見出し画像

「なまけ者のさとり方」を読みました

愛について、考えていた。
私が愛だと思っていたものは、
愛情であって、愛ではなかった。

愛は、自由だ。

自分も相手も、今のそのままの状態を愛する。

変えようとしない。
変わらなくてもいい。
変わってもいい。

ただ、そのままを、そのまま。

ゆるす、受け入れる、あきらめる。
別の言葉で表現すると、そういう感じになるのかも。

愛するとは、好きになることではない。
好きになれなくてもいい。

自分や、誰かを、愛せない自分だって、
愛せない自分のまま、愛せばいい。

どんな状態の自分も、
それでいいじゃないか、と愛すること。

いまの自分で、いまの相手で。
満たさなければならない基準なんて、ない。

愛に、理由はいらない。

さからわないこと。

何にも捉われず、愛に基づいて行動し、自分が気持ちよく、幸せに感じることをすればよいのです。

「第四章—困難に直面したら」より引用

かたまり(愛せない状態)にも、
スペース(愛の状態)にも、
なりたければ、どちらにもなれる。

変わってもいいし、そのままでもいい。

呼吸を深く、吸って、吐く。
本当は吐いてから吸うのがいいけれど。
そんなこと、関係ない。

深く、ゆっくり、たっぷり、息をしよう。

読みながら、私自身がゆるされた。
かたまりになることもある。
そんな自分も、いいじゃないか。
私は、スペースの自分を選ぶ。ただそれだけ。

いま、この瞬間、愛を選ぶ。

何度も読みたい1冊です。

「なまけ者のさとり方(著:タデウス・ゴラス/訳:山川紘矢・亜希子/PHP研究所/2004年)」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?