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■■海外移住を叶えたい人必見!■■  オーストラリア移住の話 ~その1~ 永住ビザのこと

今回は「海外移住を叶えたい人」にエールを送りたい気持ちから、僕自身が経験から学んだ成功のためのコツをシェアさせていただこうと思います。

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結論から言えば、「英語を身につける」ことよりも、「お金を貯める」ことよりも、まず最初に「傾向と対策」を知りなさい・・・ということなんですが、しばしお付き合いくださいね^^

僕がオーストラリアに移住したいと思い始めたのは、40歳を過ぎてからのことでした。

永住ビザって、本当は若いうちならずっとずっと取得しやすいんです。

ですが僕の場合、若いうちに自分で起業なんかしちゃったもんだから、寝ても覚めても仕事のコトで頭がいっぱい・・・海外移住なんて全く思いつきもしませんでした。。

ちなみにオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどは永住ビザの取得がポイント制となっています。

たとえば・・・
25歳~32歳までの年齢であればそれだけで、30ポイント。
大学卒業の学歴があれば15ポイント。
技術認定のある職歴があれば15ポイント。
IELTSテストで証明された英語力で20ポイント。

などなど・・・

僕がビザを申請した時は、合計65ポイント以上あれば、永住ビザがとれるという話でした。

ビザの要件は刻々と変わるので、僕がビザを申請した頃と今とでは、だいぶ変わっているかもしれませんが、とても明快なシステムだと思いませんか?

自分の年齢、学歴、資格、職歴、英語力などの条件で、何ポイント取れるかを調べれば、永住ビザが取得できるかどうかがすぐにわかるんですから。

しかもポイントが足りないとなったら、資格、職業経験、学歴、英語力など何を身につければ足りないポイントを補えるかがすぐにわかります。

その時代にオーストラリアが求めている技術や職業がポイントが高い傾向にありますから、例えばIT系のポイントが高いとわかれば、IT系の資格が得られる専門学校に行くなどすれば良いわけですね!

もし海外移住に興味がある方は「私はまだまだ、その段階にない」と思っても、できれば一日も早く移民エージェント等で相談してみることをオススメします。

今の自分に足りない要件を知ることが、実は移住への一番の近道なんです。

「さてお金も、時間も余裕が出来たから移住を考えてみようかな」
と思ってからビザのことを調べてみると・・・

「もう少し前に要件を知っていれば、何とかなったのに・・・」
ということになる人、結構多いんです。

今では「海外移住の可能性」を、オンラインで無料診断してくれるエージェントもありますから、ご興味ある方は早めに行動に移して下さいね^^

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そんなわけで・・・僕自身も「海外に移住できるといいだろうなぁ」と思い始めたのが40歳を過ぎてからですから、現実になるとは、正直、思ってもみませんでした。

だって、高校に入ってからは音楽ばかりでろくに勉強もしませんでしたし、社会人になってからは仕事の虫です・・・移住したいと思い立った時には、中学生レベル以下の英語力しかなかったんですから。。

しかし移民エージェントの診断を受けてみたら、なんと「永住ビザ取れると思います」という回答。

本当に驚きました!

実は、日本で会社経営をする人向けのビザがあったんですね。。
州政府スポンサー付きビジネスオーナービザというものです。
しかも、何とこのビザは「英語力免除」でした!

若いうちに夢中でやった起業が、この時になって僕の移住の夢を繋ぎとめてくれました!

ビザの種類は200ほどもあると聞いたことがありますが、その中で当時の僕が一番取得できる可能性が高い永住ビザが、これでした。

要件をざっくり言いますと・・・
・日本で会社の経営者であること。
・オーストラリアに会社を作ること。
・その会社で4年の間に、20万豪ドル以上の売上を立てること。

本当は、ものすごく細かい要件がたくさんあって、自分の素性を丸裸にされるほど細かい書類の提出が必要になるのですが、このビザに一番大切なのは「オーストラリアに新しく会社を作り実績を上げること」でした。

もちろん4年の間にオーストラリアの事業で実績を上げられなければ、永住ビザの取得はできませんし、作った会社をたたんで日本に戻らなければならなくなります。

でも「オーストラリアに移住が出来るかもしれない!!」という夢に、憑りつかた僕は、チャレンジすることしか考えられませんでした。

そして僕は大好きなギターを日本に輸入する事業を始めて、このビザに挑戦することになるわけですが、それまでやってきた仕事とはまったく畑違いでしたので、本当にいろいろなことがありました。。

この話はまた別の機会にさせていただきますね!^^

永住ビザって、取得すると何のメリットがあるの?

永住ビザは、よく永住権とも呼ばれますね!

まさしくその名の通り「永住ビザ」というのは、海外の国に永住することのできる権利です。

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オーストラリアの永住ビザについて言えば、選挙権以外はオーストラリアの国民とほぼ同等の権利を持つことが出来ます。

オーストラリアで仕事に就くことも出来ますし、健康保険や社会保障を受けることも出来ます。

そして特筆すべきは「日本の国籍を持ったまま取得が可能」であること。

要するに「永住ビザ」を持っていても、日本の年金や社会保障を受けることはできますし、日本に住んでも、オーストラリアに住んでも、どっちで仕事をしていても良いわけです。

まさしく2国間を自由に行ったり来たり出来る権利を得られるんです。

ただし気をつけなければならないのは、オーストラリアの永住ビザの場合、5年間のうち2年間(断続的でもOK)は、オーストラリア国内にいないと永住ビザが失効してしまいます。

ですからビザを取った後に、どのような生活をするかもある程度考えておく必要がありますね・・・

その点「ニュージーランドの永住ビザ」は、一度取っておくとずっと国外にいても失効しないそうです。

いま移住したい国として一番人気マレーシアにはMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)というビザがあります。

このビザはマレーシアで仕事は出来ませんが、50歳未満なら800万円、50歳以上は400万円程度の定期預金をマレーシアに積めば簡単に取得できます。

しかもこの定期預金には日本より高い金利がつきますし、2年目には引き出しが可能とのこと。
そしてニュージーランドの永住ビザ同様に国外にいても失効しません

10年ごとに更新は必要だそうですが、オーストラリアの永住ビザでも5年ごとに更新ですから決して悪くないですよね。

このように比較的簡単で条件の良いビザですから、一時、パンク状態だったほど人気のビザのようです。
これだけ人気だと、いつ条件が厳しくなるかもしれませんね。。

マレーシアで仕事に就けないことはマイナスポイントではありますが、今はインターネットで距離を超えての仕事も出来ますから、日本で収入を得られる仕組みさえ出来ていれば問題ないですよね^^

実際に僕も、オーストラリアに居ながら、オンラインで日本の仕事を続けておりまして、日本での収入で生活しています。

こうした場所を選ばない仕事の仕方は、これからもっと増えるでしょうし、海外に出てみるといろいろな気づきがあり、そこには当然ビジネスチャンスもあります。

オーストラリアに来て思ったのは、日本はやはり島国であるということ。。
周囲が日本人ばかりの状況に慣れてしまっていたんだな・・・と、つくづく感じました。

メルボルンは総人口の4割が移民だと言われるほどで、いろいろな国の人がそこココに当たり前にいます。

他国の人たちは言語の違いがあっても物怖じしないし、本当に逞しいです。日本人も、もっともっと多くの人が積極的に海外に出て、活躍の場を広げて行けると良いのになあ・・・とつくづく感じます。

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今回は、これから海外移住の夢を持っている人達へのエールを送るつもりで「永住ビザ」のお話をしてみましたが、文中でお話ししました通り、ビザの要件は本当に良く変わります。

実際に僕の時も、ビザを申請した直後に大幅な改正があり、もし2カ月遅れていたら、永住ビザ取得は叶わなかったと思います。。

僕がここに書いたことも古い情報となっている可能性が多々ありますので、海外移住に興味ある方はぜひ、早めに専門家に相談してみて下さい。

オーストラリアなら「オーストラリア 永住権」と検索すれば良いですし、海外移住、移民、移民弁護士、コンサルタント、エージェント、ビザなどで検索するといろいろ出て来ます。

出来ることなら、エージェント、移民弁護士など数件相談に行ってみることをオススメします。

担当者の知識や経験もそれぞれ違いますし、費用も違います
何件か相談に尋ねて情報収集しながら、自分に合う良い移民弁護士を見つけることも大切です。

実は僕も7~8件の移民弁護士やコンサルタントに会って、良い移民弁護士と出会えたことが成功の要因のひとつとも言えます。

グローバル社会と言われ始めて久しいのに、日本人にとっては海外への壁はまだまだ高い気がします。

思い立ったら、海外に出てみよう!!

もし何か聞きたいことなどありましたら、ご遠慮なくコメント下さいね^^


2020年11月26日
オーストラリアQLD州の自宅にて
ヒロスノウノヲト

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