離婚を考えても、乗り越えていくには
ひろ健作です。
きょうは、どうすれば望むものを引き寄せるか、について話します。あるい意味それは、望まないものを引き離すには、とも取れるものです。
最愛の彼、お金、やりたい仕事、待遇――
その一部は思い描いたら手に入った! 好きな人をイメ―ジしていたら引き寄せた――などといった願望達成法、引き寄せ術では言ってます。
けれど、私は自分のこれまでの体験からそうではないと断言します。一時的に引き寄せたように想えても、何年も経つと別れてしまうからです。
最近も、何人かの例を観ました。ラブラブな状態を見せ、「引き寄せた」、「最高のパートナーです」などと言っていたカウンセラーの人が、いつの間にか別れていたからです。
その事実を知ったとき、「そうか、やっぱり言っていたことの一部には違う事実があったんだ」と腑に落ちました。ちょっとした違和感があったからです。
けれども売れているときは、その事実はわからない。本人も、周りも、うまく行っているように想えるから。けれど、そのうまく行っているように想える部分の、ちょっとしたすき間に、ほころびの糸があるんです。
好きなときはラブラブ状態――。だからちょっとしたすれ違い位なら誰だって簡単に仲直りできる。わざわざそれを教えにするほどのものじゃないんです。
むしろ難しいのは戦争状態に陥ったとき。中国と米国のように一色触発の状態に陥ったときです。そういうときってひと言言って爆発し、亀裂が生じるんですね。だから通り一辺倒な教えでは通用しない。
かくいう私も、妻のマダムれいことは何度もぶつかりました。お互い我が強い(教えに対するこだわりが半端ない)こともあって、トラとライオンが戦うくらい激しく意見を戦わせます。それは違う! そうじゃないじゃないか! そのアドバイスは違う! と。
はたから観たら、激しく夫婦喧嘩しているように感じられるでしょう。実際腹が立ってイキり立って文句をぶつけていくことも多々ありますから。
けれどもそれでも壊れないのは、相手の言い分を聴く時間を必ず持つようにしているから。どんなに腹が立ち、許せなくなっても、落ち着いたら、お互いの言い分を言い合い、受け止める訓練を積んでいるからです。
それは25年前にマスターした奇跡の願望達成法「クリアリング」を使って、お互い自分の言い分をクリアにしていくようにしているから。だからどんなに激しく怒りが噴き出したとしても、それを受け止める度量を持つようにしているんです。
なぜならそれは、恋愛とか結婚、人生のことを偉そうに言うのならそれくらいの実績(経験)を積んでいないといけないと思うから。自分たちがやれていないのに、人にアドバイスするなんておこがましい――そう想うからです。
これからも、熟成に熟成を重ねたワインやウイスキーのように、珠玉の、本物の教えを磨いていきます。
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