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カテゴライズが難しい記事です。 敢えて言えば、「自分がいつでも読み返したい記事」かな? のちのち考えます。
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#キタナカの本気

プルトニウムな腹回り

巨乳グラビアアイドルの水着写真で、「乳輪」か「陰」かで大論争。
えぇ。
少年の心は、いつまでも忘れません。(BGM:「Stand by me」)
かてて加えて、パリ生まれの浅草育ち。
好きな食べ物はゲインズパックン。
とんと音沙汰が無いかと思えば、神経を逆撫でするような奇声を発する。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は見るもおぞましく語ることすら憚られるキタナカです。
「銀河系(東側)の管理人」とい

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【サイバー小噺】演目「チップが怖い、紙好き男」

テケテンテケテンテケテン……(SE)
えー。この世の中には「十人十色」の言葉の通り、色んな人がおりまして。
ある奴ぁ「金や名誉よりも『背丈』が欲しい」なんて言い出すし、「君さえいれば僕は幸せだ」なんて、歯が浮いっちまいそうな浪漫チックな言葉を、平気の平左で言えちゃう奴もいる。
大体、アタクシに言わせてもらえりゃあ、「本当の」幸せとか自信なんてものはね。最初っから、ありゃしないんだよ。
そんなの探し

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ユーガッタ真実

あ~、セックスしてぇ。
「それは本当かの?」
うわっ! 誰だアンタ?
「わしかの? わしはお主らが俗に言う『神様』じゃよ。キタナカよ、お主は選ばれたのじゃ。わしは、お主の願い事を叶えに来たのじゃ」
あ、もしもし警察ですか? 俺の家に「自称、神様」の不法侵入者が……。
「うをっ! 無駄に素早く国家権力に助けを求めるでない!」

大体さ、俺の部屋に突然現れるのは「お節介な幼馴染」か「恩返しに来た猫耳メ

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囀鬪蟲のサンバ

貴方と私が、夢の国。
林の小さな教会で、結婚式をあげました。
照れてる私に、蟲たちが耳元で囁くのです……。ギチギチと不快な音をたてながら。
「やめちまえ、死んじまえ。そして、連れ合いを差し出せ。屍を俺たちに喰らわせろ」ってね。

赤・青・黄色の燐光が定期的に明滅する、ひときわ巨大な蟲。
大きい……。
他の禍々しい蠱たちに較べ、その存在感は神々しさすら感じる。
その「囀鬪蟲」が進み出ると、他の蟲達は

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【痛快FLASH漫画】頑張れ!美画ちゃん【第一話】

えー皆様がた。
大っっ変、お待たせいたしました。
ご待望の「頑張れ!美画ちゃん」が日本でも読めるようになりました。
三週連続で全米No.1ヒットを叩き出し、プレ試写会では失神者続出。
モンドセレクションで金賞を受賞したキラータイトル。
「お兄ちゃん、痛くしないで!」でノーベル文学賞を惜しくも逃した(というか、作品自体を書かなかった)、キタナカヒロユ氏が渾身を込めて書き下ろした原作! 波乱万丈のスト

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世界チーズ紀行「とろけないチーズ」

トロけないチーズ。
あくまでトロけない。
絶対トロけない。

職人さんの心意気を感じるね。
オーブンで焼こうがレンジで熱しようが、角はピッと立ったまま。

トロけないチーズを作って30年、ハンス・ヴィルヘルム氏は語る。
「うちのチーズは絶対トロけないよ。融点?沸点?ンなこたぁ知らねぇよ」
この、頑なに伝統を守り続ける姿勢が、トロけないチーズを支えている。

さて。
次回の「チーズ世界紀行」は、フラ

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たった一つの冴えた別れ方

「私の命ってね、もう長くないらしいのね……」
抱きしめる僕の腕の中で、彼女はそう呟いた。
「ま、ガンって奴。リンパ節に出来ちゃうと……どうにもならないらしいの」
ごく普通に、「今日のお味噌汁は、ちょっとしょっぱかったね。ゴメンね」って言うみたいに。

頭の中が真っ白になって。
どうしてそんなことになる可能性を、僕は無視してきたのか?
どうして彼女に、もっと優しくしてあげられなかったのか?
そんな疑

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「ハンバーガー少女」

【序】
「どうして」そうなのかは分からない。
いや、そもそも「存在」に疑問を唱えること自体がナンセンスなのだ。
ただ自然に。
草花が、色鮮やかに花開くように。
小鳥が、囀(さえず)りながら空を翔けるように。
母親が子に無償の愛を注ぐように。
分かるのは…。
「私が『ハンバーガー少女』である」ということだけだ。

【「ハンバーガー少女」についての、いくつかの考察】
最初に。
「ハンバーガー少女」とい

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タウン誌「いきいき杉並3月号」特集:【街の元気なお爺ちゃん】

バレンタインデーで、社内でチョコが配られまくっている訳です。
正直、甘いものが苦手な俺にとっては苦痛です。
そもそも。
俺は「バレンタインチョコをきっかけに、女の子と付き合うことになったコト」なんかありません。
生まれて初めてチョコをもらったのは、社会人になってからです。
保険会社のおばちゃんから貰ったのが初めてですよ、えぇ。
どうせなら。
ワコールかなんかの発案で、「好きな男の子に、今履いてるパ

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「母さん」三題

【第一幕】「母さん。ハードボイルドに振舞えばモテるって聞いたんだ」

お母さ…あ!
「なぁに?キタナカ君?」
「あ~! キタナカの奴、先生のことを『お母さん』って呼んでやんの!」
ちっ違っ!
「や~いキタナカのマザコン! キタナカ菌が付くとマザコンになるぞ~。ギャハハ!」

…。
はっ!(<寝汗びっしょりで飛び起きながら)
また同じ夢か…。
一回。
そう、たった一回だ。
「先生のことを『お母さん』

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死海文書と七不思議

「世界の七不思議」を、ご存知だろうか?
いやいや。
ギザのピラミッドがどうだとか、万里の長城がどうだとか語るつもりはないんですよ。
当時の建築技術とか興味ないし。
それを作ったこと自体には驚嘆するが、不思議でもなんでもない。
そもそも、七不思議自体が時代によって(又解釈によって)変わってるし。

んで。
二〇一一年を目安に「新・世界の七不思議」を考えよう、って動きがあるらしくてね。
その最終十四候

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デトマソ家の家訓とフラッグシップ

パンチラを見ると、「今日も…頑張ってみようかな?」的な気分になる。
これは、俺が極度の下着フェチという訳でもなければ、性犯罪者予備軍だからでもない。

いや、性犯罪者予備軍ではあるかもしれないが…。
男性なら理解いただけるだろうか? この気持ちを…。
女性なら軽蔑するだろうか? この崇高な理念を。
違う!
パンツが見えたから、そのお尻を触りたいとかそういうんじゃない!
違う!
家に帰るまで記憶を持

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実験文章「同じモチーフを違う世界観で書く」【レトロSF】

私は文字を打って金をもらっていたが、「クリエイターではない」と自認している。
「すべての物語は焼き直しであり、違うモチーフに置き換えることが可能」と標榜しているからである。
この記事を書く理由になったのは、私が過去に書いて随時更新している「【随時更新】私の雑想に影響を与えた名曲の数々(そして、私の雑感)」に譲るが、そこで「文頭のようなこと」を書いてしまったので、サラッと書いてみようと思った次第。

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ミステリアス長ドスとF好き

や…やめてぇ! これ以上はボク、おかひくなっちゃうぅぅ!
「随分な口を利くじゃねぇか? 本当は、これが欲しいんだろ?」
【30分後】
っっきゅぅぅん! 凄いぃきぼちぃぃぃ! あは? えへへへへ…。
「ちっ!壊れちまったみたいだなキタナカの野郎」
どうも。
当代随一の「媚薬で狂わされた姿が似合う日本男児」にして「ボクっ子」なキタナカです。
鼻水やらヨダレやら、だだ流れですから。
「おいは! おいどん

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