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凄み【普通のサラリーマンがオタクを目指して頑張る(?)日記(240日目)】

こんばんは。


今日でようやく、一つの作品の感想文を書けることとなりました。


今更何読んでんだって感じでもあり、巷に相当深くまで考察しているようなブログなり文章なりもある中ですが、僕にとっては人生で、一番最初に認識した「ラノベ」作品でもありますし、(今回はコミカライズ版ではありますが)ようやく読むことができたので、自分のための記録という意味で書き残しておきます。

なので深い考察とかではなく、あくまで感想文なので、悪しからず。


※念のためですが、以下ネタバレになりそうな部分もあるので、一応注意です※



さて、ここから書いていこうと思いますが、まぁまず一言感想を述べておくと「面白難しい」という感じでしょうか。


特に「消失」以降の時間の行ったり来たりする流れは、とても面白かった一方、着いて行くのに必死でした笑

僕の性格的に、こういうのを自分の頭の中で納得できるまで繰り返し考えてしまうので読むのに時間がかかってしまうんでしょうね…

(というか、あれを1回目で完全に理解できた人なんているんでしょうか?笑)


結果として、消失以降の物語は3回くらい読んでようやく「なんとなく分かったかな…?」というレベル感でした。


ただ、話の流れが分かれば分かるほど、「じゃあこれってどういうこと?」「どういう感情でこの行動を取ったの?」みたいな疑問が次から次に湧いてきて、考えさせられた作品でした。

と、言うかマンガを読んでいてここまで脳みそをフル回転させたのはデスノート以来だと思います。

生半可な気持ちだと、読破することが叶わない作品だと思います。



作品全体で感じたのはこんな感じですが、やっぱりマンガ版ラストの「驚愕」は全般的に展開も早く、且つ内容も濃密で、一番好きなパートです。


何が好きって、一番最初に読んだ時に「あれ、これパラレルワールドみたいになってない…?」と、はっとした時のあのすっとした感じ。(擬音ばかり笑)


あの爽快感から、その後ハルヒと言う主人公がほぼ、事件の最終パートまでは関わってこないまま進み、最後の最後で良い感じに登場。

…本当に感覚的なんですが読み終わった後に「ふーっ…」と余韻が残る感じは何回読んでも気持ちいいですね。


後は、登場人物(主人公であるキョン以外)のほぼ全員の腹の内が、結局最後の方までほとんど分からない感じも、読者の側に結論を委ねている感じがして、妄想・想像がいくらでも膨らみます。

(結局ハルヒはキョンに対して恋愛感情あったの?長門が徐々に人間っぽくなっていった過程には、詳細を見るとどんな現象があったのか?…など)



そしてやっぱりみくるさんは最後まで可愛かった。と同時に最後まで謎が多すぎるキャラクターでもあった。その辺りがあって人気がそんなに高く無いんだろうなーと言うことも何となく分かりました笑

やっぱりキャラとしてはっきりしている方が感情は移入しやすいですもんね。

みくるさんは結局最後の最後まで何が何だか分からんキャラクター1位だったかもしれないです。

それを言うと、SOS団全員、何が何だか分からんキャラであった事に違いはないと思うのですが笑、その中でも特に分からんかったですね。



そろそろまとめに入りますが、兎にも角にも、この作品が人気と言われる理由が分かりました。

章丸ごと伏線みたいな大胆な作り。

謎が多く、読者に判断が委ねられるような個性的なキャラクターたち。

所々挟まれる学園物っぽいイベントの数々。

子供心をくすぐってくるド派手なバトルシーンもあり。

キャラクターも可愛い女の子が多い。

etc..

人気になりうる要素がありすぎて上げ切れないですが、それくらい大作・名作だと思えました。

そして、こんな作品がまだ未完と言う可能性も残しているという笑

僕も完全にファンになってしまいましたが、この壮大な物語をどう言うふうに結論付けてくるのか、続報を引き続き待ちながら、きちんと原作のラノベ版も読んでいきたいと思います。


と言うことで、本当に自分の感想をつらつらと書き残したと言う感じですが今日はこの辺で。


次に読み進めるマンガは明日のnoteで書こうと思います!

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