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『雪散る渚は。』

鉄紺に呑み込まれ
多ければ多いほど1つが浮かぶ
酸欠気味のアウト・サイダー

沸き立つ水は無くなり
3コードのロックン・ロールが叩く
最後の欠片、手探る

包み込む全ては張り子か
5番目の季節が肋骨の裏を這う
早くアレを取り戻さなきゃ

©️ 2019 HIRONORI

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