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セガの黒歴史のRPGを遊ぶ!迷走しまくって、ギャルゲーになった硬派なRPG【シャイニングシリーズ】

迷走しまくって、ギャルゲーになった硬派なRPG【シャイニングシリーズ】

前回の記事で、食わず嫌いなゲームを投稿しましたが、他のゲーマーからすると、グラブルなんか普通じゃんとか思うと思いますけど、アニメとか漫画好きな人には本当に申し訳ないんですが、アニメと漫画が苦手・嫌いな人間からすると、結構ハードル高いんですよね。アニメが嫌いって事は、絵柄、特に立体感のない顔と表情も眉毛が上げ下げするぐらいで、表情筋一切ピクリともしないマネキンぽい感じですし、あの大きな瞳が苦手で、更にあのアニメ声とかセリフの言い回しとか、よくあるヲタク同士のネタとか馴れ合いみたいな掛け合いが嫌いなんで、グラブルもそんなノリが多いんだろうなぁ、、、ウンザリって思ってたんですけど、寧ろ、戦闘中含めパーティー同士の密度の濃い掛け合いが気持ちよかったですね。声だけじゃなく、ちゃんと実際にヘルプにも来てくれたりと、グラブル リリンクは、A.I.もそれなりに賢くかなり楽しかったですね。

画像はすべてヒロポン64ビットのSteamスクショより

だから、かも知れないですが、本当に今まで嫌ってたJRPGのガストのアトリエシリーズとかブルリフとかを遊ぼうって、気持ちに変化が訪れたんだと思います。あとフルリメイクされる日本ファルコムの軌跡シリーズも今回のニンダイで発表されていたので、Steamでも発売されるなら、ぜひ遊んでみたいと思いました。という事で、ちょっとというか、もう随分前のゲームで、まぁ、5億年前に居た古巣のゲームという事で、結構辛口なんですけど、良かったらご一読してください。

迷走しまくって、ギャルゲーになった硬派なRPG【シャイニングシリーズ】
何を言ってるんだ?って感じですけど、メガドライブのシャイニング ザ ダクネスの3DダンジョンRPGから、シミュレーションRPGになったり、アクションRPGになったり、格ゲーにもなったり、ギャルゲーになったりと、ゲームの雰囲気も内容もブレブレなシリーズですけれども、根強いファンから支えられていたシリーズですが、最近は新作と言えば、辛うじてSwitchでシャイニング レゾナンス リフレインが2017年にそして格ゲーのブレイド アークスなんちゃらかんちゃらが、2019年にでています。

一応Steamでも追加キャラの無いVer.が販売されていますけど、SEGAらしく安定のおま国で、日本からは購入できません。

という事で、アニメ系のゲームも結構面白いじゃんと食わず嫌いが治ったというか、やっと目覚めたので、その流れで、Tony氏がキャラデザインするシャイニングシリーズを最近遊んでいます。3億年ぐらい前のシャイニング ザ ダクネスとかシャイニング フォースは遊んでいましたが、Tony氏のキャラになってからは、1回も遊んでいません。理由は、上にも書いていますが、アニメや漫画が苦手・嫌いだからです。発売当時は、なんか、特にこのイラストレーターさんの瞳が特に苦手で、キャラの目が死んだ魚の目っぽく感じて苦手だったんですよね。これ、本当に御本人様とファンの人には申し訳ないんですが、アニメや漫画を見る習慣も無いアニメと漫画に全く興味がない人間からすると、どのアニメもマジで、髪型や髪の毛の色が違うだけで、おんなじ顔に見えるし、アニメなんで当然のっぺりした特徴のない顔ばっかりに見えるんですよね。あと、エイリアンみたいにデカい瞳とか。これが結構苦手というか、無理っていう感じだったんです。

で、シャイニング レゾナンス リフレインとブレイドアークス バトルアリーナをSteamでプレイ。結構この時期のSEGAは、おま国が本当に多いので、ブレイドアークスは鍵屋で3,000円で購入。レゾナンスも3,200円なんで、2本でミドルプライスの1本という感じで、レゾナンスの休憩に格ゲーのブレイドアークスを遊ぶという感じで、セットで遊んでます。

で、アレだけ苦手だったのをプレイしてみての感想。
結論から言うと、レゾナンスは、PS3時代のゲームですけど、ぶっちゃけシナリオに操作面、グラフィック、音など色々キツイ所もあり。約10年前のゲームとは言え、あの頃既にPS3でドラゴンズ ドグマやデビルメイ クライに他機種でもベヨネッタなどがあり、レゾナンス リフレインは特にPS4が既に発売されている時代のゲームとしてみると、やっぱ発売当時でも結構キツイんじゃないかと。今の中華アニメ調ゲームのアクションの大元にもなってるニーア オートマタとか、今でも普通に通用するモンハンワールドが発売されている時代に発売して良いアクションバトルのゲームではないなと。


多分、このスクショを観ている人もそう思うでしょうが、PS3時代のゲームですよって言われても納得しそうなスクショでしょ?これがPS4版としてこの世に出たっていう事は、なんだかなぁと言う感じで、2010年代後半から2022年ぐらいまで、和ゲー最強!とまで言われてた時代に作られたゲームとは思えない。なんか、PCエンジンのゲームを遊んでいるかのような古さを感じる。グラフィックの配色がなんとなくPCエンジンぽいんですよね。

流石にこれには笑ってしまったw笛らしいですけど、こんなの上腕二頭筋がムッキムキになるやつやん。

見た目は、兎に角なんですけど、特にSEがヤバい。PS1とかPS2のSEってなんかモゴモゴしてるような音質で、音量だけがやたらバカでかくって、耳障り悪いみたいなSEが多かったじゃないですか?

あんな感じで、今のPS5などから見ると音質が3世代ぐらい前で、ドラゴンのドスドス歩く音とか、まるでPS1時代のゲームの様な足の動き=足音のSEとかではない全然シンクロしていないSEの付け方で、開始1時間で、これは非常に厄介だなぁと、これマジで値引きも無しで買っちゃったけど大失敗だった?グラフィックも全体的にPS2みたいな感じで、ぶっちゃけ正直今の時代に遊ぶ価値あるのか?このまま続けて遊べるのかな?なんて思っていましたが、、、?

ゲーム開始直後は、中学生が考えたんか?っていうシナリオと台詞回しで、ちょっと投げそうになる。あんなモジモジしてハッキリしない主人公がこれまた世界を救うみたいなストーリーで、そんな自分の意見すら言えないようなガキが世界なんか救えるかい!!って思いながらもゲームを進めると、、、女性キャラが3人プレイアブルで使用可能になり、セコい売り方をして大批判を浴びたDLCの着せ替え衣装とかを触りつつ、序盤を遊んでみると???

アイドル衣装に水着に制服にメイド服と捗る衣装が多い元硬派だっのを完全に忘れたシャイニングシリーズ。

見事にドハマリしました。いやぁ、でも2年ぐらい前の自分なら秒で投げてた。グラブル リリンクとかブルリフとかを遊んだお陰で、プレイしよう!って興味も持てたし投げ出さずに済んだ。

戦闘のアクションの動きやモーションなんかは、かなり酷いですけど、15年前ぐらいのレトロゲー的な目線で遊ぶと、結構面白いといえる。かも。敵のモンスターのデザインとか普通に良いので、それこそ、グラブル リリンク風にリメイクするか動きやグラを今のアニメ調にするか動きをシュッとさせれば3980ぐらいで出せば、結構売れるのでは?と思える。

なんつーんだろう、遊んでる感覚は、聖剣伝説やグラブル リリンクみたいなアクションRPGをアクションカッコいいーとか思いながら遊んでいるんじゃなく、なんかチマチマ敵を突っついてる。それこそ先日発売された聖剣伝説の戦闘シーンを昔風のグラフィックに戻して遊んでるという感じになり、これは、これで面白いと思えるようになりましたね。良い風に言うと、味のある戦闘が楽しめる。でも、アレだけ苦手だったこの絵柄にも慣れて、モデリングの粗さにも慣れて、面白いと思えるようになったのは、やっぱり何かしら、ゲームの本質的には惹きつける物があるんでしょうね。戦闘でも動きがカクカクなんで、狙いつけるのも難しく、結構難易度高めなんですけど、それがなんか妙に面白い。

でも、発売当初の100円でDLC衣装を1着1着販売したりとかセコ過ぎる販売方法で大炎上し爆死。100円で売れたとして、それがなんの利益につながるんだよと、寧ろマイナス面の方がデカくて、購入してもらえなくって、誰の目にも触れられない埋もれるコンテンツの方がヤバいでしょうに。せっかく作ったクリエイターさんが可哀想。この辺が、昔っからそうですけど、SEGAの弱い所。10年前のRPGで衣装の切り売りなんてヤバい。誰が買うんだよ、、、あのSEGAの子会社でアトラスってありますやん。今じゃ完全版商法メーカーとか言われる。その前はコーエーさんが散々完全版商法って言われてましたけど、それが今はアトラス=完全版商法と言わるまでになりましたけど、それよりも酷いDLC販売方法の全部込みの完全版。

ゲーマーやユーザーから信頼されるゲームメーカーって、この手の悪名というかあだ名というか、悪い評判みたいなのが1回定着するとダメですよね。だから、他のゲームメーカーも結構気を使ってユーザー無視な事は減りましたけど、それ以上に折角時間を掛けてクリエイターが作ったコンテンツをワザワザ切り売りにして、DLCや完全版として販売する戦略は、ユーザーからも好かれないし、何よりクリエイターからも好かれないと思うんです。みんなに自分の作ったコンテンツを観てもらいたい!遊んでもらいたい!と思ってる人が殆どで、2年間掛けて作ったけど、3ヶ月掛けてモデリングしたけど、1ヶ月掛けてデザインしたけど、観なくて良いよなんて思ってる人はいないと思うんですよね。細切れでセコいDLCを充実させてなんの意味があるのよと。どかっと本編に盛り込んでおいてやっと売上がそこそこになるゲームでしょ?こんなにも強気なセコいDLCやっても100万本余裕で超えます!とか、普通に300万本売れました!放置してたら、1000万本売れてました!良かったらDLCも買ってやじゃないでしょ?10万本売るのもキツイ感じのゲームなのに、SEGAは何をしてるのよと。

時々、この手のキャラメインのゲームで、女性キャラの胸や衣装のセクシーさをナーフしたり、カメラモードでキャラに近寄ると直ぐにキャラが非表示になったりして、っていうのが良くありますけど、そんな事をしてなんの意味があるんだと。それやって売上本数が爆増するのか?と。寧ろ、それほど売れない販売本数から更に下がるだけじゃないの?と。この手のセクシー表現に自主規制しないと、100万本売れない!!!っていうのなら理解できますけど、10万本も厳しいのに自ら勝手に自主規制して勝手にユーザー裏切って、勝手に爆死しに行ってる滑稽なゲームを時々観ますけど、アレなにが目的なんでしょうね?セクシーな衣装を自主規制で発表時よりも前作の時よりもナーフするなら、そもそもそんな衣装デザインにしなきゃ良いのにと。
いや、時代の変化でそうなってるです!という人も多いですけど、自主規制で自ら売上減らしてるじゃんと。発売前・発売後にギャーギャー言ってる人らは、買いもしない客でもない人達ですよ?乳揺れやスカートの短さに文句を言ってる人は、あなたのゲームを買ってませんよ??

鼠径部ギリギリの攻めすぎな衣装が多い元硬派だっのを完全に忘れたシャイニングシリーズ。
胴回り腰回りの3Dモデルの造形が素晴らしすぎると、このシャイニング レゾナンスは、その点だけは、全然何も配慮していないので、下からっていうかスカートの中にカメラが入ってパンツ見れるとかGOODなんですが、やっぱ如何せん最初のDLCのマイナスイメージがデカ過ぎる。SEGAは本当に商売が下手!

そんなにDLCが酷い売り方だったの?
シャイニング レゾナンスと違い、シャイニング レゾナンス リフレインは150ものDLCコンテンツがてんこ盛り!戦闘でHPゼロになってゲームオーバーになって、コンティニューする100円券も要りません。そもそもゲームのコンティニューに金を取るなんて、この当時のSEGAは今の今までアーケードゲーム感覚でCSのゲームを作ってたのか?ってぐらい非常識で、本当にゲーム業界にいる人間が制作したのか?と思えるほど。この辺は、カプコンさんもドグマ2で当初、新規スタートやキャラメイクやり直しに金を取ってたので、いつの時代になってもアフォなマーケティングにゴーサイン出す人は居るもんだなぁと。なんか、こうもっと売上を減らさいなと!!爆死させないと俺死んじゃう!!とかの病気なの??ってぐらい世間のゲーマーの一般常識や期待から外れまくる事をするメーカーや人が多いですよね?

と、本当に色々辛辣に書いていますが、面白いか面白くないかで言うと、普通に面白い。特段めっちゃ面白い!とは言えないけど、ゲームとして遊んでいて面白い。発売当初にこの絵柄が好きだったなら、多分普通に発売直後に遊んでたかも。
ただし、今の2024年に最新のゲームと並行して、ガッツリ遊ぶとなるとかなりキツイですね。2024年のゲームを遊んでいない、若しくは、2010年ぐらいでゲームプレイの歴史が止まってる人やここ数年のスタイリッシュなアクションゲームを遊んでない人なら大丈夫かなぁと言う感じ。
本当に良い所っって?本当に良い所を挙げるとなると、結構難しいんですが、戦闘中の歌と、メイド服と水着にしてRPGのフィールドを駆け回って、モンスターと戦える!コレぐらいでしょうか?今の所、自分のこのゲームを10分で投げ出さずに持続的に遊んでいる明白なモチベーションへの寄与は、その衣装と歌ぐらいですね。シナリオはガチで最近の凝ったシナリオのゲームを経験していると、うーんって感じ。

鼠径部ギリギリの攻めすぎな衣装が多い元硬派だっのを完全に忘れたシャイニングシリーズ。

そんな色々酷い言われようですけど、今まで全く手を出さなかった系統のゲームを遊んでみて、やっぱ食わず嫌いはダメだったなぁと、今まで手を付けていなかったゲームも色々と遊べるなと言う事になってきました。
結局は、エロ要素も適度無いとダメなんですよね。露骨なんは避けられますけど。ホラゲの恐怖もエロい衣装だと乗り越えれますしね。

という事で、実際に聖剣伝説の最新版を遊びつつシャイニング レゾナンスも遊んでいますが、なんだろうなぁ、ガチで惜しいゲームだなぁ。
という事で、気になった人は、どうでしょう?Steamのセール時には80%OFFぐらいの時もあるので、遊ぶというか、観賞用でどうでしょう?


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