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かけはしという詩

「かけはし」

現在と
過去と
未来が 
ひとつの地点で
むすばれる
体感できるのは

だからわたしは詩を書きたい
かけはしをかけるみたいに

        大川久乃

2021年12月5日のノートにわたしはそう書いています
お世話になっている編集さんに11月、
「詩はどうですか」とすすめられたというのも
大きなキッカケだったけれど
色々な予感をはらみ、想いは育ち、年末を迎える前に
「わたし、2022年は詩を書こう」と決めていました。

インスタグラムの方で、
#かけはし 
と、ためしにいくつか投稿してみたけど
SNSで発信したときの内なる振動があきらかに違くて
わたしにとっては確信となりました。
詩が書きたい。
詩も、書きたい。

詩に対してこんなに主体的に思うのは実ははじめて。
プロフィールにある「詩人」にはずっと迷いがあったから。
詩って何だろう、詩人って何だろうって。
でも、たぶん、詩っていうはっきりとした枠はない。
ルールとか、これ以上は詩でこれ以下も詩です、
みたいな敷居もない。
「わたしはわたしという詩です」と言ったとき、
たぶん誰もが宇宙の詩になれる。
そういう景色だと今は思います。

そして上にも載せた
「かけはし」という詩で言っていることが
わたしにとって詩ならできると今、感じていること。
同時に、SNSのタイムラインではいつも宙ぶらりんだった
居心地の定まらなさや、

何に対してだかわからないけど無視できない不義理感が、
詩という意図でなら超えられると感じました。
この意図を、繊細に意識を使ってとぎすませたい。


今年は絵本の出版が3作品控えています。
進行中の企画もいくつかあります。
それはとっても励みになることで
ひとつひとつがとっても楽しみです。
出版はわたしにとって収入につながる大事な「仕事」
次の景色を見にいく糧でもあります。
同時に、作家という夢がかなって
今日を明日を暮らしていけることは
本当に本当にありがたいです。
(基本の音はコツコツで、時折、様々な関わり合いから
 キラキラとした素敵な音がまざり聴こえます。)

でも、日々書くこと、日々想うこと、
そこでの違和感をなるべくゼロにして
自分自身に対しての嘘をつかないこと
内なる声を最大限リスペクトしようという信念が
今この瞬間のわたしを生かし、
土台となる安心感を育むことが分かりました。
(この音は、スヤスヤとした安心感と成長の音です。
 シーンとした静けさや、om(オーム)で、よりクリアにできます。)

自分のネタ帳(おはなしノート)に創作を続けること
PCで清書したり編集作業をすること
歩きながら、ぼんやりしながら、
家事をしながら思索にふけること・・・
「書くこと」につながる喜びは
わたしにとっては生気に直結もするので
SNSやこうしたインターネット上で発信することも同様です。
反応がある分、それ以上の楽しみもはらみます。
(ニコニコ、チラチラ、キュンキュン、サラサラ
 金平糖の入った小瓶をふったような色んな音がします。
 食べすぎ注意よね、金平糖って)


長くなってしまったけど
そういうわけで
「かけはし」という詩は
2022年のわたしをまるごと支えてくれる
大切な”存在”となるだろうし、
未知の可能性を感じています。
そして、その意図を描いています。

あーわくわく!
かけはし、あなたに届きますように。

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わたしの創作活動をサポートしてくださる方がありましたらぜひよろしくおねがいいたします。励みとし、精進します。