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コロナ下のミュージック&ダンス・コンサート in デンマーク

以前のnoteでも紹介していますが、会社勤めとは別に、若者向けの超低コスト古着シェアサービスの「The Clothing Club」というソーシャル・スタートアップを手伝っています。

デンマークに来た時に、自分の人脈ネットワークを広げるために、メンバーとして加わったのですが、洋服ファッション系のコミュニティなので、チームメンバーにはなかなかファンキーでリベラルな子が多い。

喩えて言うと、原宿と下北沢を半分ずつ足して、渋谷をトッピングした雰囲気と言ったら分かりやすいでしょうか。 アラフォーのおじさん(僕)的にはとても新鮮です(笑)。

そんな The Clothing Club のメンバーが、イベントで DJ をすることになったそうでお誘いされました。でも、よくよく話を聞くと、なんと The Clothing Club の関係者が3人もそのイベントでDJをするとのこと!!

それは応援に行かなくては!

というわけで、「Future Female Sounds」という女性DJだけを集めたミュージック&ダンス・コンサートに参加してきました!! (本来はレイヴと呼ばれるイベントです)

DJとして会場を盛り上げるのは、新進気鋭の若手16人。そのうちの3人が The Clothing Clubのメンバーなのですが、1人はなんとトリの1つ前を務めるプロ級のDJでした (知らなかった!)。

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ただ、今はコロナがあるので、ミュージック&ダンス・コンサートはコロナ対策を施した特別ガイドラインでの開催。

まず、会場は屋外。オーフス市の南北をつなぐ陸橋のたもとの空き地がライブ会場でした。ちなみにこの陸橋は夜になるとライトアップされるのですが、毎日色が変わるそうです。

そして、観客のソーシャルディスタンスを徹底するため、警察指導の下で以下の追加ルールが設けられました。

- 各自敷物を持参すること
- 敷物は1メートル以上離して敷くこと
- イベント中は自分の敷物に座ること(立って踊ったり、歩き回るのは禁止)

というわけで、会場は↓のような感じ!

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なんだかピクニックのようですが、一番奥にDJがいて、かなり盛大なボリュームでノリの良い曲がズンズン♪

敷物が1m以上離れて敷かれている確認するスタッフがいるので、みんなソーシャルディスタンスを守りながら、敷物の上でノリノリ♫する感じです。

できるだけ人が動かないようお酒を買うバーはありません。飲み物を売る人が会場をぐるぐるまわるシステムでした。お酒を運ぶ台車は、その場しのぎな雑な作りだったので、日本の野球場で見かけるビール売り子がいたらけっこう人気になる気がするなぁ。

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原則、自分の敷物に座っていることがルールですが、音楽がノリノリなので、つい立って踊ってしまう人も♬。残念ながらすぐにスタッフが来て、座るように指導されてしまうのですが、前のカップルはノリが良すぎて何度も注意されてました (笑)

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人が全然密集していない&立って踊れないので、僕が知っているミュージック&ダンスコンサートとは全然違うイベントでした。

でも、みんな自分の敷物の上で思い思いにコンサートを楽しんでいるようす。結局、イベント終了時間の夜10時まで、ソーシャルディスタンスを保ちながら、すごく良い雰囲気の熱気に包まれていました。

個人的には敷物の上にゴロンと寝そべりながら音楽を聴くスタイルは悪くない。なんだかのんびりと音楽を楽しめるし、アラフォーの僕にとっては体力的にありがたい(一晩中踊りっぱなしは、もう無理と思う年頃なのです・・・ 😅)

また機会があれば来よ〜、と思ったけど、これから極寒の冬が来るので屋外コンサートは無理だ・・・💦

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