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地球全体での課題であるカーボンニュートラル。欧米など比べても進みが遅い今の日本で、少し…

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地球全体での課題であるカーボンニュートラル。欧米など比べても進みが遅い今の日本で、少しでも関心を持ってもらいつつ、カーボンニュートラル関連ビジネスを日本における新たな輸出産業になるような機会を創れないかなと思っています。きっとこのビジネスが今後の日本の産業を背負うと信じています。

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地球環境について考える

小学生の頃は夏休みになれば、30度になれば暑いと言っていたのが普通だったはず。 最近は夏といえば、いつの間にか35度超えが当たり前になっています。 そして大型台風や集中豪雨の被害。日本のみでなく、世界各地で地球環境による問題が多発しています。 中学校の社会科の時間には化石燃料はやがてなくなる・・・というニュース。 そして化学の勉強をすれば、化石燃料を燃やせばCO2がでるということを習いながら、CO2は熱を逃さない効果があるということを授業で聞きながら、 ◦経済発展をしていれ

    • 今や環境大国ケニアから学ぶこと

      今日3/23の「池上彰のニュースそうだったのか!」を夕食をしながら食べていると、サバンナがイメージのアフリカのケニアが、今はとても都市化が進んでいるということが取り上げられていました。ケニアは固定電話が広がっていなかったということもあり、今やほとんど携帯電話でビジネスが行われていて、キャッシュレス率は80%を超えているようです。 そんな中でケニアでは様々な環境対策が行われているようで、日本も見習ってもらいたいなと思ったので、取り上げられていた内容を紹介します。 1|プラスチ

      • 気候変動に向けてエシカルアクション!

        一週間前の2/24の昼過ぎ、たまたまNHK教育テレビをつけると環境についての番組がやっていました。その中でエシカルアクションという言葉を初めて聞きました。いや聞いたことがあるような気がしたのですがアンテナが立っていないから聞き流していたのかもしれません。 1|エシカルアクションとは 番組の中で紹介されていた説明がわかりやすかったのですが、SDGsは17もの目標があってその目標が多いためにすぐに出てこない。そのような目標を目指すための方法として、もうちょっとゆるく、良いこと

        • 今年の暖冬とその原因・・・

          昨日はとてもあたたかい日でした。春が通り過ぎてしまう・・・と思いながらふと今日2月15日のモーニングショーを見ていましたが、その暖冬についての特集をしていました。 1|暖冬の影響今年の暖冬での影響として、次のような事例が挙げられていました。 ・袋田の滝(茨城県) 滝全体が真っ白に凍結した「氷瀑(ひょうばく)」を見ることができるはずなので、それが凍っていないうようです。 ・乳穂ケ滝/におがたき(青森県) 上の流れ口から下の滝つぼまで凍ってつながるようなのですが、これがすべ

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        地球環境について考える

          捨て活で見つけた私の履歴書の切り抜き|因果倶時

          今日は気候変動関連とは異なる投稿をします。今日はYoutubeを見ていると、明日は捨て活が開運行動のこと。そうかと、早速、そういえば机の引き出しで整理されていない箇所があるなと、早速整理をしていました。そこで見つけたものから今日の記事を投稿します。 1|因果倶時 すると、最近はスマホの登場で全く使わなくなってしまった、前にとても気に入っていたおしゃれなシステム手帳が出てきました。 さすがにもう使わないだろうと、処分をしようと中身を見てみると、ずいぶん前に日経新聞の私の履歴

          捨て活で見つけた私の履歴書の切り抜き|因果倶時

          排出量取引制度の参加促進によって、国民の環境行動を変える

          1/12の日経新聞一面に大きく、「政府の脱炭素20兆円支援、排出量取引参加を要件に業種別に削減指針」という記事が出ていました。最近、環境関連のニュースに触れていなかったので、整理をしながらまとめたいと思います。 1)GX推進法とは? 脱炭素社会の実現に向けた新法GX(グリーントランスフォーメーション)推進法が2023年5月12日に可決、成立しました。これにより10年間で20兆円規模となる新しい国債「GX経済移行債」を発行できるようにし、民間資金と合わせて150兆円超の脱炭

          排出量取引制度の参加促進によって、国民の環境行動を変える

          デザインと気候変動への新しいアプローチ

          あけましておめでとうございます。 みなさん、こんにちは。ブログを書くのは約3ヶ月ぶりくらいになります。 8月からUX(User Experience)・UI(User Interface)デザインについての学びに専念をしていて、ようやく一通りの学びが終わったのでこのブログを再開したいと思います。 1)はじめに:私たちの小さな選択が大きな変化を生む この数ヶ月の間はデザインの勉強に専念をしていましたが、気候変動・脱炭素という大きなテーマは常に頭の片隅にありました。 UX(U

          デザインと気候変動への新しいアプローチ

          世界で急増する再エネ・・・日本における導入ルールを決めて規制をなくしたい

          9月に入っても気温が下がりきらない今の日本。世界でも異常気象が起きていますが、世界では再生エネルギーの導入が一気に進んでいるようです。しかし日本はその導入の遅れが著しい状況です。 1)再生可能エネルギーの設備容量を2030年までに3倍に 国際エネルギー機関は気候変動対策として再生可能エネルギーの拡大を提言したようです。しかしこの記事に記載されたグラフを見ると日本は全く進んでいるようには見えません。 2)日本で再生エネルギーが進まない理由は この新聞の記事を読み進めてい

          世界で急増する再エネ・・・日本における導入ルールを決めて規制をなくしたい

          G7/G20の「脱炭素電源」の比率が高まる中で・・・出遅れる日本は、環境意識が低いから?

          9/19の日経新聞の記事には「G7・G20の脱炭素電源比率高まる 10年以降7ポイント超」という記事が出ていました。ウクライナ侵攻などによって炭素電源に逆戻りしているのではと心配をしていましたが、世界においては、脱炭素電源である再生可能エネルギーおよび原子力発電所が増えているようです。 1)脱炭素電源が増えている日本 G7各国の発電比率についてのグラフがわかりやすく記事に載っていましたが、英国は風力発電を、ドイツは風力発電や太陽光発電を増やすことですでに50%を超えていま

          G7/G20の「脱炭素電源」の比率が高まる中で・・・出遅れる日本は、環境意識が低いから?

          国民を起点とした環境問題・脱炭素へできないか

          ちょうど関西方面の出張があり、新幹線の清掃が終わるのを待っているときです。ぼーっと新幹線ホーム上のゴミ箱を見ていました。 するとスタバのカップなどの紙ゴミが普通のビニールなどと一緒に捨てられていて、ゴミ箱は分別されているんじゃないのかな、とよく見てみると、 ・ペットボトル ・ビン・缶 ・雑誌 ・その他 という分類で、カップなどの紙ゴミもプラスチックごみもすべて「その他のごみ」の中に捨てていたようです。 1)ゴミ分別の効果って? そもそもゴミ分別の効果って何なのか、とちょっ

          国民を起点とした環境問題・脱炭素へできないか

          カフェでの使い捨て容器・・・環境問題への取り組みについて考える

          最近は週末、長い距離の散歩をして、休憩にカフェ・ド・クリエに入って、アイスコーヒーを飲みながら休憩をしながら、読書をしたり、メールをしながらゆっくりするのが習慣になりつつあります。 そんなカフェでコーヒーを一杯飲むと、容器とフタというプラスチック、さらにはストローが廃棄されることに疑問を持って、ちょっと環境問題について考えてみました。 1)カフェ・ド・クリエでの環境問題への取り組み そんなカフェ・ド・クリエでは、ストローは環境を考えて、自分自身で必要な人は取ってください、

          カフェでの使い捨て容器・・・環境問題への取り組みについて考える

          気候テックへの投資が過熱、日本でも徐々に。。。しかしまずは気候変動への対応の必要性を一人ひとりが感じるべきか。

          9月に入ったのに続く酷暑・・・、気候変動が進んでいる証左と感じる日々です。そのような中、9月4日(月)の朝日新聞朝刊には「気候テック ベンチャー投資熱」という記事が一面の端の方に掲載されていました。 1)気候テックとは 今、世界では毎年590億トンの温室効果ガスが排出されています。産業革命からの気温上昇を1.5度に抑え込まないと、地球上の気候がどうなるのか予測もつかなくなるということで、パリ協定では産業革命からの気温上昇を1.5度に抑えるという目標が定められ、そのために2

          気候テックへの投資が過熱、日本でも徐々に。。。しかしまずは気候変動への対応の必要性を一人ひとりが感じるべきか。

          地球環境に優しいマンション・・・タワーマンションは魅力的だけど控える時か

          マンションの低層階に住んでいるので、なるべくエレベーターを使うことなく階段を使った方が地球環境にも、そして健康面でもよいかなと思いながら最近は階段を使うようにしています。例えば3階へ移動するにも、エレベーターが10階などにあるとそれだけで下に移動し、そして3階に上がるという無駄な電力、つまりは地球へ負荷をかけることになります。 1)階段を使った場合の二酸化炭素削減量は? それを具体的に調べてみると、ちょうどその計算をしているサイトがありました。年間で14.5kgものCO2

          地球環境に優しいマンション・・・タワーマンションは魅力的だけど控える時か

          世界の海の異常高温が心配です。国民意識を変えるタイミングでは・・・

          今日8/27の日経新聞には  世界の海、5割が異常高温  平均水温、8月最高更新続く 生態系・漁業に悪影響 という見出しの記事が出ていました。以前にもnoteにおいて、日本近郊の海水温がさらに世界の平均よりも高くなっているということを書いたのですが、海洋熱波の状況が世界の海域で発生している状況のようです。大気に蓄えられた熱の9割を海が吸収するという事実から、これを防ぐにはやはり待機中の熱をいかに下げるか、つまりは温室効果ガスを出さないようにするか、にかかっています。 1)日

          世界の海の異常高温が心配です。国民意識を変えるタイミングでは・・・

          石炭火力発電所数が増加・・・国民の意識を変えるためには

          今日の日経新聞には、石炭火力発電所が廃炉数よりも新設数の方が多いという記事が出ていて、ショックを受けました。気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で示した、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑えることを目標都している中において、それが進むどころか後退している状態だと思います。 1)石炭火力の状況 環境省の資料にちょうどまとめられているのですが、同じ発電量で、石炭は0.733~0.867kg、LNGは0.320~0.415kgの二酸化炭素(CO2)

          石炭火力発電所数が増加・・・国民の意識を変えるためには

          ペーパーレス化を進めてはどうか・・・ただそのために再生可能エネルギーが必要では

          気候変動、カーボンニュートラルに貢献するために、企業としてはどのようなことがあるのか。 カーボンニュートラルに直接的に関わろうとすると、電力関連、食品関連や製造関連の企業での取組みが重要に見えます。しかし日本の産業構造においては、今は第三次産業が67%もあります。第三次産業とは小売業から人や物資を運ぶ運送業、さらに日本では電力事業も第三次産業に入ってしまうようですが、ITなども第三次産業です。 自分たちの企業はIT企業ですが、コロナ禍を経て自分たちの会社が取り組んでいること

          ペーパーレス化を進めてはどうか・・・ただそのために再生可能エネルギーが必要では