映画「リアリティ」を観ました
私はこの事件を知らない。
誕生日特典で、映画鑑賞無料チケットの期限が迫っていたから、たまたま観た。
感想をどう書いたらいいか。
実際のFBI尋問録音データを使用して、
会話を完全再現したらしい。
取り調べの音源って、犯人を逮捕した後は、
公開していいものなのだろうか。
国民への忠誠を誓うなら、
真実を知らせなければ。
そう思って行動したリアリティ(犯人)と、
この映画を作らなければと思った人たちは、
同志か。それとも、エンタメ消費者か。
リアリティは、ナウシカが好きみたい。自宅には「風の谷のナウシカ」の主人公ナウシカのシールが貼られていたり、ノートにイラストを描いたりしている。そして、生き物を愛している。
ナウシカは、本質を追求する。
問題の真の原因を探求する。
腐海が存在する意味を知った時。
物事の見え方は、変わる。
問題が解決した後の世界では、
もう生きられないとしても。
それでも、最善を尽くして、奔走する。
やるべきことを、やる。
正義感は、悪なのか。
正義を担う存在(FBI)は、善なのか。
忠誠を誓う相手は、誰なのか。
リアリティが告発した国家機密は、
ロシアゲート疑惑。
アメリカの選挙に、
ロシアが介入していたとしたら。
国家機密漏洩は、罪。
だけど、リアリティが告発しなければ、その事実はなかったこととして消し去られていた。
どちらが、正義か。
ナウシカなら、どうするかな。
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