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何度も読みたいnoteたち

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2016年12月の記事一覧

子どもを最初に傷つけるのは親かもしれない

子どもを最初に傷つけるのは親かもしれない

「10年後のクリスマス、お姉ちゃんは1人で読書をしてて、唯ちゃんは彼氏とディズニーランドに行ってそうね」

家族で車に乗っているとき、助手席に座る母は笑いながら父にこう言った。特別な感情が芽生えたわけではない。左手に見えるシンデレラ城を眺めながら「私は社交的で姉は暗いってことを茶化してるんだな」と思っていた。

私が7歳の夏から母は病床につしてしまったので、おそらくこれは6歳くらいの話。

この些

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恥ずかしくて、ほとんど人にしたことがない話

恥ずかしくて、ほとんど人にしたことがない話

 周りの人からみると大したことではなくても、なぜか恥ずかしくて言えないことというのが存在する。

 コルクは、行動指針の一つ目を「さらけだす」とした。社員にさらけだしてもらうためには、僕自身も勝手に恥ずかしがっていないで、そういう気持ちをしっかり言語化していかねばならない。それで、やっと書く気になれた。

 僕は小説家を目指していた。講談社に入社する時も、退社は小説家になってだと思っていた。ベンチ

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二度目の覚悟。今回の覚悟の方が難しかった。

二度目の覚悟。今回の覚悟の方が難しかった。

 コルクを辞めたスタッフとの、ある会話を最近よく思い出す。

「佐渡島さんのスピードに社員がついていけなかった時、どうしますか?」

「ベンチャーは、社長がスピードを落とすと止まる。誰よりも速く走る。そして、ついて来れる人間を連れていく。もしも、待てるなら、大企業のスピードも待てた。目標に到達することが大事だ。」とその時の僕は、答えた。

 そのスタッフは、その会話から半年後にコルクを辞めた。彼は

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さらけだす、何を?

さらけだす、何を?

 先週、加藤さんは、こんな記事をあげた。「さらけだす、とか、したくないよ」

 コルクの行動指針の一つ目は「さらけだす」で、そのことに対して加藤さんは、感じたことを率直に“さらけだして”くれた。実は、行動指針を決める時、誤解を生む言葉ではないか? 変えたほうがいいのではないか? という意見がでてきた。その危惧はまさに加藤さんのような考えを持つ人を想定してだった。

 そのような誤解を解く説明をする

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さらけだす、とか、したくないよ。

さらけだす、とか、したくないよ。

この「コンテンツ会議」という企画は、コルクの佐渡島さんと毎週、勝負としてやっている。勝敗は、記事のページビューで決めるのだが、いま2勝4敗になっている。これはまずい。

不利なほうとしては、ここらでちょっと、プロレスをやる必要があるだろう。

そこで今回は、佐渡島(←呼び捨て)率いる、コルクのテーマである「さらけだす」について考えてみたい。

最初にそれを聞いたぼくの感想は、「いや、さらけだしたく

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