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【就活】ESについて、ゼロから説明しましょう②_ES作成の大原則その1


突然ですが、次のESを読んでみてください。
突っ込みどころがわかりますか?

Q : 
学生時代に最も力を入れたことは何ですか?(いわゆる「ガクチカ」)
A : 
私はバトミントン部の活動で柔軟性を身に付けました。
関東大会出場を目標に掲げ、大会に尽力しておりました。自分は高校まで未経験であったためにチームの中での実力は下位で、チームメイトに追いつくために週3日2時間以上練習していましたが、実力が上がらず・・・(以下略)



ES作成の大原則その1
「設問に対する答えになっていること」


上のESをもう一度振り返ってみてください。

「学生時代に最も力をいれたことは?」に対して、「部活動で柔軟性を身に着けました」は、設問に対する答えになっていません。
柔軟性を身に付けたかどうかは、聞かれていないからです。

このように、
「設問に対する答えになっていること!」と言われると誰もが「そんなこと分かっとるわ!!!」
となるのですが、ESはなんとかして自分のアピールを入れたくなってしまうもの。だからついつい、「○○を身に付けました!」「▲▲が強みです!」ということを最初に書いてしまいがちです。

前回も言ったように、ESを読む選考官には時間がない、

なので上記のようなESを見ると、一行目だけで、
「あ、この人は聞かれたことを正しく理解する力がないな」
とみなされて即NGになってしまう可能性が高いので、注意しましょう。

なので1つ目の大原則、

「設問に対する答えになっていること」

設問への正しい答え >>> 自分のアピール

だと思ってください。

余談ですがこれは面接でも同じことが言えます。
いくら自分の強みや長所をアピールしても、それが面接官が質問した内容とズレてしまっていたら、評価されません。

なぜなら、この人を採用した、仕事においても上司や先輩からの質問に対してトンチンカンな回答が返ってきそうだな・・・
と思われてしまいますからね。


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次回解説する例文はこちらです
どこが良くないか、わかりますか??

Q : あなたが当社を志望する理由を教えてください。
A : 自分は、今後社会や企業がどのように変化したとしても、自立して生きていけるような人間になりたいと思っています。なぜなら、最近は伝統的な大企業が経営難に陥るケースやAIによってそれまで人間がしてきた仕事が代替されるなど、大きな変化が生まれつつあるからです。
その中でも、就職活動において多くの企業を見ていくなかで、「ITの成長」というワードをどの企業さんでも耳にし、ITに関する能力、具体的にはシステムの要件定義や設計などの能力を身に着けたいと思い、御社を志望しました。


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