ロードバイクの旅はやめられない #豊島編
ロードバイクで島を旅する喜びを教えてくれた島。豊島(てしま)。
初めて豊島を訪れたのは4年前の瀬戸内国際芸術祭2016の時。島全体にアート作品が散らばっていて、ロードで走れる道で一周12kmとそこまで大きくはありませんが、作品を観賞しながら回るとちょうどちょうど良い時間で回れます。なんならちょっと時間が足りないくらい。そんな豊島の魅力をゆるく紹介していきます。
エリアは大きく分けて3つ。北東の唐櫃(からと)、南の甲生(こう)、北西の家浦。自転車の場合、高松からフェリーで小豆島の土庄へ行き、そこから唐櫃行きのフェリーに乗ります。家浦へも行けますが、唐櫃がお勧めです。理由は唐櫃エリアにある豊島美術館と言う存在にあります。
唐櫃エリア
非常に申し訳ないのですが豊島美術館に足を踏み入れたときの感動は僕ごときでは言葉にできません。強いて言うなら、
「そこには何も無いが宇宙の全てがある」
ただ、この美術館は非常に人気のため待ち時間が発生するのはデフォルトです。朝一番に乗り込んで整理券をゲットしましょう。普段はそうでも無いかもしれませんが、特に芸術祭の期間中は午前中に整理券がなくなって入場できなくなります。まじで。
美術館の整理券を手に入れたらあとは島を自由に巡りましょう。唐櫃、家浦エリアをメインで回るのがおすすめです。時間に余裕がある方は甲生エリアにも足を伸ばして見ると良いでしょう。
檸檬ホテルは僕のお気に入りスポットの一つ。作品として観賞することもできますし、泊まることもできます。最初に渡される音声案内に従って作品を観賞していくのですが、、、きっと笑ってしまいます(笑)
完全に地元の人みたいな感じを出してくる同行人S氏。自転車旅ですが、徒歩で散策を楽しむこともこの島ではありです。
甲生エリア
甲生エリアからは"豊島八百万ラボ"と"遠い記憶"です。これらは建築そのもを楽しめる展示です。また、八百万ラボはスプツニ子!構想の空間ですので、彼女のファンはもちろん様々な方が楽しめるでしょう。現在の展示がどうなってるのか知りませんが、16年の話で言うと蚕が苦手な方はちょっとキツいところがあるかもしれません。(ネタバレ?)
家浦エリア
唐櫃と家浦を結ぶ道の途中にある海のレストラン。潮風を感じながら地元の食材を使った料理が楽しめます。乗鞍編に続き雑な食レポすると、
「焼き魚苦手だからノーコメントだけど、
それ以外は”幸せ”を食べてる感じがした」
もう意味不明ですね。意味不明なコメントが出ちゃうほど素敵なところってことです。ちなみに寿司とか刺身は大好きです。どうでも良いですか。はい、じゃあ次いきましょう。
豊島横尾館は家浦エリアにあるアーティスト・横尾忠則の作品。古民家を改装して作っているのですが、「自分は一体どこにいるんだろう?」と思わせてくれる空間でした。港の近くなので帰りの船までの時間潰しに立ち寄ることもできます。
そして帰る
ここで紹介したのは豊島のほんの一部です。まだまだ魅力あふれる作品やお店がたくさんある素敵な島です。ここを訪れるとだいたい帰りの船がギリギリになるくらい時間いっぱい見て回ってしまい、乗船券を買うときいつも猛ダッシュしてます。。。
フェリーに愛車を載せ、その日見たものを咀嚼しながら高松までエモに浸ります。この時間は何度島旅をしてても飽きません。そしていつも思うのです。
「自転車で来てよかった」
と言うのも、たくさんの展示を効率よく、かつ臨機応変に回ることができるのはロードバイクがあるおかげです。
まぁ確かに「原付で回れば?」って言われればぐうの音も出ません。が、自転車好きなら、、是非!自転車で回ってみてください!めっちゃ楽しいから!
と言うわけで、豊島編はこの辺にしておきます。豊島への愛が先行しすぎて自転車の話があまりできませんでした。。。このシリーズは基本、自転車旅の話にして機材的な話は別シリーズでまとめてみようと思います。
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