2020-6-27 日記. ベンチャー企業の研究者: ポジションどりは大事だし, その情報を得るためのコミュニティも大事

ここ2年, 一般的に成功しているとされている経営者の本を読んだり, インタビューを読んでいる.

私の父親も小さな企業の社長なので, 経営者の苦労というのは近くで見てきてわかるところもある.

父親はほとんど本を読まないけれど, インターネットに対する嗅覚みたいなところはすごく強く1998年にはMacのPCを自分の会社に導入していた.

奄美大島みたいな島においてそのような投資を行えていた人は少なかっただろうと思う.

父親が対象としていた市場の大きさ(鹿児島や奄美大島, 沖縄)と比べれば, 他の経営者たちは世界で活躍しているので, 活躍のレベルでは全く比較できないけれど.

ただ, これらの本を読んでいると, 新しい情報をどれだけ早く仕入れて, 先に投資しておける人間は市場や能力が異なるけれど大丈夫だろうと思う. 今ある程度, 収入が安定していて地方でもそれなりの暮らしができている.

他の経営者も成功のレベルは違うけれど, 以下の条件が

1. 世界の最新応用技術の情報を仕入れているか

2. 世界の人材と戦える仲間と組めるコミュニティを形成できている 

3. (結果論もあるけれど) 小さなレベルから段階的に大きな市場になる場所にポジションを取れているか

この3つのような気がしている。父親は, 1.は持っていたが, 2.と3.については弱かったし, 最初に狙った市場が奄美大島だったり沖縄だったのでそこまで大きくならなかったが.

今の世界1.には誰もがアクセスできる世の中になった. そうすると, 2.や3.を持っている人間が強くなる気がする.

もちろん能力もあると思うけれど, 能力以前のところ考えることも大事と思う. 

研究でも似たような構造がありそうなので, そこを近いうちに分解しておきたい.


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