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卒論・修論研究の攻略

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卒論・修論研究に挑もうとする学生さんにおすすめの記事をまとめていきます。諸先輩方がどう挑み、いかに悩み、どうやって乗り越え、何を学んだのかを知ることで、経験値を積んだような状態で…
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2021年5月の記事一覧

プレゼンを成功させるために大切なこと

今日はプレゼンを成功させるために大切なことについて書いていきます。私が大学院時代に培った経験をもとに、自分が意識していることを書いていきます。 大学院に行って、研究する力もそうですが、プレゼンをする力も、ずいぶん鍛えることが出来ました。『大学院は行くべきか』でも書いたように大学院にいかなければ、プレゼン力が身につかないわけではありません。大学院という環境を精一杯利用しました。 プレゼンの時に心掛けていること(準備も含めて)を列挙していきます。 ・余裕を持って準備し、準備

レポートは「書くこと」の練習になる

大学三年生の私は、毎日レポートに追われている。福岡でも緊急事態宣言が発令される予定で、いくつかの授業はオンラインになった。移動をしなくてもいいというのは、オンライン授業の唯一の良いところだが、物理的な移動がなくなった代わりに、毎回大量のレポートが課される。 難解な学術用語が多用され、横文字がたくさん引用されている文献を「来週までに読んで、A4二枚にまとめてこい」なんていう課題が、毎週平気で出される。しかも一つの授業だけではない。 レポートを真面目にやる時間などあるわけがな

研究室での研究への考え方と大切にしていること

2つ目の投稿は、研究について話そうと思います。大学生の方には、研究をしていくにあたっての意識とか、研究室選びの参考になればと思います。自分はこの春から大学院の2年生になり、学部4年生からの研究室生活は3年目になりました。 自分の研究室は、毎年大学院生10人、学部生10人くらいで、学会発表も毎年国内、国外合わせて30-40件くらいしているので活発な研究室なのではないかと思います。 そんな研究室の中で、昨年度は共著を含むと国内、国外合わせて10件ほど学会発表を行いました。また

卒論って書く意義があるのか?

ゼミに入る意義の半分は卒論にある。これは私の仮説である。私の仮説を反証する元ゼミ生もいた。例えば、かつて、高校時代からやってきたクラブでのJDを続けたいからと卒論を書かなかった卒ゼミはいる。ただ彼は、ゼミの場にはいて、同級生の卒論に貴重なコメントやアドバイスをしていた。 世の中にはライターなる職業がある。書く専門家だ。だけど私は彼ら彼女らを文章力があるとは見なしていない。ライターの多くは時系列で書く文章が得意なだけだからだ。多くのインタビュー記事は時系列でまとめていけば記事

論文 (卒論・修論)、ケーススタディの書き方

ゼミで理論や概念を用いた分析ができるようになるため、文章力を上げるため、論理的思考力を高めるため等、いろいろな思いを込めて論文やケーススタディを書くことを課題にしています。ここでは、ざっくりと書く手順や流れをまとめます。詳細、不明な点については直接相談、質問してください。卒論や修論の書き方がわからない学生も参考にしてください。(分野や先生によって書き方も違うので、指導の先生ともちゃんと相談して) ケーススタディ、論文を書く流れは以下の4つにまとめられます。 1.問題意識

【言語化する力】【読書】論文の教室〜レポートから卒論まで〜

いや、論文とか書かないから、、、 そう思ったビジネスマンの皆様、しばし待たれよ。 本書、「論文の教室」では、論文とは、「問いに対して明確な答えを主張し、その主張を論証するための文章」とされています。 これって、私たちビジネスマンの普段の仕事と似てますよね?ビジネスでは常に問題の解決策を考え、それが正しいと論証し、上司やお客さんを説得する必要があります。ビジネスと学問の差があるため完全に同じではないですが、参考にはできそうです。 さてここで、一度冷静に考えてください。

タイトルの大切さ

タイトルって大切。 本屋に行っても、こういう何かを発信する場でも、タイトルで「えっどんな作品なんだろう」と興味を持つ。 でもそのタイトルをつけるのがすこぶる苦手で。 こうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないか、いろんなアドバイスをもらいながら色々と試してみている状況だ。 思えば小学生の頃の作文のタイトルも最後まで思いつかなかったし、卒論のタイトルも最後まで思いつかなかった。 わかりやすくて、それでいて分かりづらい、そんなタイトルをつけられるようになるのが目

卒論のテーマが決まらない

卒論のテーマを考えている。 あれかこれかと模索していて、いくつか何となく候補はあるのだけど、いまいちピンとくるものが見つからない。(私の学科で扱えるテーマの範囲が広すぎるのも決まらない要因かもしれない。) どれも行き詰まってしまいそう(途中で飽きてしまいそう)なのと、それに関するテーマの参考文献が少なすぎる。 テーマ設定は大事だと思うから妥協したくないのだけど、発表がじわじわ近づいてきているので焦ってくる。 何をやりたいのか、何に興味があるのか、自分のことなのに分から