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春の訪れ [2/7〜2/12]

こんばんは〜。

ここ最近はずっと強風だったり雪が降ったりして、天候が落ち着かないなと思ってたけど、今日は空気が春めいていて、もう春なんだなって実感した日でした。

寒いのつらいから、このままあたたかくなってほしい。


2月7日

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今日の午前中はころころ天気が変わる日。こんなに変わるのもめずらしい。

ひさしぶりに沖作業ができてよかったなと思うけど、雨が降ったりやんだりしてカッパの上着を脱いだり着たりが多かった。

今日行ったいかだに吊るしている牡蠣のロープが重くて、手で移動させるのがなかなかハード。ひさしぶりに足腰が筋肉痛で疲労感すごい。。

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牡蠣作業の合間に私の施設のわかめを見に行ったら、思ってたよりも伸びてない感じはあったけど、本数は付いてたからちょっとほっとした。あと1ヶ月ちょっとでちゃんと伸びてくれるのを祈るばかり。


2月8日

午前中はまだそんなに風が吹いてなかったから沖作業へ。
1月半ば頃からいかだに吊るしている牡蠣のロープを分散させて本数を統一したり、いかだの補修をしてるんだけど、あともうすこしで終わりそう。

沖で休憩しているときに、東日本大震災の時の話や海での地震の話になった。

晃さん曰く、海の上にいても大きな地震がくるとわかるそう。海の上でもわかるくらい地鳴りがして、ものすごい細かい波が一面さわさわしてるらしい。

海にいて大きな地震がきたら、船ごと助かるためにはもっと沖合に逃げることになるんだけど、波が向かってくる方向に走っていく形になるから実際にそういう状況になったらめちゃくちゃ怖いなって思う。

でも、いつかはくる可能性のあるものだと、きちんと認識はしていないとだよね。
「もうこないだろう」ほど、危険なものはないよなと思う。


2月9日

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メルヘンなことを書くけど、天気は人の心が反映されてるのかもなあと思っている。

晴れてると誰かが喜んでて、雨だと誰かが悲しんでいて、暴風だと誰かの心がしんどくなっている。
そんな風に、毎日天気を見てしまう。

実際はそんなことはないんだけど、気付くと天気と人の心を反映させてしまう。

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今日さみちゃん依頼の撮影が終わった。

10日間くらいずっと天候状態が落ち着かなくて、なかなか日程調整が難しかったんだけど、今日はここ最近でいちばん良い景色の朝だった。

もしかしたら、今日でラスト!っていう気持ちが反映されたんじゃないかなって思った。
だって、朝は晴れてたけど、さみちゃんが帰ったあとは曇ったし。

やっぱり、もしかしたら、人の心は天気に反映されるものなのかもしれないよね。


2月10日

寒すぎたり暑すぎると疲れるし、強風に煽られ続ければ疲れるし、波っぽい海の上にずっといれば疲れるし、動き回れば疲れる。

そのたびに私の体はなんてヤワなんだって思うけど、ほんとはそんなことない。自然の中に身をさらしていたら、疲労するのは当たり前だ。

私の体、じゃなくて。人間の体はほんとはヤワなんだってことに、どれだけの人が気付いているだろうか。いろんな気候に触れることで、外で生きるってなんて大変なんだと気付く。
室内で適温の環境はすごく居心地がいいけど、それだけだと体はどんどんヤワになっていく気がする。

自然の中で仕事をしてきたから、ある程度の体力はついてるとは思っているものの、寒すぎたり暑すぎるたびに疲労困憊になる。

何年と同じことをしていて自分なりに対処法を身につけながらやってきたけど、それでもやっぱり、寒すぎるのは体にこたえるんだよね。

他にもやりたいことがあったり、やらなきゃいけないことがあるけど、体が疲労しちゃうとずっとぼんやりしちゃって、結局なにも進まなくてすこし落ち込む。

でもまあ、それはわかっていることだから仕方ないこと。いろんな友達たちの手を借りて一緒に、私は私のペースでやっていくしかないなと思う。

体力ゲージが20くらいのときもあれば、80のときもあって、できる限りは常に平常心でいようと思っているけど、やっぱり体力が減りすぎてるときはメンタルコントロールがしづらい。

思い返すと、体力ゲージがギリギリのときに誰かと接すると、ときどき余計なことを言ってしまったりするので、そういうときは外に出ないで家で作業したり、すぐに寝るに限るなと思う。

今年は体力がギリギリになりそうな作業のタイミングのときは、そうしようと決めた。


2月11日

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朝から沖作業をしてて、だんだんと風が強くなってきたから陸上に戻ってロープ刺し。

6年ぶりくらいにやったから、後輩くんにきちんと教えられるレベルでもなく、むしろいちばん最初に入れるとこどこやねんってなってた。最初の場所が決まれば、編み込みはスムーズなんだけどな。。
あらためて練習しよう。

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おやつどきから、ほかの地域に住む友達が仕事の相談を受けている太鼓職人さんの作業場を一緒に見学。
私のほかにもうふたり友達がいて、そのうちひとりはオンラインで参加。

職人さんの話を聞きながら、「海での作業中や、牡蠣を掃除してるときにアイデア思いつくことが多い」みたいな話をしたら、その職人さんや他の業種の職人さんも同じように作業中に思いつくことが多いと言っていた。キリのいいところまで作業をとめられないから、メモできなくて忘れちゃう、と話してたところまで同じ。
職人系の職業の人たちって、みんな同じ感じなのかな?

いままで感覚的にやってきた物事を誰かに説明することで、「これはなんでこうなるんだろう?」という部分を深く考えて言語化していった話を聞いて、わかるなあとなった。

誰かに伝えるためには、「なぜそうなったのか」をあらためて考える必要がある。説明をすることで、いままで感覚でやっていたものがきちんと言語化できて、自分の中でストンと腹落ちする感じがする。

最後に、職人さんの相談内容をみんなで聞きながら原資の話になって、そこの悩みも私と同じだった。やりたいことが進みはじめればうまくいくと思うんだけど、そもそもの動かすためのお金がまとまってないと難しい。

融資か助成金か。根本的なところをどうするかもっと考えないとだよな。


2月12日

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今日は朝から暖かくて凪。沖にいても全然寒くなくて、空気やにおいが春めいてる感じがした。

晃さんが「クラゲが泳いでるから春だな」と言ってて、海の中を覗いたらほんとにクラゲが2匹くらいふよふよしていた。やっぱりもう春なんだね。

牡蠣の垂下ロープの移動作業も、残りあと1日。
思ってたよりも牡蠣が重いロープがあって、結び直すときに左手の中指をロープに巻き込んで捻ってしまった。
一応ちゃんと指を曲げられるけど、さすがにちょっと痛い。。

夕方からオンラインで打ち合わせ。

わかめの収穫と出荷がはじまる3月中旬以降から4月末まではわかめ作業だけに完全集中をして、あらためて5月以降から走るために、3月前半くらいまでには物事を整えたいと思っているんだけど。
私の気持ちが焦ってて、先走りすぎてるのかもなと感じた。

そして、おすすめの形で進めるには現状ではオーバーしてしまっていて、そこをすこしでも調整できる形で考えてくださることにありがたさしかない。

いろんな説明をいただいて、私がよくわかってなかった部分がわかってほんとによかった。いま明確にやることもいくつか見えた。

そのままだいちゃんとmtgをして、だいちゃんが気になった部分を教えてもらった。そこは私が見えてなかった部分なので教えてくれてありがたさよ。

でもやっぱり、私が直近考えたり動けるリミットがあるから、その前にはある程度見通しを付けたいなとは思う。
私の無理のない形を取りつつ、ひとつひとつやっていこう。


明日は撮影おつかれもかねて、さみちゃんと内陸へ。
冷麺食べつつ、まちぶらしてこよう。余してる部屋を軽い作業スペース的に使えるように、いろいろ見たい。

今週もおつかれさまでした〜。
おやすみなさい〜。


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