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雨模様の日々

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私の雨模様な日々の記録です。
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#エッセイ

寂しくなるじゃない

寂しくなるじゃない

今日は14時には病院に行って、入院開始。いや、もう開始しているのだけれど、外泊しているから今日から入院開始という気がする。

今日子どもを保育園に送っていくとき、子どもがなかなか離れてくれないから寂しくなって、入院やめようかなと思ったくらい。まあ、どんどん入院準備を進めているのだけれど……

とりあえず、タブレットPCは鞄に入れて、今は普通のノートPCで更新しています。久々にノートPCで更新すると

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不安な夜

不安な夜

入院する病院が決まった。自宅からは約一時間かかる離れた病院だ。それを知った時とても不安になった。コロナ禍で面会が制限されているところも多い中さらに、自宅から一時間もかかる距離の場所では、家族はなかなか来れない。

つい、口コミでの評価を見てしまい、その評価もあまり芳しくないことを考えると、なぜそこに紹介されるのかわからなかった。今通っている病院は凄く自分に合っていて、少しずつ病気と向き合う気持ちも

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憂鬱な夜に

今日は酷く落ち着かなくて、憂鬱になったり変にハイになったりする一日だった。とりあえず、本を読んでみるけれど、なかなかそれも思うようには進まず、途中で放り投げた。

積読本が増えていくたびに、私はこれを読み切る日が来るのだろうかと思う。けれど買わずにはいられないのは、性分なのか病気のせいなのかは分からない。

読むペースは決して早くない。一か月で二、三冊の時もあれば、十冊以上読む時もある。調子が良く

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秋の日

秋の日

今日は病院の日。病院に行く前に給料日だったので、リッチに朝ご飯。創業何年かわからないけど老舗の喫茶店でアイスオーレとミックスサンドを食べる。ちなみにこのお店は店内で煙草が吸える。禁煙禁煙の世の中で珍しい存在だ。

食べ終えて煙草を吸っていると、電話が鳴った。本社の保健師の方で、前回の休職の時にもお世話になったかただ。久々に電話で人と話す。元々電話が苦手なので、手が震えた。

病状の聞き取りだとか、

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金木犀とばあちゃんの思い出

金木犀とばあちゃんの思い出

金木犀の季節になるとばあちゃんを思い出す。

実家には金木犀が植えられていた。季節になると、金木犀の香りが家中にしていた。私はその香りが好きだったし、その香りがする季節が大好きだった。

うちのばあちゃんは、庭造りが上手い人だった。花をたくさん育てて、小学生時分はよく学校に持たせてくれた。金木犀もそうだ。学校に持って行くと「よか匂いやねー」「綺麗かねー」「碧季ちゃんちは、金木犀のあってよかねー」と

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運動会

運動会

今日は子どもの保育園の運動会だった。

コロナの影響で、未満児は保育の中で運動会を行い、今日園庭に集まったのは年少児以上の保護者のみだった。狭い園庭にいつもなら、所狭しと保護者がひしめく運動会も、今回はゆっくりと座ってみることが出来た。

年中児の我が子は、落ち着きも集中力もあまりない。最近はお叱りの言葉を受けることもしばしばで、心配しながら一人で運動会を眺めていた。

子どもを産んでから、私は酷

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叫びを心に携えて

叫びたくなる時がある。階段を駆け上がり、上りきったその先で大きな声で叫びたくなる時が。衝動はいつも理性と言うものに押さえつけられて、叫びはいつも心に携えられるだけのものになっている。

けれど、携えているだけで力になることもある。私は何時だって、階段を駆け上がり、叫びだすことが出来るのだ、と思えるだけで私は強くなれるような気がする。

昇級面談が始まった。私の番はまだ来ていないが、今年も昇級出来な

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