見出し画像

【就活】ESについて、ゼロから説明しましょう③_ES作成の大原則その2

前回同様、まずはこのESを見て、突っ込みどころを考えてみてください!!

Q : あなたが当社を志望する理由を教えてください。
A : 自分は、今後社会や企業がどのように変化したとしても、自立して生きていけるような人間になりたいと思っています。なぜなら、最近は伝統的な大企業が経営難に陥るケースやAIによってそれまで人間がしてきた仕事が代替されるなど、大きな変化が生まれつつあるからです。
その中でも、就職活動において多くの企業を見ていくなかで、「ITの成長」というワードをどの企業さんでも耳にし、ITに関する能力、具体的にはシステムの要件定義や設計などの能力を身に着けたいと思い、御社を志望しました。


ES作成の大原則その2
「結論をはじめに書く」


上のESで、直接的に志望理由になっている部分はどこか?それは下の太字の部分です

A : 私は、今後社会や企業がどのように変化したとしても自立して生きていけるような人間になりたいと思っています。なぜなら、最近は伝統的な大企業が経営難に陥るケースやAIによってそれまで人間がしてきた仕事が代替されるなど、社会に大きな変化が生まれつつあるからです。
その中でも、就職活動において多くの企業を見ていくなかで、「ITの成長」というワードをどの企業さんでも耳にし、ITに関する能力、具体的にはシステムの要件定義や設計などの能力を身に着けたいと思い、御社を志望しました。

「ITに関する能力、具体的にはシステムの要件定義や設計などの能力を身に着けたい」だから、志望したわけですね。

であればそれを最初に書きましょう。そしてそのあとに、「そう思うに至った経緯」や「そう考える根拠」を書くべきですね。

結論が最初に来ていない文章だと、
「何を言いたいのかわかりにくい文章だなぁ、ということはビジネスの世界でも説明がヘタクソなんだろう、はいNG。」となってしまう可能性があります。

参考までに、
ビジネスシーンでよく使われている文章の書き方で、「PREP法」というものがあるので、ご紹介しておきます。

PREP法
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(具体例)
P=Point(結論を繰り返す)



このように、ビジネスの世界で書かれている報告書や連絡の多くは、
(=したがってESの書き方も)

「結論を最初に書く」

ということを、覚えておいてください!!

「起承転結」ではないんです💦💦

====
次回解説する例文はこちらです
下記の【例A】と【例B】を見て、どちらがより「この人は努力しているなぁ」ということが伝わるでしょうか??

【例A】
カフェでのアルバイトで、バイトリーダーとしてスタッフをまとめ販売目標を達成させたことです。リーダー就任当時は売り上げが伸び悩んでいたため、新商品発売日を機に1日60杯の販売目標を掲げて売り上げの向上を目指しました。
リーダーとしてまずはスタッフ全員の意識の向上をはかるため、目標数と販売数を表示するボードを作り、「あと何杯売れば目標を達成できるのか」を可視化しました。
また、第一声で新商品をお勧めしたり、ドリンク制作時間を短くして回転率を上げたり、好事例をスタッフ全員で共有する仕組みを導入するなどの工夫を行いました。
その結果1日平均で72杯を販売し、新商品売り上げにおいて全国450店舗中4位の結果を得ることができました。
【例B】
大学のマーケティングゼミに最も力をいれました。
私の将来の目標は、企業のマーケティングや新商品開発に関わることです。この目標に向けて多くのことを学べると考え、ゼミを選びました。同じゼミの同期はそれぞれ多様な価値観を持っていたため、同期からもたくさんのことを学ぶことができました。
達成できないような困難な課題に対してはみんなで何度も集まって話し合いました。時にはつらい時もありましたが、みんなが同じ方向を向いて試行錯誤を繰り返し行った結果、乗り越えることができ、これまでの人生で最高の達成感を味わうことができました。
この経験から、あきらめずにみんなで協力することの大切さを学びました。

最後までお読み頂き、ありがとうございます!!!!

しえすた元人事が運営する就活対策オープンチャット
業界研究・企業分析対策グループ
みんなで自己分析
人事に質問できる就活対策チャットルーム
就活準備用オープンチャット

↓就活生からの質問などをシェア
ちょっと役に立つTwitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?