心理学講座⑧ 「希少性の原理」
自分だけが知っているという情報の希少性
世の中に出回る数が少ないほど、価値が高まることを希少性の原理といいます。
(ダイヤモンド、ゴールドetc)
ありふれたモノでも希少性を高めるテクニックがあります。ある商品を買おうか迷っているお客に、「この商品、実はタレントの●●さんが使用してます」とナイショはのように伝えるのです。
この情報を伝えることで、商品の価値が少し上がると感じられるでしょう。情報そのものが持つ希少価値が商品に付加価値となります。
もちろん好きでもないタレント、有名人だったら付加価値は低いかもしれません。しかし、少なくとも一部の有名人が愛用すると情報の価値は上乗せされます。
閉店セールも希少価値を高める方法です。その店で買える機会がもう訪れることはないと思えば、買いたくなるはずです。
上野のアメ横では頻繁に、店によっては一年中閉店セールをしてるところもあるので、希少性はあまりないと感じます。ただ、あまり訪れない、地方からの方や外国人には効果があるかもしれません。
希少性の原理=少ないものほど価値が高まる
金やダイヤモンドの価値が高いのは、見た目が美しいからというよりも、世界での総量が少ないから。ビットコインも総発行量が2100万枚なので、日本人でさえ1人1枚保有できないため、1枚保有するだけでも大変なのです。
ビットコインなら将来的にはより値上がる可能性があります。
限定公開で希少性を演出することには効果があります。
Youtubeのプレミアム公開やAmazonプライム・ビデオ、Netflixなど動画配信系のサービスでは、会員になることで限定的にサービスを受けることができます。
今日のビジネスにおいては、情報に対して希少性を持たせることで視聴者、読者に価値を提供する方法が有効になっています。
その時代にあった希少性を見つけることで新しい価値あるサービスが生まれていきます。
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