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#60久柳のロゴが誕生するまで➁
こんばんは。
袈裟や仏具の企画販売することを通じて豊かなものを拡げていきたい
久柳-くりゅう- の 昌子久晃(しょうじひさてる)です。
こちらの続きになります。
新しく立ち上げる店の「キャラクター」が出来上がってきていました。
ペルソナは?芸能人で例えると?色々細かい設定をしました。
屋号はまだ決まっていません。
結構悩んだ記憶があります。
中川さんにも案を練ってもらっていたのですが、なかなか出てきませんでした。
ある時、色から逆算するのもいいなぁと思いました。
思い立ったのは寝る直前だったと思います。
色は私の仕事では結構重要なファクターとなります。
私自身も色合いなどを考えることは結構好きです。
こちらの書籍を参考にしました。
仕事でも色見本帳として多用している本でした。
目に留まった色がありました。
「柳色」やなぎいろ
です。
なんとなく降りてきた感じでした。
翌朝、デザイナーの中川さんにチャットで連絡をしました
↓
屋号を考案するにあたり、
「柳」に少し興味ありです。
まず「柳色やなぎいろ」という色がきれいだなぁ
と思いました。
柳色⇒#ADB445
コピペでググったら色が見れます
柳の花言葉についてはネガティブ含めて色々あるのですが、
「柳」全体の花言葉としては、
「従順」
「自由」
と真逆の意味合いながら、両方僕が大事にしたい概念です。
ネコヤナギの花言葉は「努力が報われる」 だそうです。
久柳
ひさやなぎ hisayanagi
くりゅう kuryu quryu
(中略)
柳の木の画像をいくつか見ていますが、とてもきれいですね。 ひさやなぎは語呂がちょっとなので、「くりゅう」が今のところどうかなぁと思っています。 柳色のイメージ、中川さんの中で今まではなした内容から、考えられるイメージと離れていませんでしょうか??
中川さんからのお返事はこちら
柳色のトーンは合っていると思います。長谷川さん※とも離れていないです。
(※新店のキャラクター設定を考えるにあたって、俳優の長谷川博己さんをイメージとして設定していました)
彩度も高くなく、上品さもあります。
屋号、事業称号に関して、おそらく昔の日本では縁起を担いで決められていたと思います。昔のロゴマーク(紋)集を見てもそうでしたので、その決め方も素敵です。思いを伝える、裏側のストーリーを伝える、100年続く企業を目指す時にオーナーの思いが伝わる名称が良い、と考えていました。それを象徴するものが柳というのは、しなやかで折れないしょうじさんらしさも感じられます。
また、木曜日にお話しようと思っていたのですが、ついでお伝えしようと思います。
名称を考える際のキーワードに「デザイン」があったと思います。
これを和のイメージに落とし込んだ時に、企画や設計、製作所、など色々考えたのですが、親しみやすさが強く、少し上品さにかけるなぁと色々会社名を探していたところ。
お菓子屋さんで、菓匠禄兵衛(かしょうろくべえ)さんという会社があることに気づきました。
お菓子屋さんでまれに「菓匠」という言葉を使われるところがあります。
それをデザインに当てはめると「意匠」となります。
これは使えるな、と考えておりました。
私は、そのまま
「意匠久晃」と考えていましたが、「意匠久柳」、もしくはそこから発展して、茶を嗜むように文化や技術に触れてほしいという思いから、「意匠久柳庵」とかの展開もよいかな、と感じておりました。
このあたりまだブラッシュアップできそうですので、木曜日にゆっくり話せたら、嬉しいです。
本記事書くにあたって、過去のスレッドを読み返していたのですが、懐かしいですね。こんなことも考えていたな、と。
やんわりとですが、
「久柳」の屋号が誕生しつつある時でした。
いよいよ、デザイナー中川さんの本領発揮。
ロゴが産まれます。
つづく。
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