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「信頼とギバーのスタンス」スタートアップのマネージャーが大事にしていること

こんにちは、メダップの西海です。

「大病院 × Vertical SaaS」のスタートアップでインサイドセールのマネージャーをやっています!

今日は、私がマネージャーとして心掛けている価値観についてお話ししたいと思います。

(2-3分でさくっと読める内容となってます!)

自己紹介

前職では、カケハシというVertical SaaSの会社に入社し、THE MODEL組織の立ち上げに伴い、インサイドセールスのマネージャーとなりました。

入社当時の社員数は80名ほどでしたが、私が退職するまでの3年間で、急拡大フェーズを経験し、最終的には300名以上の規模に成長しました。

(CEOの中川さんが当時の大変さを語っているnoteがありました!)

その後、かつての同僚である藤原さんの声かけで、メダップに入社しました。現在は26名のメンバーで構成されるシリーズAのスタートアップで、組織の立ち上げフェーズを経営層と共に進めています。

私のキャリアの特徴は、営業組織のマネージャーをしているものの、営業の実務経験が全くないという点です。こうした状況でのマネージャー業務は、いくつかの特徴があります。

・自分ができないことや経験がないことをメンバーに担当させ成果を上げる
・数字が不足しているときに自分で成果をカバーできない
・チームに背中を見せるリーダーシップができない

成長角度を求められるスタートアップでは、ちょっとした縛りゲーです。w

そんな私ですが、優秀なメンバーのおかげで、入社依頼、チーム目標の連続達成記録を継続中で、事業成長に貢献する強いチームがつくれています。

スタートアップは異なるバックグラウンドを持つ人々が、様々な思いを抱えて集まる場所です。ビジネスのテクニックはもちろん大切ですが、それだけでは成果を上げることは難しいです。

そして、日々猛スピードで色々なことがアップデートされるので、実務経験があったとしても、それ自体すぐに陳腐化します。

スタートアップにおいては、マネジメントの役割が特に重要であると感じています。

スタートアップのマネージャーとして大切な価値観

その価値観は「信頼」です。

メダップでも「Trust」というカルチャーが根付いています。私は仲間との信頼があってこそ、本当の力を発揮できると考えています。

その中でも、特に焦点を当てているのが「ギバーかテイカーか」というスタンスです。

ギバーは単純に言うと、他者に提供しようとする人のことです。逆にテイカーは、もらうことを一番に考えて、自分の利益を追い求める人を指します。

大事なのは、ギバーでいることは自己犠牲ではなく、相手に多くの価値を提供しようとするスタンスだと思います。

それは大袈裟なものでなく、自分が与えるものより、相手から多くのものを与えられることに、「少しの居心地の悪さ」を感じる程度で良いと思っています。

現在、私はチームのマネージャーを務めており、その中でも特に大切にしているのが、チームがギバーでいられているかということです。

ギバー同士が協力すると、まるで魔法のように相乗効果が生まれます。ギバー同士がタッグを組むと、お互いにより多くのものを与え合って、チーム全体が成長します。

逆に、テイカー同士が組むと、取り合いになって何もかもがうまくいかなくなります。

ギバーが集まるチームを築くためには、まずはマネージャー自身が、ギバーとなることが大事です。

・成長機会を与えられているか?
・良き仲間に囲まれた仕事環境を与えられているか?
・充実した仕事を与えられているか?
・成果に見合った報酬を与えられているか?

チームのモチベーション低下や成長意欲不足を感じるマネージャーは、一度、自身と会社のスタンスを見直してみることをお勧めします。メンバーのスタンスの前に、あなたがテイカーになっているかもしれません。

スタートアップを成功に導くためには、ギバー同士が一堂に集まる強力なチームを構築することが不可欠です。

信頼と成果、両方を手に入れるために、ギバーのスタンスを大切にしましょう。

おわりに

メダップは、「経営から、病院を変える。病院から、医療を変える。」というビジョンを掲げ、少子高齢化が進行しても、誰もが安心して医療を受けられる社会の実現を目指しています。

ニッチでユニークな領域ですが、この国の医療制度にも関わる意義深いビジネスをやってます。

もし興味があれば、こちらのnoteもご覧いただけたら嬉しいです!

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