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若者の疑問「何で次の世代に同じことを言うんだー!」


ジェネレーションギャップはどの世代にもあることです。
トレンドや時代背景など様々な異なる部分がありますが、
私は特に仕事についてギャップを感じています。

その仕事、職の中でも特に教育について疑問があります。
今でいうハラスメントがより強かった過去、
つらい経験をしたり、嫌な言葉や行動が多い時代だったと考えています。

時代が変わり、今ではハラスメントの基準も変化しました。
そこで疑問です。
当時、新入社員や若手だったころ、辛い言動があったにもかかわらず、
今教育する側に立つと、同じことを部下にする。
なぜ、そうなるのかを私なりに考えてみました。

あくまで個人的な考えなので、違っていても許してください。

染みついているからとれない

一つの原因として考えられるのは、
身体や記憶に染みついていて、とることができないのではないか。
ということ。

先輩や上司から言われたことが正解だと思い込んだ当時からすれば、
取れる事のない染みつきである可能性が高いのではないか。
そのため、反射的に自分が教育する側になっても、正解だと信じ、
そのまま言動をする流れになっていると考えます。

良い方向に無理やりとらえた

辛いことがあっても結果的には良かったよね。
よくある人生論ですよね。
過去に辛い言動があったとしても、その言動があったからこそ、
私は強くなれたみたいな。

でも、本当は言動があったからではなく、
その人が頑張ったから強くなっただけ。

無理やり良い方向にとらえたことによって、わざと嫌な言動をする可能性もあるのではないかと考えました。
これで強くなるって勝手に信じて。

例 そんなんじゃこの先やっていけないよ

例として、このフレーズをあげます。
20代の私のイメージでは親世代、つまり昭和によく使われていたような。
この言葉を使った意図としては、飴と鞭の鞭のような感覚でしょうか。
人を鍛える意味で使われていたようなイメージです。
今でも使える部分がないとは思いません。

私の事例ですが、あることを学んだあとすぐに実践する機会があり、
その時に言われた言葉です。

私は思いました。
今学んだことをすぐにできるほど、有能ではないぞ! って。
直接お伝えすることはなかったのですが、疑問として残りました。

なぜ、人間には学び、時間をかけてできるようになることを
この方は忘れているのか。
忘れているのではなく、染みついてとることができないのか。

直し方は?

私自身が若者と呼ばれる類にいるため、上の世代に対して思うことがあります。
ただ、我々世代も年齢を重ね、今文句を言いたい方々と同じ年齢になります。
その時に染みついていて、とれないのは嫌なので、直し方をかんがえてみます。

直し方としては、二つあると考えます。
・言動を疑うこと
・言葉をしっかりと分解して自らで考えること

はたしてその言葉は伝えるにふさわしいのか。

まとめ

嫌な言動があったことを忘れず、反面教師になることで、
悪い染みつきを防ぐことができるのではないでしょうか。

学んだことをそのまま正解だと考え、後の世代の人に伝える。
これがどれだけ無責任で、差が生まれるのか。

仕事に限らず、何に対しても
自分がされた嫌なことを人にしないようにしたいですね。
いかなる理由があっても。

私も肝に銘じて、生活したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。



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