に来て、太陽光発電事業も進み、サウナ事業にも進出。大分にいた時は、まさかサウナ事業にも足を踏み入れるなんて、思いもしなかった……。

よく「東京は競争が激しく、日に日にしんどくなる」と嘆く方もいらっしゃると思います。僕もその気持ちはすっごくわかる。

新卒時代、野村證券で働いていました。日々に忙殺され、いつまでここで戦わないといけないんだ、と落ち込むこともありました。

そこから父の会社を譲り受け、なんとか踏ん張って来た甲斐あって、東京に来ても「まだまだこれから」と上を向けるように。

僕なんかよりもすんごい人がわんさかいる東京。なんとか喰らいついていきたいものです。そのエネルギーをまだ持ち合わせていれて良かったな、という認識でしょうか。

東京が家族との距離を近づけてくれた

これまで「教育」と「仕事」でお伝えしてきましたが、「家族との時間」にも大きな変化がありました。

以前こちらのnoteでも書いたのですが、つい3年前まで、自分が柳井工業と深く関わらないと回らないと思い込んでいたのです。

今まで「自分がいないと仕事が回らない」と思っていたのですが、決してそんなことはなかった。(中略)任せるって本当に大切なんだなあ、と。現場から離れることで、自分の時間が増え、ようやく家族との時間が増えました。

でもそれは違ってて、頼れるメンバーに託せば回りました。だからこそ今は、積極的にメンバーに頼って、家族との時間を大切にしています。

息子の出産に立ち会えなかったとき、とても後悔しました。あえて地元と現場を離れ東京に来ることで、ここにしかできないことに注力できた。

うん、僕はまだまだ東京でやるべきことが沢山あるようです。

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