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サラリーマンを辞めました。普通の会社員が感じること。

ご無沙汰しております。普通のサラリーマンです。
他の記事にも書いてきましたが、9月末をもって仕事を辞めちゃいました。
(経緯についてはこちらを読んでください)

8月中旬に辞めることを決意し、それから1か月半働いてきました。
この間、色々な心境の変化があったので、書いておこうと思います。

何故か気持ちが沈む(8月中旬~下旬)

会社を辞めることを決意して上司にも伝えた後の2週間程度、何故か気持ちが沈んでいました。
とにかくモチベーションが出ない、とにかく日中も眠たい、夜は9-10時頃に就寝し10時間くらい寝てしまう日も出てくる等、鬱の入り口だったのか??という期間が続きます。

実は、その時の気持ちははっきりと覚えてないのですが、自分はこの先起業という自分自身のやりたいことがあるのに、(この時は)全く興味がないと感じている仕事を続けなければいけないことがとても苦痛で、やる気が出ていませんでした。
同じPJだった方には大変申し訳なく思います…

その時は、退職までのカウントダウンも自分の心の中でやっていたのですが、9月末までもつ気が全くせず、いつ休んでしまうのかと自分でもヒヤヒヤしていました。

体調を崩す(9月1週目)

そして体調を崩します。1週間強体調が悪かったと思います。
とにかく喉が痛くて、身体もだるくなっていました。
その時は家族全員が同じ症状にかかっていたので、おそらくコロナだったのだと思います。

また、少し話は変わりますが私は結構お酒が好きで、8月のお盆期間に毎日飲んでいました。
しかし、妻に怒られたのもあり、お盆後からお酒を控えています。(正確には家では全く飲まない。頻度は少ないですが、外で友人や取引先の方と飲むのはOKというものです)

体調が崩れたのはこの離脱症状もあったのかなとも思います。

体調が回復してくる(9月2週目)

徐々に体調が回復してきます。
それに伴い仕事に対してもまじめに向き合えるようになってきます。

また、その時からお金の不安が出てきます。
なので、節約やメルカリ出品に力が入ります。もはやメルカリに毎日何かしらのものを出品し始めます(起業の準備を進めろ当時の自分w)

そして、その時から痩せ始めます。よくあるカッコイイ仕事用プロフィール写真を撮ろうと思ってきます。

ようやく体調が完全に回復し、色々な活動をし始める(9月3週目~末)

9月3週目に入ってようやく体調が完全に回復しました!
実はそれまで本当に頭が働かず、ずーっとモヤがかかったような感覚でした。話すときにも言葉が詰まってでてこず、やばかったです。(末期状態…)

そのため、ようやく仕事に対してもエンジンがかかりました。(最後の2週間で!)

また、この時から読書量が増え、筋トレ頻度もかなり上がり、起業のための活動もでき始めます。

まず、読書に関しては、今後何もかもが自分の責任になるからなのか知識を欲するようになります。

自己啓発本を読むこともあり、今までの仕事の取組みやキャリアの築き方について振り返り、反省することが増えてきました。

その時に思ったのは、自分は責任感が強いほうだと自己理解をしているつもりでしたが、実は内心は他責にしていて、”不満”によって決断をしてきたことが多いなというものでした。

そのような心理では、成長速度も遅いし、満足感の高いキャリアを描けなくて当然だと思います。これは一番の反省でした。

あともう一点感じたことは、自分は子どもだなあということです。
自分に甘かったり、他人に素直に感謝ができなかったり、プライベートも仕事も含め、自分の中の子どもを育てていく必要性を感じました。

筋トレについては、通う回数を増やしました。
身体と心が資本になるので、パフォーマンスを最大限に発揮できるように鍛えないといけないと感じたからです。
自分は体力がないし、ふと沼に入ってしまうと頭の回転が一気に落ちてしまうので、今後も鍛え続けようと思います。

起業の準備については、元々付き合いのあったクライアントへの初期提案や商談のセットが出来てきました。
起業初期の段階では特にクライアントの紹介によって仕事を受注していくことが多くなるので、数は絞りながらもいかにバリューを発揮できるかにこだわる必要があります。なので、クライアント側から提供されたデータや、競合のサービスを見ながら、自分の提供価値をどのように差別化していくのかを日々考えています。

最終出社を終えて感じていること

最後に、サラリーマン生活を終えて感じていることは下記の3つです。

  1. 事業会社からコンサルに転職した経験はとても良かった
    私は新卒で事業会社に入って、その後戦略コンサルに入ったのですが、振り返るとこの経験はとても良かったです。もちろん辛いこともあったのですが、色々な”幅”が広がったという感覚です。

    新卒で入社した会社1社しか経験していないと、色々な人・会社の持っている価値観もわからなかったし、コンサルの仕事がどのようなこものなのか、世の中には優秀な人ばかりということもわかりませんでした。

    事業会社とコンサルという全く違う環境だからこそ、これらの振れ幅はとても大きく感じました。同時にそのギャップにとても苦労しましたがw

    ただ、それらを知れたことで、単純に自分が起業した後も受けられる仕事が増えましたし、今後出てくる様々な決断のための素地が厚くなったと思っています。(思いたいです)

    あと、コンサルの人は優秀ながら、とてもフラットに話せて、心地よい人が多いです。

  2. 妻や家族など周りの人への感謝
    急に会社を辞めて、起業をすると決意したことに対して、
    全く文句も言わないし不満を出さずに前向きに協力してくれる妻や、
    興味がないと思うほど心配もせず普通でいる実家の家族には、ほんとに助けられてるなあと感じます。

    妻が反対してれば動けなかったし、普段起業に対して前向き(というよりどこか楽しんでるのか??とも思います)にしてくれているおかげで、自分の不安感はかなり軽減されているのだと思います。

  3. 不安・虚無感・わくわく
    やはり不安はあります。そして自分を守ってくれるものが一切ないからなのか、一定の虚無感もあります。自分がこんな不安定な人生になるなんて思ってもみなかったと感じます。

    ただ、わくわく感が強いです。これからどうやっていこうか、とても大変なんだろうな、先が見えないな、ということを考えると何故か笑えてきます。

    この気持ちを忘れず、今後やっていければいいなと思います。

以上、長文となりましたが、今後は起業後の出来事や、できれば役立ち情報などつらつらと書いていきます。

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