出たぜ、印税20%の出版社!
ひろのぶと株式会社、2022年5月6日付、投資家募集 新聞広告。
コピーライティングを担当した、株式会社BASEの西島知宏と申します。なぜ私が、この新聞広告を担当するに至ったのか。それは「頼まれたから」に他なりません。
「何かコピー案『あるとしたら』ご提案くださいませ」。「何かコピー案『あるとしたら』ご提案くださいませ」。私も長く広告業界におりますが、これほどライトで雑でスポーティな発注は見たことがありません。普段なら「ふざけるのは会社名と、いつも着ているクマのTシャツだけにして頂けませんか?」と秒で断る所ですが、そこは前職の先輩後輩の関係性、ブラックな依頼として泣く泣く受け入れるしかありませんでした。
ところがところが、です。ひろのぶと株式会社のビジョンをよく読んで、座っていた椅子から転げ落ちそうになりました。
「印税率で出版を変えたい」
いや、マジメか!と。会社名とTシャツと発注方法はふざけてるが、マジメか!イーロンマスクか!パーパスドリブンか!マジでやるのか!と。
以前「ライター」に関するインタビューで、不誠実な回答を繰り返していた人間と、とても同一人物には思えない「男の信念」が、そこにはありました。
【2017年11月16日】
【2018年3月7日】
「印税率で出版を変えたい」
きっと、マジメになる薬でも飲んだのでしょう。そうに違いない。だとしても。んがしかし、素晴らしいと思いました。「田中泰延」という男の印象が360°、ガラリと一周回った瞬間でした。
「日本の印税は、低すぎる。だから変える。」
出版の常識を変えていく「ひろのぶとイーロン株式会社」の今後に、乞うご期待です。
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