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大師公園瀋秀園

 大師公園(だいしこうえん)への道順は川崎大師に向かうとわかりやすい。京急の川崎大師の駅から川崎大師の正面入り口に向かう。そして大山門、不動門を右手に真っ直ぐ進むと大師公園がある。
 この公園内に瀋秀園(しんしゅうえん)と呼ばれる中国式自然山水庭園があると聞き、一度訪れようと考えていたことが、今回実現した。
    公園そのものは、戦災を受けた戦後の開設(昭和24年1949年11月)。開設の経緯を詮索していないが、おそらく防災の意味があるだろう。芝生が多く広々としており大変良く管理されている。
 その中に昭和62年1977年に中国の瀋陽市との姉妹都市5周年を記念して造られた瀋秀園がある。規模が比較的大きく、無料でありながらも管理が行き届いている。
    なお江戸時代の大名庭園のなかには、中国の風景を作庭に取り入れる例がある。たとえば旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園などにその例を見ることができる。
 川崎大師を訪れる機会があれば、ぜひ立ち寄って欲しい場所である。
   アクセス 京急川崎大師より川崎大師。川崎大師の大山門、不動門を右手に見ながら徒歩で直進すると目の前は大師公園こども広場。そこから公園内を散策しながら進んですぐ。

図1 園内地図
図2 園内入口部 右手に「子ども広場」の遊具が見える
図3 「芝生広場」から「わんぱく広場」の遊具を見る
図4 瀋秀園北側外壁と「いちょう」
図5 瀋秀園内の秀湖

図6 瀋秀園内の攬翠亭(らんすいてい)
図7 瀋秀園内風景


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