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こんな本、いままでなかった!

5年間、足かけ7年かけ執筆。『断り方の極意』~「NO」と言える技術と「ことわり」の作法。いつのまにか300ページに届こうかというまでボリュームが膨れ上がりました。

B案にA案の女の子をブレンド案

2016年にサラリーマンや主婦向けの処世術本を企画。4年をかけ2020年180ページ書き終え「こんな感じでどう?」と出版社に打診、

ところが・・・・・・

「これではちょっと出せませんね」と言われ、
「えーーっ それなら早く言ってよ!」

と叫んだ後、再度企画を練り直して2021年、「NOと言える技術、コミュニケーションで人間関係が困らなくなる」として200ページの本を書きあげました。

しかしそこからが紆余曲折。いったい自分が何がいいたいのかわからなくなり、願望達成法、人間関係構築法、処世術、営業スキル、女性の誘い方、男性の断り方、クライアントの成功事例、不快な症状が消えた例、アスリート選手がメダルを獲った事例、世の中の事故・事件・事例の解説など、

書いては消し、書いては消ししていきました。

そうやって書いていくうち「断るのは苦手」「要望を言えたら救われる」ということに気づいていきました。とくに日本人は上の人から指示されたら、いうことを聴かないといけないと思いがち。

しかし言うことを言わないと、だんだんと内と外とのバランスが悪くなり、体調を壊す、トラブルを起こす、事件・事故につながるといったさまざまなことが起きるようになります。

そこでこの本では30年に渡る自身の気づき・体験・クライアントの事例を中心に、どうすれば上手に断れるか、どう言えば要望を受け止めてもらい、通るようになるか、心を砕き、書き上げていきました。

そうやって遂にまとめ上げたのが今月出す本。総勢300ページ。7年をかけて書きあげた本です。

こんな本、いままでなかった!

読み返していて思ったのは、こんな本、いままでなかった! ということ。
「断れない理由」にはじまり、直接言う方法、間接的に言う方法、待遇条件を良くするには。攻撃をかわすには。などテーマは多岐に渡っています。

また自身がパワハラにやられ、つぶれそうになったとき、小説を書きながら脱け出しての体験も――。もうホントてんこ盛り・ぜんぶ乗せという感じの本になったんです。

ただ、そうは言っても、読んでもらって、はたしてこれが伝わるかな、と。テクニックや方法を知りたい人にとっては「早く結論言ってよ」と思うだろうし、癒しが欲しい繊細な人には「そこまではムリ」と思うだろうし、スピリチュアル好きな人には「もう少し聴きたいのに」と思うだろうからです。

しかし、です。どんぴしゃのターゲットがない代わりに、あるときは「いじめの回避」あるときは「争いの回避」あるときは「パワハラの虐待」あるときは「お誘いの上手な断り方」あるときは「ハリーポッターのような物語」と1冊で何冊も読んだような奥の深さも入れています。

ただ・・・・・・、そうは言っても、端的に見て行くとやたらと長い話が延々と続くように観える部分もあり、同じような話をくり返しているように観える部分ありで、自分的に納得できているわけではありません。

しかしそんなこと言っていたら10年が過ぎそう・・・・・・。いま、このタイミングで出すことに意義がある。そう思えた私は急ピッチで最後の追い込みを進めています。

まもなく完成――。あと少しでクランクアップ。ではお楽しみに。

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