【就活】ESについて、ゼロから説明しましょう⑥_ガクチカの「型」
ガクチカには、伝わりやすくするための型(=わかりやすく言うと書く順序)があります。
選考官にとっても、型に従って書かれているガクチカは展開が読み慣れているため内容がスッと入ってきやすい。「言っていることわかりにくいな。。」と思われて落とされるリスクが激減するので、是非今回説明する『ガクチカの型』をマスターしましょう!
ガクチカの型
まずは結論から。ガクチカの型はこんな風になっています。
『ガクチカの型』
1.何のエピソードか(役割や結果も)
2.目的・目標
3.当時の状況や課題(before)
※2と3は順番が入れ替わってもよい
4.具体的行動(工夫や努力量)
5.結果(after)
(6.そこから学んだこと)
順番に見ていきましょう。まずは、
1.何のエピソードか
ということを書きます。
以前お伝えした【大原則2 結論ははじめに書く】の通り、自分が「最も力をいれたことは○○です」という結論を書きます。
注意すべきは、これまた既出の大原則、【大原則1 設問の回答になっている】ということ。
Q:学生時代に力を注いだことはなんですか?
A:私はゼミでの活動を通して、行動力を身に着けました。
A:大学時代の部活動で県大会に出場したことが、私が最も印象に残っている瞬間です。
といった回答は、「設問に対しての答えになっていない」と感じられてしまう可能性大です。
一方で、選考官が1つのESに割く時間は短い、最初の数行しか読んでもらえない可能性すらある、というのもお伝えした通りです。
であるならば、
アピールできそうな役割や成果・結果があるのであれば最初に書いておくのは賢いやり方です。
Q:学生時代に力を注いだことはなんですか?
A1:私は学生時代に最も力を入れたのは、バトミントン部での活動です。
とするよりも、
A2:私が学生時代に最も力を入れたのは、バトミントン部で部長として、チーム初の県大会出場に導いたことです。
とした方が、選考官に「お、ちゃんと読んでみようかな」と思わせる導入になっています。
「努力」をアピールする最もわかりやすい文章構成
次に、
2.目的・目標
3.当時の状況や課題(before)
4.具体的行動(工夫や努力量)
5.結果(after)
に進みますが、簡単にいうと、
2,3 は努力する前の状態
4 は実際の努力の内容
5 は努力後の状態
ということです。
自分はこんなに努力したんだ!ということを示すために、
「実際の努力の内容」と、「努力によってもたらされた変化」でもってアピールするという文章構成です(下図参照)。
さて、ここで質問です!
「自分はこんなに努力できる人間です!」ということをアピールしたい場合、
2.目的・目標
3.当時の状況や課題(before)
4.具体的行動(工夫や努力量)
5.結果(after)
の中で、どれが一番大事でしょうか??
・・(カンガエテミテネ)・・
答えは 4.具体的行動(工夫や努力量) です。
これは非常に大事なことなので是非意識してください!!
というのも、
通りやすいESは、「具体的行動」に割かれている文字数が多い。
通りにくいESは、「具体的行動」がほとんど書かれていない(特に3の状況説明がめちゃ長い)、といった顕著な傾向がみられます。
なので、2,3,5は必要最低限にして、4をなるべくたくさん思い出して書く、ということを心掛けてください。
また、ガクチカについて書くとなると必ず、6.この経験から何を学んだか? を書く人が多いですが、あまり合否の基準にはなりません。
なぜなら、「設問で聞かれていないから」
なので、6.何を学んだか?を書くことで文字数が足りなくなって他を削るくらいなら、思い切って6を消してしまいましょう。(もちろん、設問で「頑張ったこととそこから何を学んだかを書きなさい」と明記されている場合は、必ず書かなくてはいけませんのであしからず。)
と言うわけで最後にもう一度、
ガクチカの「型」をお伝えします。
まずはこの型に沿って、書きたいことを箇条書きで書き出してみるといいでしょう。
『ガクチカの型』
1.何のエピソードか(役割や結果も)
2.目的・目標
3.当時の状況や課題(before)
※2と3は順番が入れ替わってもよい
4.具体的行動(工夫や努力量)
5.結果(after)
(6.そこから学んだこと)
⇒一番大事なのは、4の具体的行動です!
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