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「現状維持」は老化のはじまり

今日のおすすめの一冊は、小林弘幸氏の『はじめる習慣』(日経ビジネス人文庫)です。その中から『「はじめる」を習慣に』という題でブログを書きました。

本書の中に『「現状維持」は老化のはじまり』という心に響く文章がありました。

近年、リスキリングという言葉をよく耳にするようになりました。これは「新しい分野で新しいスキルを習得する」という意味のものです。 新しい学びを政府も推奨していますが、自律神経の観点からも新しいことを学ぶのはとてもおすすめです。 

何かを学ぶと気持ちが前向きになり、意欲的になります。 それは周囲を見渡してみれば一目瞭然。何かを積極的に学んでいる人とそうでない人を比較すれば、明らかに前者のほうが前向きで、気力が充実しているものです。

気持ちが前向きになれば、それだけ体のコンディションもよくなり、日々の充実度も違ってきます。日常に充実感を覚えていると、睡眠の質もよくなりますし、朝起きたときの気分も違う。まさにいいことずくめです。

「今、何も学んでいない」という人は、ぜひ何か学びはじめることをおすすめします。 何も学ぼうとしないのは「現状維持でいいや」と思っているのと同じ。そう思った瞬間から老化がはじまると考えてください。 

こんな話をすると「自分には学びたいことがない」「何を学べばいいかわからない」という人もいます。そんな人はもっと気軽に考えてみましょう。「学び」が仕事につながっていなくても構いません。少しでも興味があることなら何でもOKです。 

テレビでラグビーやバスケットボールの日本代表戦を観て興味を持ったなら、クラブチームの試合を観てみるのでもいいですし、NHKの大河ドラマを観ている人なら、その時代の歴史の勉強をはじめるのも一案です。

 最初はさほどやる気がなかったとしても、学んでいるうちに必ず意欲が湧いてきます。 学びとは「意欲があるからやる」のではなく「やっているうちに意欲が生まれる」ものです。ぜひ、何かを学んでみてください。 テーマは問いません。 学ぶことであなたは毎日進化していきます。 
《勉強するから意欲が生まれる》

◆どんなことも一歩踏み出すことが大事。踏み出せば、はずみがついて、歩き始めることができる。学びも同じで、まずはじめてしまうこと。すると、はずみがつく。

たとえ、それが続かなかったとしても、まったくやらないより大きな進歩だ。「はじめる」を何度も繰り返せばいい

とにかく現状維持にならないこと。ほんの少しでいいから、前にすすむこと。現状打破という現状を変えようとすること。

「現状維持」は老化のはじまり、という言葉を胸に刻みたい。

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