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執筆報告:2024年2月度

1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると昔から言いますが、どういうわけか本当にこの3か月は早いですよね。ついこの間年が明けたばかりだと思ったら、もう新年度の足音がすぐそこまで迫っています。今年も何とかいろんな挑戦を創作でできたらな……と思いつつ、着々と近づく夏という季節に怯えたり。とにかく暑くて外に出る気が失せてしまう夏という季節があまりに苦手で……。
ただ、今から夏のことを考えてもしょうがないので、一つずつ創作でも日常生活でも、新しいことをできればいいなと考えつつ、粛々と創作を続けていきます。そろそろ昨年夏以来の個人企画を立ち上げてもいいかなと思っています。後述しますが、お知り合いをお誘いあわせのうえ、参加をご検討いただければ嬉しいです。参加者は他の人の作品を読まないといけない、みたいな変な縛りはなく、ゆるーくコミュニティができればいいなという、有志団体に近い活動にできればと思います。よろしくお願いします。
それでは、2024年2月の執筆報告です。

2024年2月度
執筆文字数:60997文字 <1月:72802文字/差 -11805文字>
累計:5338205文字
2024年累計:133799文字
内訳:
・note記事×4
 「執筆報告」
 「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド を見てきました(ネタバレ感想)」
 「小説家になろうの「Nコード」について考えてみる」
 「2024年の活動方針③:エブリスタとNOVEL DAYSでの活動を開始します」
・ウマ娘二次創作×3
 「漆黒の仕事人――教員の使命【シンボリクリスエス】」
 「青空の旋律【ケイエスミラクル】」
 「スズカさんはわからない【サイレンススズカ】」
・ブルーアーカイブ二次創作 なし
・ノクターンノベルズ短編×2
・全年齢短編×1
 「『小説家』という名の遺品」
・長編
 リバース=システム(書き溜め中):約3000字

今回からこれまでの活動で書いてきた総文字数と、今年の累計文字数を追加してみました。今のところ、去年に比べるとかなりいいペースで書けているようです。年末には去年と同じくらい書けた、と言えているといいですね。

note記事は4つ。まず、ずっと見たかった仮面ライダー555のVシネを見てきました。楽しみにしていた分、反動でたくさん語りましたので、仮面ライダーファンだよとか、同世代だよという方はぜひ読んでいただければ幸いです。普段映画館に赴くこと自体があまりないのですが、いいお出かけになりました。願わくばもうちょっと上映館数を増やしてもらえれば……。
なろうのNコードについて考える、という記事は、本当にしょーもないことをつらつらと書いてみました、というもの。Nコードなんて小説を投稿すれば勝手に増えるものなので、大して珍しくもないのですが、こういう小さいところをモチベにするのもいいんじゃない、というゆるーい提案になっています。
活動方針については、エブリスタとNOVEL DAYSを新たに拠点として活用してみようというご報告。ですが早速、エブリスタでは挫折しかけ。新しいところに投稿したてでは仕方ないということは分かっているつもりなのですが、やはりせっかく投稿したものが反応なしだと寂しい。言ってもそこそこ大手(なはず)のエブリスタですので、投稿数をもっと重ねればそれなりに反応ももらえたりするんじゃないかな、と淡い期待を抱いて、とりあえず全年齢の短編が仕上がったらエブリスタに投げていこうかなと考えています。どうも年齢制限をつけて作品投稿もできるようなのですが、それはノクタでやることにして、線引きをしておこうかなと思います。

ウマ娘二次創作は、クリスエス、ケイエスミラクル、サイレンススズカの3篇。うちスズカのSSはバレンタイン仕様になっています。
ちなみに、このスズカのSSでウマ娘二次創作短編は20篇となりました。これを機に、少しずつ挑戦的なネタでウマ娘のSSを書ければいいなと思っています。というのも、ウマ娘の二次創作を書くにあたって、「公式のストーリー時から成長し、それぞれの道を選んだあとの話」にすると決めてしまい、それに過度に縛られているように感じているためです。pixivでの反応を見ている感じ、一定の評価はもらえていそうなのですが、まだまだ認知されるには程遠そうということで。ウマ娘一人当たり一篇という縛りは変えず(ここを変えてしまうとキリがなくなって、本業の一次創作に手が付けられなくなるので)、自由度を高くすることを意識していきたいと思います。ちなみに次に出す予定のアグネスデジタルSSでは、もう少しフリーダムに書いた短編に仕上がる予定ですので、乞うご期待。

https://syosetu.org/novel/337477/

ブルアカ二次創作については、2月に書くことはできませんでした。一応言い訳をしておくと、書きたいキャラは何人かいますし、アルのSSに至っては途中までの原稿が手元にあります。が、他の短編を優先しており、完成には至っていない状況です。ちなみに、他にトキやアコあたりも書けたらいいなと考えています。

全年齢短編は先述したエブリスタのデビュー作。私はたびたび、自分が小説家として残せる遺産について考えるのですが、もしもノウハウだとか、知的財産のようなものが作家として残せるのであれば、死後もその作家の作品は作られ続けてしまうのではないか?……という思いに至り、書いた短編です。
すでにAI学習によって似たようなことが起こっている今日この頃ですが、AIでもなんでも、そこから次の技術につながるイノベーションが起こるのであれば、否定する必要はないのかなと思っています。物書きとか小説とか自体が人間の頭の中にあるアイデアに大きく依存しますので、属人的にならざるを得ず、サイエンスと比べると技術革新が遅れがちになるものですが、イノベーションを起こさなければその分野は滅びを待つのみ。だからこそ、新しくて面白いことを次々やって、小説においてもイノベーションを起こせる人間になりたいと思っています。まあ、一つの文化が滅んでゆくさまを見るのもそれはそれで一興ではありますが……。

長編の書き溜めは1話分。先月も申し上げましたが、こちらの長編は公開時期も未定ですので、気長にお待ちいただければ幸いです。

さて、冒頭に述べた個人企画の話をしましょう。
先ほど物書き界隈でもイノベーションを起こすとか、新しいことがしたいという話をしましたが、ズバリテーマは「TS」。Trans Sexualの略ですが、今さらそんなことかよ、と思われるかもしれません。ただ、「お兄ちゃんはおしまい!」を始め、アニメ化などメディアミックスも散々され、TSジャンル自体の認知度もありそうなものですが、正直メジャージャンルかと問われると案外そうでもないのかな、と思います。
ノクターンノベルズで検索をかけてみてもなかなか高ポイントの作品がずらりと並んでいるのに、どうして「TSはマイナージャンルであって、少なくともメジャーではない」という共通認識があるのか?「TS界隈の人間が揃いも揃って卑屈」……という可能性もなくはないですが、まあこの可能性はいったん省きましょう。仮説はいくつかありそうなものですが、一つこれはあるかな、と考えたのが、

「TSという現象が現実には起きないことだから」

というもの。
「そんなのフィクション作品なら全部そうだろ」という声が聞こえてきそうですが、男女のあれこれとか、寝取り寝取られとか、R18作品でよく聞くジャンルは頻度は少ないものの、現実に起こっていること。対して身体の構造からまるっきり変わってしまうTSは、手術をしない限り絶対に起こらない現象。少なくとも、朝起きたら身体が!みたいな超常的なことは起こり得ません。そしてTSを扱った作品の中でも、「TSという現象は非常に珍しい」認識が暗黙のうちにあるはずです。各作品の世界観でも珍しく、まず起こらないことだからこそ、男の子から女の子になった主人公なりヒロイン(?)なりが、周りから腫れ物扱いされたりちやほやされたりするのが定石なのです。珍しくなければみんなTSしまくったり、「あー、あいつもTSしたんだ。へぇ」くらいで終わりそうなもの。

ということで、TS個人企画の第一弾は「『TSが当たり前』という世界観なら、作品は面白くなるのか?」を確認する実験です。細かいレギュレーションは次の記事で説明しますが、3月中旬より募集開始したいと思います。もちろんフライングで出してもらっても構いません。みなさんの力作をお待ちしています。

そんな感じで、個人企画もちまちまとやりつつ、3月……2023年度最後の月も頑張りたいと思います。それでは!


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