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繰り返し繰り返し何度もやってしまうこと ~ 「Do It Again」スティーリー・ダン

繰り返し繰り返し何度もやってしまうこと

夜中のお菓子
休日の3度寝

わかってはいるもののやってしまうこと

そんなことを考えたら、あの日のビックリマンチョコの記憶がよみがえりました。

その昔、昭和も終わりに近づいたころ。ビックリマンチョコは絶大な人気でした。ウエハースタイプのチョコ菓子にシールがついていまして。このシールには天使、悪魔などの種類があり、稀にヘッドと呼ばれるキラキラシールが当たる構図。このヘッドシールは希少性が高く、人気の的になっていました。コレクターの収集欲を喚起するにはばっちりの手法だったんですね。

*プロ野球チップもそれに類しますが、野球カード自体は別でも買えるわけなので、あの日のビックリマンの人気には敵うことは無いと思われます。

さて、そのビックリマン。1箱数十個。そのうちヘッドが1枚あるかどうか。そんな確率だったようですね。というのも、箱買いをする輩が頻出していたからで。箱買いしてシールだけを抜き出し、お菓子を友人に配る輩も頻出。でもなぜかそういう買い方をしている輩にはヘッドは当たらない。

箱買いの悲哀がそこに在りました。

でも、その一方で、たまに適当に、適当な場所で購入する場合、それなりの頻度でヘッドがあたるんです。

初期で最もよく当たったのは、シャーマン・カーンなるシール。意外とスーパゼウスもあたる。ヘッドロココなるキャラも良く当たっていました。

熱心な箱買いの輩をしり目に。

おそらく店によっては陳列する際にシャッフルしていたのかもしれません。棚には1箱丸っと入るスペースが無い場合が多かったので。そうなると、くじ運が良かったのかもしれません。

とはいえ、悪魔シールが当たることが多かったですね。お菓子はなかなか美味しいのですが、さすがに2個くらいで飽きてくる。でも30円という価格だったので100円で3個買えるから、ビックリマン習慣はやむことが無く。

散在しない代わりに、チョコ消費量が増えていく。

代謝の良い子供時代だからこそよかったものの、いい年の大人がやってしまうと、たちまち健康診断二次検査まっしぐらになる可能性が高い。

あの日、あの時代、あのシールがステータスになっていたんだなあと懐かしく当時を思い出します。

そして、いつの日か、ビックリマンチョコは斜陽を迎えます。ビックリマンもファミコン、アニメ、漫画、キャラグッズと進んだ記憶がありますが、そこまでいくと、ついていけなくなるのが子供心。シールのカッコよさは、グッズでは代弁できなかったということなのでしょう。





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